会話の中で、人に何かを説明したり印象を伝える時『例え話』が上手な人の話はとても分かりやすい。思わず「ほ〜」と唸ってしまう例えもある。
芸人さんから飛び出す例え話は(おそらく)プロが考えているネタもあろう。
・大きな人に向かって→あなたマヨネーズだったら業務用ですよ!
・露出の多い女性タレントに→四捨五入したら裸じゃん
・滑ったネタに対して→陶芸家だったら割ってる皿やぞ!
・似て非なるもの…、アン・ルイスと半ライス
まあこんなレベルは素人では到底無理な話である。
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🎤私も人前で話す機会が多いので、この「例え話」を多用している。
✔︎倒産した時の苦しさってどんな感じ?
→崖っぷちから飛び降りようとした時、優しい人に止められて、我に帰ったらその人が崖から私を突き落とした感じかな。
✔︎助けを求めなかったんですか?
→自分だけ巣の中に居て、誰かが餌を運んでくれるまでピーピー鳴いてるだけの「ひな鳥」になっちゃいけないんだよ。
✔︎どうやったらそんなに元気になれるの?
→自分の目の前に架空の「ゲート」を仕立ててそれをくぐるのさ。そこは「妖怪人間ベム」の地獄絵図。それでも頑張って前に進むと扉がある。それを開けたら「今」だった。まあ全身麻酔してる間に手術が終わった感じかな。本当は意識あったけど (笑)
👤分かった様な、分からない様な例え話である。だから伝わらなくても仕方ない(^^;
目の前の人が静かなら、「お通夜みたいですね!」と煽り「会場割れんばかりの拍手をありがとうございます!」と催促する。失礼な話でもある🙏🏻
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例え話は慣れるとできる様になる、というか頭の体操に向いている。トンチとギャグセンを磨くには最適なトレーニングでもある。
👴私の祖父もそんなことばかり言っていた。
体が小さくて身のこなしが速い子供を見ては「あの子は中国の軽業(かるわざ)師か?」とからかい、不憫な人を見ると「可哀想を絵に描いて、棒を刺して、皿に盛ったようだ!」と同情しているフリをしていた。
『日々是勉強』面白い人も陰ではしっから学んでいる。見るもの聞くものすべてネタにしようと探してる。私もそうでありたい。
こんな講釈を垂れている私こそ『スマホの契約書』みたいに分かりにくく『犬も歩けば棒に当たる』と思っていたのに『猿も木から落ちる』人生を継続中です。清水の舞台を何回飛び降りたことか。(→ 悪い使用例)