▲火打山【上信越】2020.10.09 | ロマンはどこだ!

ロマンはどこだ!

ロマンを探して山旅を。
ぼくらは希望の音を鳴らして歩くのだ。

 

白き世界の秋山山行。

 

日時:2020年10月9日(金)

山名:火打山 2,461m(上信越)

天気:くもりのちガス一時小雨(5~10℃位)

 ※小屋より上が強風!

ルート:笹ヶ峰からピストン

 

 

*****

 

 

前回の金時山同様、3連休だったこの日。

キャンプ用に新しくローチェアを購入したので、中日にさくっとお山に行くのんびりキャンプをしようと楽しみにしていたのに、またもお天気が。。。!

今年はコロナがなかったとしても、天気にさっぱり恵まれなかった気がするのは我が家だけでしょうかね。。。

そんなワケで、かろうじて天気が持ちそうな日本海側に日帰り山行へとシフトチェンジしました。

本当はテン泊して妙高とともに登りたかったのだけど、予報が良いのが1日のみだったので火打山のみのピストンで。

しかしこれがまた予報が外れて見事ガスガスっていうね。

それでも紅葉が思ってた以上にキレイだったので、ムリクリ1話にまとめて記事にしてみました。

 

山自体は連休2日目に予定していたので、前日(1日目)は下道で寄り道しながらのんびり移動。

明治亭のソースカツ丼やらカモシカスポーツなどを楽しんで、安曇野からは高速乗って妙高高原へ。

この日は登山口のある笹ヶ峰駐車場にて車中泊。ちなみに予報通り1日中雨でした。

 

 

【笹ヶ峰駐車場】

下山後撮ったもの▼

 

2か所あって、▲の写真にある右のⓅは登山口のあるところ。(30台)

左のⓅはトイレがあって、こちらのほうが広いです。(全体的にナナメ)

全体で1割くらいの車がありました。

 

 

【笹ヶ峰駐車場トイレmemo】(写真忘れ)

 

○男女別

○洋式(水洗)

○トレペあり

○手洗い水あり(飲水×)

○電気あり

※となりに冬季用トイレもありました

 

 

am5:09 @1,300m

なんと!登山口に電気が点いていました。

ここからスタートしたいと思います。

 

 

立派な入口をくぐると、さっそく木道のはじまりはじまり。

 

 

am5:26

笹ヶ峰歩道分岐にやってきました。

火打に行く我々は左へ。

 

 

 

登山口からこのあと出てくる『黒沢橋』というところまではほぼ木道で、ゆるーく登って行くようなトレイルが続いております。

 

 

 

 

山頂までの道のりは9kmあるようで、1kmごとにお知らせてくれるようです。

まずは2km地点を通過。

 

 

 

am6:06

黒沢というポイントにやってくると、黒沢橋と書かれた橋が現れました。

見た目からもわかるように、けっこうしっかりしていて全然揺れないので安心して渡れるやつでした。

 

 

そういえばここは水場マークがあるけれど、どこで汲むんだろうか。。。

沢まで簡単に下りられるところがあったのかな。

 

 

登って行くと、だんだん木々が色付いてきたぞ!

うわー、キレイ!

 

 

 

そうそう、橋を渡ったあとは勾配がキツくなってきました。

でもこんな風に木段になっているので登りやすい!

しかもご丁寧に滑らないようにする(のだと思ってるけどちがう?)横木が施されているのがありがたい。

これがあると下りが安心なんですよねぇ。

 

 

 

橋から20分弱で、1/12と書かれた札を発見。

どうやらここから十二曲りがはじまるようです。

 

 

 

十二曲りはさっきもあったように木段が多くて、急登のわりには登りやすかった記憶。

足元も華やかな葉っぱがたくさんだけど、

 

 

 

前を向けば、紅葉は真っ盛り!

 

 

 

ほらほら、このへんなんかもすごく鮮やかでうっとりする。

。。。なのにお空が真っ白っていうのが残念極まりなくて。

陽があるともっとキレイに見えるのにな~。

 

 

 

 

 

紅葉を楽しみながらゆっくり登っていくと、20分ちょっとで十二曲りが終了。

きちんと整備してあるおかげで、意外とここは楽に登れました。

 

 

 

 

 

十二曲りを過ぎると、3km地点も通過。

まだまだ続く紅葉ロードを楽しみながら、ゆっくり登っていきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

3km地点を過ぎたあたりから、だんだんと歩きづらいところが増えてきました。

こういう急登を登ったり、

 

 

 

大きな岩を越えていくところなんかもあったり。

 

 

あれ?十二曲りよりこのへんのがキツいんじゃない?

たしかに地図見るとこのへんも等高線がギュウギュウしてるもんね。

 

 

急坂がようやく終ってゆるい登りに変わったころ、トレイル脇に携帯トイレブースを発見です。

おぉ、こういうのあると安心して使えますね。

お花摘みだと人が来ないかドキドキするし、万が一人が来たらその人にも申し訳ないしねぇ。

 

 

 

そして岩ゴロードに突入したもよう。

しっかりと埋まっているのでわりかし歩きやすいのですが、

 

 

 

前日の雨の影響か、ぬかるみがスゴかった。。。

これは滑らないように行かねば。

 

 

 

am7:45

富士見平にやってきました。

ここは妙高方面との分岐にもなっています。

火打に向かう我々は高谷池ヒュッテ方面へ。

ちなみに妙高側にある黒沢池ヒュッテは、たしか今季休業していたはず。

 

 

 

分岐から先も大きめの石がゴロゴロしたゆるい登り。

 

 

 

可愛らしい山容のお山が見えてきました。

こういう笹原のお山ってなんだか可愛く見えちゃうんですよね。

黒沢岳というところだと思うのですが、三角点はあるけれど登山道はないみたい。

 

 

 

そして左側の木がだんだん低くなってきて、本日の目的地である火打山がようやくお目見え。

高谷池ヒュッテもちいさくだけど見えてきた!

 

 

 

▼のまんなか左あたりの紅葉が、パッチワークみたいでキレイだった!

 

 

 


 

高谷池ヒュッテが見えてきました。

こちらは新館で、2020年の4月に完成したばかりというピカピカの建物でした。

 

 

 

am8:40

高谷池ヒュッテ到着。

 

 

【高谷池ヒュッテトイレmemo】

 

○洋式(水洗!)

○トレペあり

○手洗いシンク(鏡付)あり

○100円

※靴脱いであがる、キレイ!

 

 

am8:56

小休止したのち出発します。

小屋を出てほどなくすると、妙高との分岐が現れるのでここは火打山方面へ。

 

 

 

 

 

岩ゴロ帯を越えたあとは、木道をゆきます。

このあたりもちょうど時期が合えば草紅葉が見事なんだそうですが、すでに終了のようす。

 

 

 

20分ほどで天狗の庭(2,110m)を通過。

 

 

 

木道からは大きな地糖が見えております。

お天気良ければ、このへんはメルヘンチックな光景が広がってるんだろうなぁ。

 

 

 

天狗の庭から10分ほど平坦な木道を進んできましたが、ここから徐々に登りになるようです。

 

 

 

大きめな石ロードを登っていくと、先が開けてきました。

地図で見ると、雷菱というガレの淵が見えているのかな。

しかしさっきから風が強い!

 

 

 

風がだんだん強くなってくるし、ガスも一面に広がって切れるようすもないしなぁ。

どうせ行ったところで展望もないし、次回は妙高と合わせてテン泊で来たらいいじゃん?ってことで、ワタシはここをゴールとすることに。

それでも体力余るニゴウは走って山頂まで行くというので、ワタシはお先に小屋に戻りましょう。

気をつけて行くんだよ~。

 

 

 

展望はないけれど、のんびりのんびりと木道をぽくぽく歩く。

 

 

 

天狗の庭を過ぎてしばらくしたころ、遠くから熊鈴が聞こえてきました。

お、戻ってきたな。

 

 

 

山頂は案の定ガスガスの強風で、写真だけ撮ってもらってさっさと下りてきたんですって。

寒そ~。

 

 

 

そんな話しを聞きながら歩いていると、湿原の先に小屋が見えてきました。

あ、テン場も見える!

 

 

 

am10:41

高谷池ヒュッテに戻ってきました。

さすが百名山のお山ですね、平日なのにけっこう人がいる。

 

 

 

我々もお昼にしましょう。

今日は冷凍チャーハンと、最中海藻スープでございます。

 

 

 

am11:35

ごはん食べてるあいだもけっこう風が強いので、寒くて寒くて。

食べるもの食べたら下山しましょう。

 

 

小屋を出てほどなくすると小雨がパラパラ。。。

アルプス展望台のところで、ザックカバーとレインの上だけ着ていくことにします。

日帰りのお山で雨って相当ひさしぶりな気がする。

 

 

 

pm12:30

富士見平到着です~。

 

 

結局雨はひどくなることもなくすぐに止んでしまったので、レインは脱いでいくことに。

 

 

 

 

 

 

 

 

帰りもまた紅葉を楽しんで。

 

 

 

 

 

あ~、晴れてれば行きとはまたちがうキレイさを味わって歩けたのにな~。

 

 

 

富士見平から1時間弱で十二曲りまでやってきました。

 

 

 

 

 

コレ!行きに気づかなかったけど、岩を削って階段状にしてありました。

上手にできてる~!

 

 

 

pm1:58

黒沢橋を渡ります。

 

 

 

そうそう、実はさっきからワタクシに神が降臨しておりまして。

さっきのトイレブースでしてきたら良かった~!と若干悔やみながら下りてきていたのですが、だんだんと神のノックが強くなってきてる!!

いつもならのんびりと歩くこんな木道も、ワタシとは思えぬスピードで早歩き。

(しかしニゴウからしたら普通の速度だったらしい(笑))

 

 

 

pm2:28

途中で何度も悶えながら、ようやく笹ヶ峰歩道分岐。

 

 

 

pm2:40 @1,300m

なんとか登山口までもどってきました!

 

 

そしてこのあとニゴウにザックを託し、ワタシはトイレへ一目散で駆け込んだのは言うまでもありません。

無事帰還おめでとう!ワタシ(笑)

 

 

【ワタシのコースタイム】

 

○往路:4h35(休15分含)

○昼:55分

○帰路:4h(休5分含)

※雷鳥平手前あたりで撤退

 

 

【下山後温泉】

 

豊野温泉 りんごの湯 410円

※水風呂なし

 

 

*****

 

 

予報より天気がイマイチだったけれど、紅葉が思ってた以上にキレイだったのが救いだったな~。

紅葉キレイだったから良かったね!なんて言っていたけど、帰ってからほかの人の火打レポを見ていたら、まー展望の素晴らしいこと!

やっぱりお天気いい日に行くのが最高ですね。

登山道は、十二曲りより上のところが段差が大きくて登りづらいところがあるけど、それ以外はわりと歩きやすいので次回はぜひともテン泊で行ってみたいと思います。
 
<完>