【15の春は泣かせない…。】 | 【実録・倒産社長の奮闘記】~こうして店は潰れた!~小林久ブログ

【実録・倒産社長の奮闘記】~こうして店は潰れた!~小林久ブログ

老舗スーパー三代目→先代の赤字1.5億円を2年で黒字化→地域土着経営で中小企業の星に→中小企業診断士試験に出題→早過ぎたSDGs →2017年まさかの倒産→応援団がクラファンで3,000万円支援→破産処理後は「笑って泣かせる」講演講師に。『現代ビジネス』コラムニスト



田舎の公立中学校では、地元の公立高校への進学を目指して子供たちが頑張っている。

田舎の子は、高校までは家から近くの学校に通うことが多い。またそれが親にとっても安心材料だ。なぜなら自分の親もその親もそうだった。それはまた親孝行でもある。

不肖私が昔、教育委員長を務めた山梨県では、子供の数が減っていたこともあり、公立高校志望者の数より合格定員の数の方が多い。早い話、わがまま言わなきゃどこでも入れる、という状況だった。

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じゃ、なぜ落ちる?
①学校の進路指導が「志望校を替えた方がいい(多くはレベルを下げる)」と指導しても、そのまま挑戦するため。この決断が本人か親かは分からない。

②元々私立高校が第一志望なので、公立高に落ちても大丈夫!

🤞ここで問題なのは、学校が指導で使う合格判定よりも、大手進学塾のデータの方が精度が高いことにある。教育委員会幹部は学習塾への「◯下り」も多い。

✅そこで進学志望の子供たちを救うのが「2次募集」である。この段階になると学校や学科など好き勝手も言えない状況になり、(差別ではなく)本来なら望まない「工業」や「農業・園芸」等の空きがある高校を再受験する。

✔︎私の所にも、切羽詰まった親から「なんとかして欲しい🙏🏻」とやって来る(^^; →私は無力ですからね!皆さん。

👤この一次試験で落ちてしまった子供たちを悲しませることなく、なんとか公立高校に送り込むための調整が、中学校の進路指導や担任の腕の見せ所なのである(私立中→公立高も同様)。

✅「そっちは何人?ウチは◯人受験させるつもりだ」

✅「待って下さい先輩、もう一人ウチに枠をください🙏🏻」

そんなやり取りが卒業式直前まで続く、先生たちも大変なご苦労である💦

🌸『15の春は泣かせない…💧』

もうずいぶん昔のことなので、私の思い違いかも知れない。