【コンビニのレジ待ちにて…】 | 【実録・倒産社長の奮闘記】~こうして店は潰れた!~小林久ブログ

【実録・倒産社長の奮闘記】~こうして店は潰れた!~小林久ブログ

老舗スーパー三代目→先代の赤字1.5億円を2年で黒字化→地域土着経営で中小企業の星に→中小企業診断士試験に出題→早過ぎたSDGs →2017年まさかの倒産→応援団がクラファンで3,000万円支援→破産処理後は「笑って泣かせる」講演講師に。『現代ビジネス』コラムニスト



オブジェとして見るとキレイなコンビニの風景。

そこには国の税収の柱でもある「タバコ」が理路整然と飾られている。

その数なんと250種類以上(@_@)

・売れるから並べる
・売れるから種類を増やす
・売りたいからオマケをつける
→商売の鉄則である。

少し前まで、コンビニの壁はこんな風景ではなかったような気がするけど、私の記憶違いかも知れない。

🚬昔タバコが180円だった記憶がある。高校を卒業した日に、くわえタバコでパチンコ屋に行くと決めていた私は、酒も飲めないのに金魚のように口先だけでプカプカさせて、大人になったと勘違いしていたものだ。

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タバコの値段も高くなったモノだ。海外では買う場所で値段が違い、一箱800円くらいボッタクられた記憶もあるが、日本も今では一箱500円を超えるようになった。

私が経営していたスーパーでも、全店でタバコを販売していた。

しかし利益はキッチリ10%しかなく、決して小売にとって美味しい商品ではなく、万引き防止で自販機にすれば、そのマージンは7%程度に落ちる。

当然、現在のコンビニにとっても、これだけのスペースを割く価値のある商品ではないはずだ。

 

でもなぜ…?

「加熱式タバコ」と呼ばれるモノも580円、有害物質であり中毒患者もいるニコチンやタールも、紙巻きタバコの10分の1との宣伝文句。説得力があるのか無いのか意味不明である。

加えて病院の「禁煙外来」は保険適用でもある。

国はタバコを売りたいのか?やめさせたいのか?分からない。

GWにコンビニのこの光景を見て、私はふと思った。
👤「コンビニがこれだけキレイに陳列し、サンプルだのクーポンがスマホにバンバン飛んでくる商品って?タダより高いものはない!それだけ旨味(儲けや税収)があるって証拠だぜぃ」

✅とりあえずアプリを入れて人生初の『禁煙』とやらを始めて見る。

 

毎日580円ずつ節約できているはずだが、金が残らないのは不思議だ (笑)。

時間にも余裕ができるはずなのに「貧乏ひま無し」も継続中。

そして「禁煙したことを周りに宣言せよ!」とのアドバイス。

さてどうなることやら、意志の弱い私…。
へりくつを並べて「禁煙しました」と言ってるだけの投稿でしたm(_ _)m