スーパーで買ったミニトマトを家で開けてみたら、中にいくつか“玉割れ”が…。
先日、そんなことがありました。自分の見落としを悔やみつつ、「これ、どうしよう?」と一瞬迷いました。
こんな「買って帰ったら、商品が傷んでいた」という経験、夏場には特に増えます。常温で販売される野菜や果物は、冷蔵品に比べて劣化が早く、パックの中で他の商品と接触することで傷みが進んでしまうことも。皆さんも経験がありませんか?
スーパー側も当然チェックしていますが、限られた人手の中、入荷したての商品をノーチェックで出すこともあれば、売れ残りに「値引きシール」だけ貼って陳列することも。だからこそ、買う側がよく見て選ぶことが大切です。
とはいえ、どんなに注意しても「ハズレ」が出ることはあるもの。
そんなとき、「仕方ないか…」と諦める前に、ぜひ購入店舗に連絡をしてください。
☝️レシートがあれば返金や交換に応じてくれるのが普通ですし、仮にレシートを失くしても、商品現物と購入時間が分かれば対応してくれるケースが多いです。商品の写真を撮っておくのも有効です。
注意点はひとつ。冷静に、事実だけを伝えること。怒鳴ったり感情的になったりしてしまうと、逆に伝わりにくくなります。店員に伝えれば、責任者につないでくれるますから、身構えなくても大丈夫です。
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SNSでは、「持って来いと言われた💢どうすれば店にダメージを与えられるか?」なんて過激な投稿も見かけますが、感情をぶつけるより、事実を淡々と伝える方が、圧倒的に建設的です。
ちなみに「保健所に通報してやる!」というのは、実はあまり意味がありません。
保健所はトラブルの仲裁役ではなく、指導機関です。まずは店に伝えるのが基本。
とはいえ、食中毒など体調不良がある場合は、病院と保健所の両方に連絡してください。
☝️最後に、買い物の際は、店の清潔さにも注目してください。
陳列棚の整理整頓、冷蔵ケースの温度チェック表、店員さんの身だしなみ…。
そうした「見えない努力」が、トラブルを防ぐ「商品管理」につながっているのです。
声を上げることは、クレーマーではありません。
安心して買い物できる環境を守るための、大切な行動です。
👤こんな内容の記事が、次回『スーパーマーケットファン』に掲載されます!
またお知らせいたしますので、ぜひご覧ください。
【小林久ホームページ】