【郵便代の値上げに思う…】 | 【実録・倒産社長の奮闘記】~こうして店は潰れた!~小林久ブログ

【実録・倒産社長の奮闘記】~こうして店は潰れた!~小林久ブログ

老舗スーパー三代目→先代の赤字1.5億円を2年で黒字化→地域土着経営で中小企業の星に→中小企業診断士試験に出題→最年少山梨県教育委員長→早過ぎたSDGs →2017年まさかの倒産→応援団がクラファンで3,000万円支援→破産処理後は全国の経営者に寄り添う日々



来年の秋から、封書の送料が84円から110円に、ハガキは63円から85円にそれぞれ値上げされるという。消費税率に伴う値上げを除けば、実に30年ぶりの値上げだという。

最近は土曜日の配達が無くなったり、近くでも翌々日配達になったものの、日本全国にこの料金で届けてくれるのは誠に有難いことである。

もちろんビジネスで大量の郵便を使う人にとっては深刻な問題である。片や郵便局の方でも、値上げをした翌年からもまた赤字が継続すると予想している。確かに年賀状などは年々減っているし、どこかタバコの値上げと被るものがある。

キャッシュレス決済とならんで、紙の郵便も他の手段(ビジネスメールやLINE等)に変わっていくのは時代の流れだろう。最近では『恋文』の歌も聞かない。

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興味のない方にはどうでもいい話だが、昭和の少年たちの中では『切手収集』という趣味があった。月に一度くらい販売される記念切手を求めて、朝早くから郵便局に並んだものだ。

良く見る顔のオジさんから「うんちく」を学んだり、友達とコレクション自慢をし合ったりした。小遣いが少ないので、切手もシートでなく「田型(たがた)」と呼ばれる4枚だけ買ったり、「発売日の消印スタンプを押して貰えば値段が上がる」などのガセネタに踊らされた少年時代でもあった。

☝️写真は「切手小僧」たちの憧れの2大巨頭『月に雁(つきにかり)』と『見返り美人』である。

私は手に入れることができなかったが、それでもコツコツ郵便局に通って沢山の切手を集めスクラップブックに保存する。「物を集める」のは男の子の本能かも知れない (笑)。

「赤緑色盲」ゆえ、切手がキレイに見えた訳でもなく、おそらく「将来値上がりするから儲かるかも」という不純な動機から収集を始めたことは全く否定しないw。

👤私の会社が倒産した時、それまで持っていた切手帳は全て売却して生活費に替えた。手持ちのレコードやCDよりも高く売れ、50万円くらいになったと記憶している。その意味では私の趣味は目的を達成したことになる。

(相田みつを風に)趣味ってのは、幸せの上に成り立つもんなんだよなぁ、腹が減るから。

郵便配達の皆さん、いつもありがとうございます🙏🏻

ちなみに妻の父は「郵便局長」です💦

#切手小僧

 

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