【ファナック、97億円の申告漏れ…】 | 【実録・倒産社長の奮闘記】~こうして店は潰れた!~小林久ブログ

【実録・倒産社長の奮闘記】~こうして店は潰れた!~小林久ブログ

老舗スーパー三代目→先代の赤字1.5億円を2年で黒字化→地域土着経営で中小企業の星に→中小企業診断士試験に出題→最年少山梨県教育委員長→早過ぎたSDGs →2017年まさかの倒産→応援団がクラファンで3,000万円支援→破産処理後は全国の経営者に寄り添う日々

 


山梨県忍野(おしの)村に本社がある日本を代表する大手電気機器メーカー「ファナック社」。

雇用創出や、自治体にもたらされる法人税・住民税を考えれば、もはや地域にとってなくてはならない企業であり、その所在地はさしずめ『ファナック城下町(村)』とも言える。

同郷の大学の同級生も就職が決まった時は、みんなから「地元に帰っていい会社に就職できて良かったな!」と羨ましがられたものだ。

地域に対する貢献度の大きさから、「ファナック枠」と呼ばれる村議会議員もいる。

まさにヘソを曲げられたら村の損失は計り知れない。しかしこの財政難の昨今、この様に大企業からの税収がある自治体はどこからも羨ましがられる。

私の住む「韮崎市」にも『東京エレクトロン』という大企業がある。

こちらも我が母校「韮崎高校」の卒業生がたくさんお世話になっている。

朝夕の、通勤ラッシュ時は「エレクトロン渋滞」と呼ばれ、その解消のために駅から工場までのシャトルバスも多い。(定かではないが)道路拡幅や信号新設、右折レーン設置など便宜を諮ったこともあると聞いた。

これは田舎町に大型商業施設ができる時に、行政からその企業に対して「お礼」または「お駄賃」の様に用意される状況に似ている。

👥「結局はその会社が地域に利益をもたらすんだから、それくらいいいじゃないか!」

私はそう言われるのがわかっているので、人前では言わない様にしている。

あまりめぼしい産業もない「田舎町」で、みんなに褒められる就職先といえは、地元金融機関・地元メディア・地方公務員(学校の先生や警察官含む)、そして一部上場企業の出先機関(工場や支店)くらいしかない(あくまでも私見です)。

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さて、見ようによってはけしからんこのニュース…。

もちろん山梨県では大っぴらに報道されることはない。

👥「だってちゃんと遡(さかのぼ)って払ったんだからそれでいいじゃん。なんでもかんでもケチをつけるモンじゃないぞ!」

と言うことで、利害関係のない私がケチをつけてみましたm(_ _)m

 

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