【現代用語の基礎知識〜インプレゾンビ】 | 【実録・倒産社長の奮闘記】~こうして店は潰れた!~小林久ブログ

【実録・倒産社長の奮闘記】~こうして店は潰れた!~小林久ブログ

老舗スーパー三代目→先代の赤字1.5億円を2年で黒字化→地域土着経営で中小企業の星に→中小企業診断士試験に出題→最年少山梨県教育委員長→早過ぎたSDGs →2017年まさかの倒産→応援団がクラファンで3,000万円支援→破産処理後は全国の経営者に寄り添う日々



テレビを観ていたらまた知らない言葉が出てきた。

『インプレゾンビ』なる言葉だ。

SNS上でみんなの興味を引くように情報を発信して表示回数(インプレッション)を伸ばし、影響力や収益を稼ごうとするアカウントのことらしい。

表現の自由や言論の自由があるため、無闇に規制できないことを尻目にどんどん増えている。

 

「バズってナンボ」「ウケたモン勝ち」「無名より悪名」 と、消えたと思えばまたゾンビの様に出てくる。

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先の選挙でも「インプレゾンビ」が立候補し(or 候補者がインプレゾンビになって?)、その無秩序な様をSNSで公開することで収益を得ていた。初めから没収されると分かっている300万円の「供託金」を差し引いても十分に利益が出るという。その結果が皆様ご存知のあの光景である。

その他,フェイクニュースやスキャンダルを取り上げ、目を引くサムネイル写真と共に公開するのだが、もはやそれを見ている我々も100%信じている訳ではない。その程度のリテラシーは身に付いた自覚もあるだろう。

X(エックス)もインプレッションに応じて収益を得ることができる様になった。人気アカウントの抱え込みのために収益を配分するのはYouTubeと同じ仕組みである。

情報化社会が進めば、記事の真偽や背景などは個人の責任で判断することになる。早とちりして拡散し、自分がフェイクニュースの「起点」になったり、増幅に手を貸してはいけない。


特に災害時や戦◯の話題の場合に、偽情報(デマ)が発信され、短時間のうちにコピペして拡散された。不安な気持ちの時は「人にも知らせてあげなきゃ」という良心さえも、この「インプレゾンビ」は利用するのである。

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今後もこのゾンビとのイタチごっこは続くだろう。いや、今よりもっと巧妙になり、「真実とは、事実でなくても人が信じたこと」になってしまうのかも知れない。それを利用したビジネスも立派に成立しているし(^^;

かくいう私もアメブロの「インプレゾンビ」として皆様に可愛がっていただく身ですが、偽情報だけは発信しない様に気をつけますm(_ _)m

#影響力は金になる

 

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