【感動ポルノ・自粛警察】 | 【実録・倒産社長の奮闘記】~こうして店は潰れた!~小林久ブログ

【実録・倒産社長の奮闘記】~こうして店は潰れた!~小林久ブログ

老舗スーパー三代目→先代の赤字1.5億円を2年で黒字化→地域土着経営で中小企業の星に→中小企業診断士試験に出題→早過ぎたSDGs →2017年まさかの倒産→応援団がクラファンで3,000万円支援→破産処理後は「笑って泣かせる」講演講師に。『現代ビジネス』コラムニスト


 
あるテレビ番組に対して「感動ポルノ」という表現をしていた。
 
☝️その意味は、『ハンデを持つ人を涙や同情を引くための道具として担ぎあげることに対する批判的言葉。「まじめで頑張り屋」など特定のステレオタイプなイメージを押し付けられた障がい者や余◯宣告者など、同情を誘いやすい立場の人を用いて視聴者を感動させようとする「お涙頂戴」のコンテンツを指す』とのこと。(Wikipedia)
 
興味が湧いたので、他にも「○○ポルノ」が無いか調べてみたら、結構ある(^^;
 
✅ビッグモーターポルノ
→ビッグモーター(or 損保ジャパン)がどこまで叩かれ、落ちるかを楽しみにウォッチすること。
 
✅不祥事ポルノ
→人が犯した不祥事に匿名で噛みつき、批判することで溜飲を下げること。最近ならJ‘sやエッフェル塔、◯倫芸能人、X子さんのご主人の国会議員etc.
 
✅大阪万博ポルノ
→どこまで大阪万博が失敗(延期・赤字・失敗)するかワクワクすること(^^;
 
✅FOOD(フード)ポルノ
→ベジタリアン・ビーガン、その他食習慣に対して批判すること
 
✅皇室ポルノ
→皇室の日常を切り取ったニュースを見て喜ぶこと。または皇室のスキャンダルを見て喜ぶこと。
 
✅YouTuberポルノ
→YouTuberがイキって失敗したり、収入が減ってるのを見て嬉しがること。
 
✅①愛国ポルノと②衰退ポルノ(対義語)
①→自国は素晴らしい国だから、自分もまともで価値がある立派な人間である。

②→「終わってるのは自分じゃなくて周りも」という安心感。私がまともじゃないのは、日本がまともじゃないから。
 
「○○ポルノ」とは、このような内容や攻撃対象に対して、自分の優位性や安全性、目に見えない「世直し感覚」を基に他者を攻撃するイメージと言えよう。
 
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☝️似たような言葉に『○○警察』というのもある。

マスク警察・自粛警察・マナー警察・歴史警察・着物警察や焼肉警察w、(ついでに鍋奉行)…etc.
 
これらはあえて粗(あら)を見つけ出し、追及や「訂正しろ!」「間違いを認めろ!」という人のことを指し、専門家が軽い指摘を入れるのと違い、もはや洒落も通じない「クレーマー」に近い存在ともいえる。
 
まあポルノも警察もあまり関わりたくないものだが、得てして突然向こうからやって来るというのが共通の傾向である。怖い怖い、面倒くさい(^^ゞ
 
👤時代も変わったものだ、昔はポルノといえばアレ、警察と言えば「西部警察」しかなかったのに(^^ゞ