ニキビができて赤くなっているのは炎症した状態です。ニキビができただけでも嫌なのに、それが赤くはれてしまったらもう最悪です。
痛くてグツが悪いだけでなく、どうしても目立ってしまうので人目も当然気になってしまいます。
なので、こんな赤ニキビができた日には、朝から憂鬱になりその日の気分も台無しになってしまいます。
ということで今回は、炎症を起こして赤くなってしまった「いや~なニキビ」を少しでも早く治すための方法を調べてみましたのでご覧ください。
ニキビの炎症を抑える
赤ニキビは、毛穴に詰まった汚れや皮脂が炎症を起こしているので、まずやってほしいことは炎症を抑えることです。
それには薬が一番で、抗炎症作用のある塗り薬は非常に効果的です。
お手軽なのはオロナインで、どこの家庭にも常備されているほどのメジャーな塗り薬ですが、さっと塗るだけでも赤ニキビの炎症を鎮める効果が期待できます。
これに対して、ステロイドと抗生物質が含まれているテラ・コートリル軟膏という軟膏もあります。
ニキビの炎症を抑えるのには、オロナインよりも優れた効果があるのですが、ステロイド剤なので、長期間の使用には向きません。
多くの方がその効果の高さに驚くほどですが、連続して使うのは1週間ほどにして、必要な範囲だけの使用にとどめましょう。
刺激が悪化の原因に
炎症を起こしているニキビを刺激することは、症状をさらに悪化させる原因になります。
ニキビができると気になってついつい触ってしまいがちです。けど、触ることが刺激になるので、きになっても触らないようにしてください。
ましてや、指で潰すなんてことはもってのほかです。絶対に止めましょう。潰すときは専用の道具を使って潰してください。
お化粧で隠したいところですが、ファンデーションなどをニキビに直接塗るのは止めた方がいいです。
お化粧はで隠すのはどうしても必要な場合にして、それ以外は低刺激のパウダーなどを使うようにしてください。
髪の毛が触れるのも刺激によるニキビ悪化の原因になるので、長髪の方は特に注意したほうがいいです。
なので、髪でニキビを隠すことは避けて、髪の毛をピンでとめたりゴムでまとめることの方がニキビを早く治すためには大切なことです。
お風呂で注意したいこと
赤ニキビができているときは、お風呂の入り方にも注意が必要です。
まずは洗顔ですが、手のひらでゴシゴシ洗うのは止めましょう。ニキビができているからといって、洗顔するたびに顔をごしごしと洗う行為は、自分からわざわざニキビを刺激しているようなもの。
予防にもならずむしろ逆効果なので、低刺激の洗顔料をたっぷり泡立てて、優しく洗い上げてください。
シャンプーなどのすすぎ残しも、ニキビ悪化や炎症の原因になるので、シャンプーやリンス、ボディーソープを使った時は注意が必要です。
なので、すすぎ残しを少しでも減らすためにも、髪の毛、体、顔の順に洗っていくことのをオススメします。
最後に、タオルで顔を拭くときは、必ず洗いたての清潔なものにして、押し当てるようにして優しく水気を吸い取ってください。