【ローソン、一部商品の“消費期限”を6時間延長!】 | 【実録・倒産社長の奮闘記】~こうして店は潰れた!~小林久ブログ

【実録・倒産社長の奮闘記】~こうして店は潰れた!~小林久ブログ

老舗スーパー三代目→先代の赤字1.5億円を2年で黒字化→地域土着経営で中小企業の星に→中小企業診断士試験に出題→早過ぎたSDGs →2017年まさかの倒産→応援団がクラファンで3,000万円支援→破産処理後は「笑って泣かせる」講演講師に。『現代ビジネス』コラムニスト



 

 

 

コンビニのローソンが、手巻きおにぎりや手巻き寿司など、売れ筋商品の“消費期限”を6時間延長して、「食品ロス削減」に向けた取り組みを開始する。

コンビニ各社は、ロス削減のために「値引きシール」を貼って売り切るように変わってきたが、ローソンがそれをまた一歩進めたことになる。

 



これは「賞味期限」ではなく「消費期限」を延長するため、これで売れ残ったら100%“廃棄処分“になる。その損失負担はフランチャイズオーナー側がするのかどうかは定かではないが、商品の寿命が伸びれば、売れる可能性も増えロスは減ることになる。

元々“お高い“コンビニおにぎりゆえ、この延長した「消費期限」を前に、多少の値引きをするかどうかはまだ不明だ。

私なら「消費期限」迫ったおにぎりより、少しでも新しい商品を選んでしまう。値段が同じなら誰でもきっとそうだろう。

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私も常々思っていたことだが、日本の「賞味期限」や「消費期限」は短か過ぎるのである。まだ期限が残っているのに、独自のルールを定めてメーカーに返品していた大手スーパーもあるほどだ。

👤「食べられるかどうかは、匂いを嗅いで、自分で判断しろ」
こんな笑い話も、まだまだ家庭の冷蔵庫の中では残っていそうだ(笑)

穿(うが)った見方をすれば、「食品ロス僕滅のため」といいつつ、フランチャイズオーナーの「廃棄ロス負担」を軽減するための方策にも見えるが(失礼🙏🏻)、ともあれ商品の「寿命」を長くすることには賛成である。

たとえ6時間「消費期限」を伸ばしても、本来なら全然問題はなく、なんならあと6時間伸ばしたところで、(多少固くなっても)腹を壊すことはない。

これを機に他のコンビニもスーパーもローソンに続いて欲しいと思う。


☝️こんなとき、必ず「なんかあったらどうする!」との声が上がる。

👤心配なら買わなきゃいいだけのことである。

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【追記】
「ファミマ」も消費期限を「2時間」遅らせると発表しました。“後出しジャンケン“になりましたが、やらないより全然マシです。さて「セブンイレブン」は?

 

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