肌のターンオーバーを正常な状態に戻すことは、美肌作りの第一歩です。
ターンオーバーが乱れる原因は色々とありますが、寝不足やストレス、無理なダイエットといった生活習慣の乱れやライフスタイルに起因するものに加え、外部からの刺激としては、紫外線がよく知られています。
ターンオーバーの乱れは、肌荒れだけでなくニキビを引き起こす原因にもなるので要注意。
ということで今回は、ターンオーバーを促して、健康な肌を作るために必要な食品や栄養素、食材について調べてみましたのでご覧ください。
亜鉛
亜鉛は新陳代謝に欠かせないミネラルで、細胞の合成を行ったり、皮膚や粘膜を健康に保つ働きがあるなど、肌のターンオーバーを促進させるために最も重要な栄養成分です。
髪の毛を健やかに保つためにも必要で、免疫力をアップさせたり、精神状態を穏やかにする作用もあります。
なぜなら、亜鉛には新陳代謝を活発化させてるからです。
豚や鶏のレバーをはじめ、牡蠣、やホヤ貝といった貝類、牛肉・卵黄・タラバガニ・パルメザンチーズ・煮干し・ピュアココアといった食材に亜鉛は多く含まれています。
ビタミンA
皮膚や粘膜の状態を正常にして、肌のターンオーバーを促進させる栄養素がビタミンAです。
ただ、ビタミンAには注意する点が一つあって、とり過ぎると骨が弱くなったり、食欲不振や悪心、嘔吐・脱毛・発疹といった体調不良の原因にもなります。
また、赤ちゃんに先天異常が起こる可能性があるという報告もあるので、妊婦さんは一日3,000μgREを超えて摂取しないようにしてください。
何事も適度が大切なので、適度に摂取しないように気を付けましょう。
ビタミンAは、カボチャやニンジン、鶏や豚のレバー・アンコウの肝・うなぎ・ホウレンソウ・焼き海苔・モロヘイヤといった食材に多く含まれています。
ビタミンB
ビタミンBの中でも、肌の細胞を活性化して肌のターンオーバーを促したり、皮膚や粘膜の正常化に関係するのがビタミンB2とB6です。
ビタミンB2は、豚や牛、鶏のレバーや、魚肉ソーセージ・納豆・ずわいがに・たらこ・いわし・焼き海苔といった食材に多く含まれています。
ビタミンB6は、ニンニク・豚のレバー・牛のレバー・鶏のレバー・ササミ・カツオ・マグロ・サンマ・サバ・アジ・生ハムなどにが多く含まれています。
ビタミンc
肌の保湿に欠かせないコラーゲンの生成を助けるはたらきや、抗酸化作用や、肌のターンオーバーを促進するために欠かせないのがビタミンCにはです。
新陳代謝には不可欠な栄養素で、ピーマン・ブロッコリー・カリフラワー・ケール・ゴーヤ・イチゴ・ゆず・アセロラジュース・パセリ・レモンといった食材に多く含まれています。
ビタミンE
抗酸化作用や、血行を促進するはたらきがあるのがビタミンEで、肌に栄養素を送る作用があることから、「若返りのビタミン」ともいわれています。
アンコウの肝・赤ピーマン・イクラ・イワシ・タラコ・ウナギ・モロヘイヤ・しそ・大根の葉・カボチャなどにビタミンEは多く含まれています。
以上、簡単ですが、肌のターンオーバーに欠かせない栄養ををざっとご説明してみましたが、意外にも身近な食材にお肌の健康に必要な「優れた栄養素」は含まれているんですよね。
いくら栄養価が高くても、高級すぎたら続けることができません。それだと意味がなくなりますが、これらの食材はスーパーでも簡単に手に入るので、毎日の食事に少しずつ取り入れてみましょう。
肌のターンオーバーを体の内側から助けて、健やかな肌を手に入れてください!