【本当にちょっとした思いやり】 | 【実録・倒産社長の奮闘記】~こうして店は潰れた!~小林久ブログ

【実録・倒産社長の奮闘記】~こうして店は潰れた!~小林久ブログ

老舗スーパー三代目→先代の赤字1.5億円を2年で黒字化→地域土着経営で中小企業の星に→中小企業診断士試験に出題→早過ぎたSDGs →2017年まさかの倒産→応援団がクラファンで3,000万円支援→破産処理後は「笑って泣かせる」講演講師に。『現代ビジネス』コラムニスト



高幡不動駅中にある和菓子屋さんに立ち寄って会計を済ませると、そこにこんなボードが飾ってあった。

お客さんが50円余分に支払うと、手作り感満載の「未来チケット」をくれてそれをポードに貼る。

そこにチケットがあるだけ、近所の子供達が一人に一つずつお団子orまんじゅうが貰えるシステム。

・未来を担う地域の子供たちにおやつをあげたい!
・生活困窮家庭の子どもとか関係なし、親でもいい!

聞いたらそのチケットが無い時は店で勝手に貼ってあげていると(^^; ご当地の老舗店はそこまでやるのか?

👤 なんだかダサダサで、売上げアップにも繋がらないし、欲の深いガ◯が毎日来そうだな。「地域密着」を勘違いしてるんじゃないのかね?

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🎤お節介な私は店番のおばちゃんに聞いてみた。
「この未来シールって前からやってるの?」

『そうですよ、近所の子がたまに来てもらって行く程度だけど』

「それじゃあんまり売上げには貢献しないね。まあイメージアップにはいいかも知れないけど」

『違うんですよ!ここのご主人のお子さんが障がいを持っていたけど、周りの子供たちに優しくしてもらったお礼なんですって』

店の出口には困窮家庭に食べ物を寄付するための『フードパントリー』の箱も置かれていた。



私の心は前と違って、随分濁ってしまったみたいだ🙇🏻♂️

100円だけ置いて来た。本当にちょっとしたこと。