株式会社インシップ 2020年2月19日 広告表示差止訴訟 | 林田学監修:適格消費者団体の動向

林田学監修:適格消費者団体の動向

元政府委員・薬事法ドットコム社主の林田学です。適格消費者団体の動向についてお伝えしていきます。
適格消費者団体は、景表法・特商法に関して消費者庁を補完する役割を果たしており、その動向は重要です。

 

1.消費者団体

消費者ネットおかやま

 

2.概要

 

1)消費者ネットおかやまは、2019年7月12日、7月25日に、「ノコギリヤシエキス」の新聞広告について、「頻尿改善」を訴求するのは景表法違反であるとして申入書を送付したが、いずれも受取拒絶で返却された。

 

 

2)上記を受けて、2020年2月19日、消費者ネットおかやまは新聞広告の差し止め求め岡山地方裁判所へ訴え提起した。

>>訴状

 

コメント

インシップの強気の対応が今後どうなるか注目されます。

また、クロレラ事件で京都地裁が用いた誤認のロジック=医薬品的効果をうたっていながら医薬品ではないので誤認にあたる=が継承されるのかも注目されます。