【テレビに出してやるからつべこべ言うな!】 | 【実録・倒産社長の奮闘記】~こうして店は潰れた!~小林久ブログ

【実録・倒産社長の奮闘記】~こうして店は潰れた!~小林久ブログ

老舗スーパー三代目→先代の赤字1.5億円を2年で黒字化→地域土着経営で中小企業の星に→中小企業診断士試験に出題→早過ぎたSDGs →2017年まさかの倒産→応援団がクラファンで3,000万円支援→破産処理後は「笑って泣かせる」講演講師に。『現代ビジネス』コラムニスト


 

 

 

『テレビ局関係者出禁‼️』の飲食店が増えているという(@_@) 横暴な態度で「このエリアの店の紹介をするから出してやる。ついてはこうしろ、ああしろ…」と担当者から無理難題を投げられる。「そんなことをしてまで映してくれなくて結構💢」と憤慨する店側。

(全てのメディアがそうだとは言わないが)少なからず、このような勘違いをしているメディア関係者がいるものだ。

田舎のテレビ局など、夕方のローカルニュース番組と、週に一度の地域バラエティ番組しか制作していない局が多いのではないだろうか?

私も現役時代は、スーパーの店舗からお買い得情報(バーターでプレゼントを要求される)を中継したり、イベントに店舗を貸し出して協力した。

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田舎で周りにマウントを取るために用いる古典的な手段として、①「俺、テレビ局に知り合いが居るから、お前の店を紹介するように言ってやろうか?」②「お前がやるイベント、知り合いの新聞記者に言って記事にする様に頼んでやるぜ!」なんてのがある。

それだけメディアは情報を拡める力があり、効果的に使えばメリットが大きいし(だから広告料を取るw)、その逆のデメリットも大きい。

👤「そんなことしていいのか?知り合いの新聞記者に言いつけるぞ!」などと脅しにも使われるメディア (笑)

本来メディアはそんなことは関係なく、価値のある情報だけを選りすぐって視聴者に届けるのが使命である。

しかし『勘違い野郎』はここにも存在する。某芸能事務所の件で、立ち位置がおかしいメディアも沢山ある。

✅メディアに公平性や普遍性など求めてはいけない。スポンサーに都合の悪いことは書かないし、自社の不始末も出来れば隠す。そして何かネタを掴めば正義の味方となってマイクを向けに行く🎤

ニュースの前に『独自』と書かれたものが、自社で取材したいわゆるスクープ記事。残りは記者クラブからの配布記事だ。地方紙の一番の売りは「チラシ広告とお悔やみ欄」と揶揄される。

署名記事ならまだしも、匿名でテキトーな記事を書かれ、報道被害者を受ける人だっている。

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その昔、(よくある)テレビ局+新聞社の全社員を前に講演を頼まれたことがある。

👤「メディアは偉くもなんともない。だって武器を持ちながら、都合が悪くなるとみんな森に逃げ込んでしまうじゃないか!」私は言ってやった。

話し終えたら拍手喝采👏👏
なぜならウチのスーパーは膨大なCM料を払い、テレビ局傘下のJリーグ「ヴァンフォーレ甲府」の株主であり、私が番組審議委員だったからであるw。

私のスーパーが倒産した時、お礼の意味を込めて「独占インタビュー」をプレゼントした。これでもう貸し借りは無いぞ。

 

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