【お米はここにあったのか!】〜「笑い」と「地雷」の境界線 | 【実録・倒産社長の奮闘記】~こうして店は潰れた!~小林久ブログ

【実録・倒産社長の奮闘記】~こうして店は潰れた!~小林久ブログ

老舗スーパー三代目→先代の赤字1.5億円を2年で黒字化→地域土着経営で中小企業の星に→中小企業診断士試験に出題→早過ぎたSDGs →2017年まさかの倒産→応援団がクラファンで3,000万円支援→破産処理後は「笑って泣かせる」講演講師に。『現代ビジネス』コラムニスト



 

 


👤私も米は買ったことがありません、正直。
支援者の方々がたくさん米をくださるんですね。
まさに売るほどあります、私の家の食品庫には。

(原文ママ)

米の高騰に日本中が右往左往している時に、これでは反感を買うのも仕方ない。

ましてや農業行政のトップの発言である。

政治家の方も地元へ帰って、親しい支援者を前に話をすると、つい口が緩むことがある。

アドリブを利かせて、笑いのひとつも取れば、懐の深さもにじみ出るというものだ。

私も人前で話す時、中身より「いかにウケるか、笑いを取るか」そんなことばかり考えている。そしてよくスベる_| ̄|○

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👤「消費税減税はしない。自分の政治生命を賭ける!」と言った偉い政治家

👤「米が高いといっても、コンビニのサンドイッチに比べりゃまだ安い」と言った偉い人

👤「ひめゆりの塔」の展示に自分の見解を述べて、のちに謝罪した人

👤 「国民に受けることばかり言うと国は滅びる」と言った、全然ウケない国のリーダー


同じことを言ってもキャラクターで許される人とそうでない人がいるが、公人ともなれば、人前で話す時は(その発言が切り取られることも想定して)、発言には細心の注意を払うべきである。

今回の「米なんか買ったことない、みんながくれる、家に山ほどある」と言っちゃった農水大臣…。ちょっと頼りない感じはするが、「辞めろ、辞めろ!」と言われるほど悪いお方には見えなかった。しかしこれで状況は一変。

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「口は災いの元」「沈黙は金」とは言うものの、黙っているばかりでは仕事にならない人がいる。

☝️私の勝手な理屈だが、世の中には
①言っちゃいけないこと
②言わなきゃいけないこと
③できれば言わない方がいいこと


この3つがあると思っている。
のさじ加減が人間関係の肝(キモ)とも言える。

(自戒を込めて)誤解を受けたり、足元を救われることのないよう、言葉には気をつけたいものである。

ここで一句 【大臣も おかわりしづらい 米不足】

 

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