【除草剤で終わりじゃないよね?】 | 【実録・倒産社長の奮闘記】~こうして店は潰れた!~小林久ブログ

【実録・倒産社長の奮闘記】~こうして店は潰れた!~小林久ブログ

老舗スーパー三代目→先代の赤字1.5億円を2年で黒字化→地域土着経営で中小企業の星に→中小企業診断士試験に出題→早過ぎたSDGs →2017年まさかの倒産→応援団がクラファンで3,000万円支援→破産処理後は「笑って泣かせる」講演講師に。『現代ビジネス』コラムニスト

 

 


最近J'sやら損保J・ドリルUの話題の影に隠れていた『本丸』ビッグモーターの記事。警察が除草剤の件で、六本木ヒルズの本社へ家宅捜索に入り、幹部の関与を捜査するとのこと。BMの本社が「六本木ヒルズ」にある意味と、容疑が街路樹を枯らした除草剤ってのがウケる。

さて皆さまもお察しのことと思いますが、警察は除草剤指示の摘発が目的ではありません。もちろんそれを突破口に、様々な法令違反を立証し、経営陣の関与を証明した後にオーナー一族が『勝ち逃げ』することなく、責任を全うすることにあると信じています。

※ もちろん除草剤を使って店先の見通しをよくするために樹木や植栽を枯らしてしまうなど、弁解の余地はありません。(罪は罪)

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👥前社長を崇拝する現経営陣は、必死に自分たちのラインで責任追及を止めるべく、社長や副社長(リトルモーター)を庇うことでしょうね(^^;

万々が一、ジュニアに嫌疑が掛かった際、前社長が「全て私の指示で、せがれには何の責任も無い!」などと言う様なら、経営者としてばかりでなく、親としても疑問符がつく。(個人的にはそんなパパが欲しいけど)

全てはコンプライアンスや顧客を無視して起きた「身から出たサビ」なのだが、警察(公権力)が正義を正す段階になって初めて「待ってました!」とばかり喜んでいて良いものか?

日本的なメカニズム(不正に目をつぶる一般市民の心理)、すなわち『お上が出てくるのを待っているだけの市民』が健全な社会の成立を邪魔してはいないか?(なんか難しいぞ)

「お上」は時として市民の反応を見ながら行動したり、しなかったりする。最近の一連の話題の事件に対し、市民(少なくとも顧客や利害関係者)の反応は薄い。SNSで私の様に分かった様に吠える程度m(_ _)m

デモをかけろ、と言ってるのではない(笑)
自分が契約者だったら保険は即解約、件の事務所のタレントがCMに出ていたら購入は控えます。ドリルも持ってないから違う人に札を入れる。→自分の意思でせめてもの抵抗をする。

☝️BMは新たにスポンサーを選定しているとも言われています。

もし「除草剤を撒け!と指示したのは◯◯部長と店長の判断で、本社役員の関与はありません。ましてや前副社長は無関係です」な〜んて「オチ」なら、警察も世論もその程度ってことです。それではお後がよろしくありません🙇🏻‍♂️

記者会見には出ておくべきだったねジュニア

 

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