
レジ袋有料化で枚数を減らし、根拠の信憑性はともかくCO2を削減したり、国民の環境への意識を高める!これには何の異論もない。
私は長年「中」にいて、レジ袋有料化をした張本人なので、今更ながら中からの感想を述べたいと思う。
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▲ デメリットは「万引きが増える」これだけ!
お客さんがマイバッグやバスケットを持ち込むことが容認されれば、自ずと万引きは増える。怪しいと思っても「国が推奨してる!」と言われたら返す言葉はない。そしてそれを逆手に取って「誤認逮捕」の示談金をせしめるプロもいる。だからほとんど見て見ぬフリをして、顧客の良心に任せるしかない。なにより環境と防犯は別問題。
⭕️ 方やメリットはとても多いo(^▽^)o
① これまで経費だったレジ袋費用は全額仕入れに移行する。(経費分丸儲け)
すなわちレジ袋原価が一枚3円なら『来店客数×3円』の経費が発生していた。これがゼロになる。年商50億程度のウチのスーパーでさえ年間1,000万円の経費だから、皆さんがよく知る大手スーパーやコンビニの利益と言ったら…(((;゚Д゚)))、怖い怖い💦
② 3円で仕入れたレジ袋を5円で売れば2円儲かる(そしてレジ袋価格に消費税も加算される)「マイバッグ推奨」と言いながら「できれば買って欲しい🙏」と思う経営者は私だけではなかったはず。
①+②=◯◯億円!これがスーパーが得た利益なのである。新たに名入りのショッピングバッグを売っても利益が出る。スーパーの最終利益など売上げの1〜2%程度、とんだ「特需」が舞い込んだものだ。
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そして国は「レジ袋有料化で発生した収益は公表しなくてもよい」との方針を示した。法制化せずに無理矢理やらせた負い目と、企業への協力金代わりと考えるのはヘソ曲がりの私くらいか。
有料化する時にこのことを言ったら「余計なことを言うな💢」と怒られた。有料化前にこれを指摘した業界関係者は誰もいない。
正直にレジ袋【商品化】と言えば、いくらで売ってもいいはずだ。海外ではペットボトルを再利用したカラフルなショッピングバッグを格安で販売し、お土産としても好評である。「思わず使いたくなる!」これが日本には欠けていないだろうか?
【結論】これ以上スーパーやコンビニを儲けさせないためにも、レジ袋を辞退してマイバッグを使おう(^O^)/
…ん?目的は違うが、まんまと罠にハマってるじゃん (笑)
私の手口(実質無料)は別の投稿をご覧くださいませ(^^;
