【ワイシャツをクリーニングに出す人は全体の8%】 | 【実録・倒産社長の奮闘記】~こうして店は潰れた!~小林久ブログ

【実録・倒産社長の奮闘記】~こうして店は潰れた!~小林久ブログ

老舗スーパー三代目→先代の赤字1.5億円を2年で黒字化→地域土着経営で中小企業の星に→中小企業診断士試験に出題→早過ぎたSDGs →2017年まさかの倒産→応援団がクラファンで3,000万円支援→破産処理後は「笑って泣かせる」講演講師に。『現代ビジネス』コラムニスト

 

 


私は自営業だったので、サラリーマン経験は(多少の修行期間を除いて)ほぼ無い。しかし、いわゆるサラリーマンの戦闘服は「スーツにネクタイ」の時代を過ごしてきた世代である。

最近では「クリーニング屋」に行く機会は全く無くなった。直近行ったのは「礼服」のシミ取りをお願いした時くらいである。

「ノーネクタイOK!」の普及により、私が今の仕事で人前に立つ時も、自己判断でネクタイはしない。そして自称「ブルーカラー」ゆえに白くて眩しいワイシャツも着ないと決めてから久しい。

ユニクロや他のシャツメーカーは『ノーアイロン』のワイシャツを廉価で普及させてきた。そうでなくても、家で軽くアイロンを当てれば(表現が昭和w)、シャキッとする素材を売り出した。

そのおかげかどうか、街のクリーニング店は減り続ける一方である。(方やコインランドリーは20件間で2倍!) 個人のクリーニング店の収益はもはや個人客ではなく、宿泊業や病院等の法人に移行しているのかも知れない。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

昭和の時代は、クリーニング専門店で固くノリ付けされた白いワイシャツに袖を通すことで、大人になった気がしたし、そもそもワイシャツやネクタイは、相手に敬意を示すための制服であると教えられた。時代は変わり、ずいぶん快適になったものだ。

今では「共稼ぎ」で忙しい夫婦も、コインランドリーで洗濯と乾燥して時間や面倒さを省いている。毎日着なくても、ワイシャツ一枚160円〜300円の出費は大きい。

加えて最新式の家庭用ドラム洗濯機は、コインランドリーのそれにも引けを取らない。今や季節の変わり目にコートや制服のみをクリーニング店に出す方が多いのではないだろうか?

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

「洗濯板」を持って川に行ったり、汲み上げた井戸水で洗う光景が懐かしい(笑)

昔の洗剤はみんな粉末で大きな箱に入って売っていました。

その名も『ザブ』『アタック』『トップ』『ニュービーズ』、(知らないとは言わせませんよ笑)

☝️売り上げ一位が、トップからアタックに入れ替わった時のキャッチコピーは、

【「トップ」交代、「アタック」ナンバーワン!】でした。
汚れと共にキレイにオチました(^_−)−☆

 

https://www.kobayashihisashi.com