【1日に100万人がトイレを使うローソン】 | 【実録・倒産社長の奮闘記】~こうして店は潰れた!~小林久ブログ

【実録・倒産社長の奮闘記】~こうして店は潰れた!~小林久ブログ

老舗スーパー三代目→先代の赤字1.5億円を2年で黒字化→地域土着経営で中小企業の星に→中小企業診断士試験に出題→最年少山梨県教育委員長→早過ぎたSDGs →2017年まさかの倒産→応援団がクラファンで3,000万円支援→破産処理後は全国の経営者に寄り添う日々


 

 

 


コンビニを利用する理由に「トイレの利用」を挙げる人は多い。コンビニの店舗が今ほどなかった昔、急な「行事」の際は皆どうしていたのだろう?と考えてしまった。

👤「トイレを借りるのだから、何か(ガムの一つも)商品を買わなきゃ!」これは私を含めて多くの利用者が思うことではなかろうか?

「自分は何も買わない!買う時もあるし、そもそも『ご自由に』と書いてある」、まあそんなに目の色を変えるほどのことではないって?私が悪かった🙏🏻

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☝️ローソンは1997年に「トイレ開放」を宣言している。

店で買い物しなくても、ご自由にトイレをお使いください!ということである。水道代や清掃の人件費・備品購入等、少なからずコストが掛かるトイレを万人に開放することは頭の下がる思いである。トイレを「社会的インフラ」と捉えているとのこと。

他のコンビニも強く拒絶する訳ではないが、事故やトラブル防止の意味を込めて「使用の際はスタッフにお声がけください」と記されている。

観光地や繁華街、イベント会場の近くにあるコンビニは、鼻から「トイレはありません!」と書かれている店舗も多い。もちろんスタッフ用のトイレはあるが一般客に開放はしない。これも事情は理解できるので、客側がどうこう言える問題ではないし、「サービス業だろ!」と吠えても勝ち目はない。

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☝️状況によっては「有料」でも使いたいトイレである。

①コストは店が払うのだから、少なくとも顧客に限定すべきである。

②トイレがあるからこそ、お客さんも入るしイメージも売り上げも上がるものだ。

私がかつて経営していたスーパーの中に、高速道路のまさに出入口に位置する店舗があった。観光客も多く、長距離ドライブの後店に寄ってトイレに行く+高速に乗る前に家族でトイレを済ませる、という店舗だった。

もちろん買い物の強制もしなかったし「どなた様もマナーを守ってお使いください」と解放していた。(当時スーパーのトイレにウォシュレットなどまだ無い頃、すでに設置)

その結果その店は、全店舗の中でも1、2を争う繁盛店となり、旅行雑誌の「神対応のスーパー」として紹介されたこともあった。

👤(普通の)人は感謝を忘れない!
今日、このポストを見て、皆さんのローソンに対する好感度は少し上がったはずだ (笑)


#何も買わない人が自分より先にトイレに並ぶ怒り笑

 

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