【ナイスアイデア!『センキョ割』】 | 【実録・倒産社長の奮闘記】~こうして店は潰れた!~小林久ブログ

【実録・倒産社長の奮闘記】~こうして店は潰れた!~小林久ブログ

老舗スーパー三代目→先代の赤字1.5億円を2年で黒字化→地域土着経営で中小企業の星に→中小企業診断士試験に出題→早過ぎたSDGs →2017年まさかの倒産→応援団がクラファンで3,000万円支援→破産処理後は「笑って泣かせる」講演講師に。『現代ビジネス』コラムニスト


 

 

最近何かと「夏の選挙に向けて…」と前置きをするニュースが多い。

選挙に落ちたらタダの人(以下)と言われる先生方に取っては、人生を左右する大きなイベントでもある。

👤『選挙に行きましょう!』という人

👥「そんなの行っても世の中変わらないよ!」という人


ともあれ日本の“選挙″は投票率が低い。

「宝くじ」とは違うが、ともあれ買わなきゃ何も始まらない。

選挙も行かなきゃ何も変わらないのだ。(宝くじも最低10枚に1枚は当たるw)

☝️そこで投票率を上げようと、全国各地の学生や青年会議所・商業団体が企業に声を掛け、『センキョ割』というキャンペーンを広めている。

 



これは“投票済証“または投票所で撮った“写メ“を見せると、小売店や飲食店・サービス施設などの協力店舗で、様々な割引が受けられるというもの。国から補助金などは出ていない。

東海地域のアピタ60店舗では、ショッピングモールに「期日前投票所」が設置され、投票すると「玉子6個入パック」が貰えたという。

「先着50名・2,000円以上のお買い上げ」など条件はあるものの(投票にインセンティブを与えることの是非はともかく)、とてもいいアイデアだと感心した。

 



昔から選挙の投票日(日曜日)は、スーパーにとって稼ぎどきでもあった。

田舎などは投票率が高いので、その日は家族で遠くに遊びには出掛けず、家の近所で過ごす人が多かった。

『モーニング娘。』の曲に、🎵選挙の日は投票に行って家族で外食する、というフレーズもあったと。うちのスーパーでも、その日は『号外チラシ』を入れて、売り上げを稼いだものだった。

👤全ての方がお客さんであるスーパーは、「政党の偏り」があってはならない(と思っている)。

そのため、店の駐車場には各政党の「ノボリ」が設置され、さしずめ“万国博覧会“のようにカラフルだった。その結果、敵も味方も関係なく、みんなが買い物に来てくれた(笑)

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👤「選挙」を商売の“ネタ“に使うなって?

☝️それなら政治家が頑張って、国民を幸せにする“ネタ“を提供したらいかがでしょうか?

「センキョ割」でサービスする店は、投票日も店を開けて必死に頑張っいます。

選挙の時だけ“汗をかく“先生達とは全然違うのだ。

👥えっ、まさか投票率が上がらない方がいいと思っている政党がある?

 

 

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