【閑話休題~田舎の選挙】 | 【実録・倒産社長の奮闘記】~こうして店は潰れた!~小林久ブログ

【実録・倒産社長の奮闘記】~こうして店は潰れた!~小林久ブログ

老舗スーパー三代目→先代の赤字1.5億円を2年で黒字化→地域土着経営で中小企業の星に→中小企業診断士試験に出題→早過ぎたSDGs →2017年まさかの倒産→応援団がクラファンで3,000万円支援→破産処理後は「笑って泣かせる」講演講師に。『現代ビジネス』コラムニスト

私の住む山梨県の市は、人口も3万人を割り、さしたる産業もなく、よくある『環境に恵まれた』としか形容できない田舎町である。

 

「市町村合併」も古くから周りの町や村に対して態度がデカかったため、すべての縁組を拒否され、断った近隣の町全てが合併してしまった。人口も韮崎市の2倍近くとなり、今では完全にマウントを取られている (笑)

 

改革派市長で有名な「広島県安芸高田市」と同じ規模の市ではあるが、おそらく皆さんの住む街と同じで何の変わり映えもない、終わりに向かって必死にこらえている自治体だろう。

 


 

今、そんな我が街は市議会議員選挙の真っ最中。

小さな市だから選挙カーが行き交ってとても騒々しい。16人定数のところに17人が立候補し、少数精鋭の激戦と新聞に書いてあった。

 

私など、一人落ちるだけならジャンケンで決めりゃいい!と本気で思う。

誰がやっても同じだし、市長など3期連続無投票で決まってる。

こんなのは支持率100%ではなく、無関心率100%ということだ。

 

市の隅々に選挙ポスターの看板を設(しつら)え、薄気味悪い笑顔で笑う候補者。いつも見る顔とは随分違う加工を施し、スローガンは皆『改革』である。(普段は議会で寝てるのに)

 

👤逮捕されて「辞職勧告決議案」が可決されたのに、辞めずに居座り、懲りずに立候補する老害。送り出す地元は正気なのか?そしてそれを阻止するために「無投票は許さない!」と刺客となった30歳の候補者。現職の市議の半分以上が元行政職員w。地域に割り振られた議員定数。

 

天狗になって言わせてもらうが、私が市議選に出たらおそらく当選する (笑)

昔のウチの従業員が入れてくれるだけで、下から三番目くらいには引っ掛かるw。

 

安芸高田市の様な、パワーがある市長に街を変えてもらいたいところだが、こんな市議や行政職員の中で、有り余る才能を浪費するより、もっと大きなものを変えるべきだと思った。

才能にはそれに相応しい舞台が用意されるべきだ。

 

私もそんな年寄りではないけれど、やる気や才能に満ちた若いリーダーの支えとなり、老害たちと差し違える「盾」になりたい。(BATMANの執事・アルフレッドのように)

 

 

👤以前シンポジウムのパネラーを頼まれて、選挙イベントに参加した。

MC「議員の数は減らした方がいいですか?」

 

パネラーA『半分くらいで良いと思います』会場拍手👏

 

MC「では小林さんは?」

 

『ゼロでも多いです‼️』 (会場総立ちw)

 

それから議員さんたちは、誰も口を利いてくれなくなりました。 (終わり)

 

ここで一句、
タスキ掛け 老いも若きも 改革派

 

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