元記事の「備蓄米」の販売の条件になっている『1家族につき1点限り』のお断り。
スーパーなどでよく見かけるフレーズだが、実際の現場ではこれがまた混乱の元になるのだ。
スーパーはチラシ広告などで「特売品」をアピールし、来客を促すのが古典的な販促である。「赤字覚悟!」などと言っても覚悟するだけなので、並んでまで買いたい商品は稀である。
イメージ的には「ちょっと安い」程度だろう。
しかしここ一番の特売では、原価を割る(またはそれに近い)価格で勝負を賭けることもある。
👥「バーゲンハンター」がこれを見逃すはずはない!
そこで店側は、一部の人だけでなく“広く浅く“特売品が行き渡るように「条件」をつけることがある。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
①「お一人様1点限り」
→これだと何回もレジを通って買う客が現れる。子供を使って複数買う客もいる。
そのため、
②「◯◯円以上お買い上げの方、1点限り」とする。
→買い物を分けて条件を満たし、いくつも買う客がいる。
そのため、今回のイオンの様に、
③「一家族様につき1点限り」という条件で備蓄米を売る
☝️これ以外にも、
・中学生以上のお客様に、
・◯◯◯円以上お買い上げの方に、
・ひと家族様につき1点限り
こんな「売りたいのか売りたくないのかわからない条件」がつくことも珍しくない。
スーパーならまだ被害(影響)が少なくても、家電やゲーム機などの販売条件は、(転売防止の点からも)とても厳しいものになる。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
👥いくら条件をつけても、
・お父さんが車の中で待ってるから2つ売って!
・お腹の中の子供も人間です(@_@)
・中学生以上って小学生はダメなの?差◯するの?
と、「ああ言えばこう言う族」が現れる。
そしてそれを甘んじて許せば、ルールを守っているお客様に申し訳が立たない。
☝️今回の「備蓄米」販売においても、日本中で“押し問答“が交わされることだろう。
小売店のスタッフのご苦労にエールを贈りたいm(_ _)m
【小林久ホームページ】