▲赤岳【八ヶ岳】2022.07.20-21① | ロマンはどこだ!

ロマンはどこだ!

ロマンを探して山旅を。
ぼくらは希望の音を鳴らして歩くのだ。

 

赤岳は突然に。

 

 

日時:2022年7月20日(水)~21日(木)

山名:赤岳 2,899m(八ヶ岳)

目的:岩稜帯が楽しく歩けるか行ってみよう♪

 

 

*****

 

 

本当ならば、北穂に行こうと楽しみに待ちわびていた連休。

しかし天気がどうにも不安定で、さすがにあの岩場を雨では歩きたくない。。。

残念だけどほかのところに日帰り山行にでもしようか~とガッカリしていたのですが、八ヶ岳ならばなんとかテン泊でも行けそうだぞ!ってことで、直前で予定を変更し、今回は八ヶ岳の最高峰である赤岳に行ってまいりました!

 
 
【美濃戸口Ⓟ】

 

 

○800円/日

※先客は3台ほど、この下にもスペースあり

 

 

【トイレmemo】

 

 

八ヶ岳山荘(↑の2階建の建物)の建物内を通過していく。

売店の座るスペースが24h開放されていた(電気点灯)

 

○男女別

○洋式(水洗)

○トレペあり

○洗面台(鏡付)あり

○100円

 

 

■1日目(7/20)

天気:くもり(ガス)のち時々晴れ、夕方からは晴れ

ルート:美濃戸口→南沢ルート→行者小屋、テント設営後赤岳ピストン

 

前日は登山口でもある美濃戸口の駐車場にて車中泊。
寝入りは若干暑かったけど、窓チョイ開けして、朝方すこし寒かったくらいでした。(毛布があったので使ったらちょうど良し)
そういえば、この駐車場で車中泊していた人の恐怖体験をあとでSNSで見たのだけど、我が家は全く持って気配を感じず。
むしろその話、知らなくて良かった~とホッとしたのでした。
この話、有名なのかしら。。。
 
 
am5:27 @1,490m
OPEN時からいろんな人のブログやらなんやらで見かけてたJ&N。
想像以上にオシャレな佇まいを横目に、そろそろ出発したいと思います!(こんな真隣にあるとは思わなかった!)
いざスタート♪
 

 

 

登山口まではダートな林道歩き。

勇気があればこの先まで車で行けるのですが、ビビりな我が家は歩くほうをチョイスです。

まあ青木鉱泉までの悪路を思えば、おなじくらいかなというかんじだったので、次回は奥まで行っちゃってもいいかな、でもちょっとコワいなという印象でした。

 

 

 

am6:18

林道を所々でショートカットしながら進み、やまのこ村を通過。

その横に隣接する赤岳山荘では、朝も早よからおばちゃんが外で駐車場の対応をしておりました。

 

 

 

美濃戸山荘にやってきました。

林道とはいえ、ここまでで標高差200mちょいあるので、なかなかにキツかった。

 

 

 

オダマキちゃん、フォルムが可愛ゆくて好きです。

 

 

 

 

 

am6:27 @1,720m

ようやく登山口にやってきました!

長年いろんな人のレポで見続けていたこの景色。

南沢?北沢?何度見てもどっちがどうだかわからーん!っと思っていたワタシですが、今日は南沢なるルートを歩いて、まずは行者小屋を目指します!

 

 

 

歩き始めは鬱蒼とした樹林帯歩き。

 

 

 

橋がこんなに丁寧に作られてるのは、やっぱり八ヶ岳の主峰に向かうルートなだけあるなと感心したり。

 

 

 

ホテイランの咲いてる場所を、ご丁寧に教えてくれてるのもあったな。

時期はいつなのかと調べてみたら、5月末~6月はじめごろだとか。

ツクモグサと合わせて、いつか行ってみようと思っとります。

 

 

 

ニゴウはナイスな場所におやつを収納してきたようです。

結局食べ忘れていて、帰りもおなじように収納して帰ってましたけどね(笑)

 

 

 

ところどころで踏み抜いてるのが恐怖!

ヒヤヒヤしながら渡っていきます。

 

 

 

登山口から40分ほどで九十九折のトレイルへ。

 

 

 

さらに進むと、大きな岩!!

 

 

 

途中、菓子パンを半分こしてエネルギーチャージして。

まだ2時間半も歩いてないのだけど、この日はなんだか調子が全然上がらず、すでにヘロっていた記憶。

 

 

 

 

 

薄暗い樹林帯をひたすら進んで行きます。

ゴツゴツした狭いところを登って行く。

 

 

 

 

 

流れていたのか、溜まっていたのかは記憶にないけれど、水自体はめちゃくちゃキレイだった~。

 

 

 

そしてこの道中にいくつも現れる大きな岩!

ここのが一番大きく見えた気がする。

だって上が写ってないもの~。

 

 

 

ゆる~く登ってはいるけど、トレイルがいつのまにやら平坦になってきました。

 

 

 

このへんになると、序盤から痛みを感じていたワタシの肩が、さらなる悲鳴を上げだした!

パッキングがよろしくなかったのかしら。。。

 

 

 

ちょっと広めなところまできたら、小屋まではあとちょっと。

 

 

 

am9:03 @2,351m

行者小屋到着です!

ひさびさのテン泊装備だったからか、短い工程のわりにめちゃんこ疲れました。。。

 

 

 

ザックを下ろす前に、それぞれ好きな吹き出しでパチっとして。

 

 

 

ニゴウさん、山をなめてはいかんですよ。

 

 

 

ついでに小屋まわりの紹介をば。

水場とトイレは2か所あるようです。

 

 

 

【行者小屋トイレmemo】

 

 

右手にあるところと、左の通路を進んだ奥にありました。

ちなみに左手にある簡易トイレは冬季用なのか使用不可でした。

あと小屋内のも使って良さそうだったけど、結局そちらは行ってないので詳細不明。

 

○洋式(バイオ)

○トレペあり

○手洗い水あり

※電気点灯

 

 

飲み物のラインナップもちらり♪

よなよながあるよ~♡

 

 

 

【行者小屋水場】

 

 

飲み物のタンクの横にあるシンク。(無料)

あとテン場に行く途中にもホースがあり(下の写真の左側にちいさく写ってる)

 

 

【行者小屋テント場】

 

 

○幕営料:2,000円/人

 

小屋前と、沢を渡った向こう側の左右。

広いけど小石がゴロゴロしているのと、全体的に斜めのところが多い印象。

ペグはわりと刺さりやすいけど、石によく当たる。

 

 

受付は11時~。

時間にはまだ早かったけど、先に張って良いとのことだったので、良さ気な場所に今日の我が家を立てまして。

おにぎりをひとつほおばったら、腰を下ろす前に赤岳アタック行っちゃいましょう!

昼過ぎから晴れ間があるっていう予報だから、今から行けばちょうど良さそうだしね。

 

 

 

am10:15 @2,351m

行き方がいろいろあるのだけど、行きは地蔵尾根。

帰りは文三郎尾根を通って、ぐるりしてこようと思います。

いざ出発!

 

 

 

のっけからけっこうガツガツした登り。

 

 

 

ひと登りして平らなところに出たら、息を整えて先へと進みます。

 

 

 

そしてこの勾配よ。

階段なかったらヤバイエグイ角度だわ。

 

 

 

 

 

そういえばこの日はヘルメットのシェイクダウン♪

どこに行く予定で買ったのか忘れてしまったのだけど、3年ほど前から用意してあったのが、ようやく日の目を見るときがやってきたのですよ。

こんな階段祭りなトレイルなら、ヘルメットあったほうがそらええわね。

 

 

 

荷物が軽くなって軽快に登っていますが、辺りはガースガス。

 

 

 

おかげで高度感をあまり感じずにスイスイと歩けるのはありがたいのだけど、

 

 

 

なんも見えんっていうのもつまらないわけで。。。

 

 

 

 

 

おや、ちょっとガスが薄くなってきたんじゃないかい?

真ん中らへんに小屋がなんとなく見えてきたような。。。

 

 

 

50分ほどでお地蔵さんのところまでやってきました。

今日お山にいるすべての人が、無事に帰れますように~。

 

 

 

それにしてもなかなかなところを登っていきますね。

真ん中あたりにワタシがちいさくいるのが見えるでしょうか?

 

 

 

そこからニゴウを見下ろしたのが▼

こちらも真ん中にニゴウがちいさく見えております。

 

 

お、しかもガスが切れてきた!

行者小屋もハッキリ見えるようになってきました。

 

 

そして赤岳もようやくおでましです。

これは。。。!なかなかの迫力!!

 

 

 

am11:21 @2,716m

そこからほどなくして、地蔵の頭に到着です。

 

 

という中途半端なところですが、【其の弐】へつづく!