【地上波テレビのステマ番組】 | 【実録・倒産社長の奮闘記】~こうして店は潰れた!~小林久ブログ

【実録・倒産社長の奮闘記】~こうして店は潰れた!~小林久ブログ

老舗スーパー三代目→先代の赤字1.5億円を2年で黒字化→地域土着経営で中小企業の星に→中小企業診断士試験に出題→早過ぎたSDGs →2017年まさかの倒産→応援団がクラファンで3,000万円支援→破産処理後は「笑って泣かせる」講演講師に。『現代ビジネス』コラムニスト

 

 


☝️もうみんなそんなことは分かってる…。

コストコ・ロピア・業務スーパー・イオン・コンビニ・ファミレス・回転寿司・ニトリ・家電etc.

👤「この番組は、ご覧の提供でお送りしました」

企業PRも形を変えて、バラエティ番組だと思って見ていたら「な〜んだ、これって番組ごと丸抱えの宣伝じゃん!」と思うことが多い昨今である。

「ベスト10を当てなきゃ帰れまてん!」

「プロが見たらこんな商品はダメだ!」

「◯◯でこんなにたくさん買っちゃいました!」

「◯◯円でこんなに買えちゃうよ〜」


自称『◯◯マニア』の芸能人が店舗を訪れ、「ワーワーキャーキャー」とはしゃぐ光景(失礼🙏🏻)

もちろんこのような「企業PR番組」には、ライバル会社の提供がつくことはない。

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視聴者に知らせることなく、公共の電波を使って企業の宣伝をすることは、「中立公正」が旨である放送事業者として「御法度」のはず。

☝️『ステマ』と呼ばれるこの手法、
本来なら「これはPR、またはCMですよ!」とお断りを入れなければルール違反となる。

YouTubeを見ても、発信者が企業から依頼を受けて有償で宣伝するものは「案件です」「プロモーションを含みます」と表示されている。

これに対して地上波のなんと「緩い」ことか?
ニュースなどの報道番組でなければ、番組ごと(有償で)企業に販売していいものなのか?それほど地上波テレビの経営が厳しいのか?(厳しいのだろうな…)

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👤地方局のラジオ番組など、「パーソナリティ自身がスポンサーを獲得してから持ち込まないと『企画書』が通らない」と言われるほど予算がないと聞いた。

公共の電波であるにせよ、経営状態が悪くなれば全てビジネスに繋げたい。広告効果が下がってきたが、まだまだ地上波を見る層に訴えたい企業側と、少しでも利益を上げたいテレビ局の思惑が、こなような番組が出来上がる仕組みなのだろう。

☝️そんな番組ばっかりだ…(ー ー;)
かえって「テレビショッピング」の方が清々しいぞ。

そうじゃないのは『孤独のグルメ』くらいかな五郎さん?

 

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