【ローソン「盛りすぎチャレンジ」売り切れ相次ぐ!】 | 【実録・倒産社長の奮闘記】~こうして店は潰れた!~小林久ブログ

【実録・倒産社長の奮闘記】~こうして店は潰れた!~小林久ブログ

老舗スーパー三代目→先代の赤字1.5億円を2年で黒字化→地域土着経営で中小企業の星に→中小企業診断士試験に出題→最年少山梨県教育委員長→早過ぎたSDGs →2017年まさかの倒産→応援団がクラファンで3,000万円支援→破産処理後は全国の経営者に寄り添う日々

 

 

 

そりゃそうだ!『おにぎりやデザートなど19品目を「価格据え置き」で、中身を約47%増量!』ファンにはたまらない企画である。SNSでも拡散され、それを見た人はとりあえずローソンへ直行する。

 

と、店に行けばその「盛りすぎ」な商品は全部売り切れ(泣)、数量限定とは言うものの、欲しければ何度でもレジに並ぶのが「ハンター」というものである。「お一人様一点限り」の非情なルールはいとも簡単に破られることを、元スーパー社長の私は痛いほど知っている (笑)

 

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これ、ローソン側でも即座に売り切れることは予想しているはず。工場の製造キャパを超えてしまった?などと今さら言うのもおかしな話だ。全然「チャレンジ」が足りないぞ!

 

☝️値段が同じで約50%増量なら、単純に1.5倍お得な計算になる。2個買って3個分の価値だ。そりゃ「欲しい!」となるのが自然。おまけにそれが特売用の商品ではなく、いつも慣れ親しんだ商品なのだから、店まで行ったのに「売り切れ」のショックは大きい_| ̄|○

 

事実、店舗ではお客さんと店員のトラブルが多発しているという。本部でこの企画を考えた人は、現場でお客さんの対応をする訳ではない…。

 

「これだけ客数が増えれば、多少利益率が下がっても総売り上げ高が増える。もし売り切れたとしても、何か買って帰るはず…」〜そうはイカの何とかである。

 

まあ、これだけ「燃え」たら「盛りすぎチャレンジ」も大成功だろう。次回の開催も決定だ。最近見なくなった『700円くじ』企画より効果は高いと見た。(客単価を上げるために、700円買う毎にくじが引けるイベント)

 

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👤これ、中身を47%増量しても同じ値段で売れて利益も稼げるんだ。スーパーみたいに「ついで買い」は少ないはずだから、コンビニの単品あたりの利益率ってもの凄い高さなんだ!

 

そんな所に目がいってしまうのが、スーパー店主の嫌なところでもあるm(_ _)m

 

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