▲御嶽山【長野】2020.08.26<前篇> | ロマンはどこだ!

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ロマンを探して山旅を。
ぼくらは希望の音を鳴らして歩くのだ。

 

8年ぶりの地へ。

 

日時:2020年8月26日(水)

山名:御嶽山 3,067m(長野)

天気:快晴のちガスときどき晴れ

ルート:中の湯(黒沢ルート)のピストン、往路でニノ池へ立ち寄り

 

 

*****

 

 

前回、我が家が御嶽に行ったのが2012年。

それから噴火があって、山頂直下で撤退したリベンジに行きたくてもなかなか行けない状況になってしまいました。

しかし昨年に引き続き、今年も期間限定なれど剣ヶ峰まで行けることになったとのこと。

コロナや7月豪雨などで足止めを喰らいつつも、ようやく我が家にもチャンスが巡ってきた!

前回は田の原ルートで登りましたが、そちらからだと剣ヶ峰には行けず(2020年は王滝頂上まで可)、今回は中の湯登山口から黒沢ルートで剣ヶ峰を目指したいと思います。

こっちはお初だから、おなじお山でもまた雰囲気がちがうんでしょうね。

そして前回の山行から早5ヶ月。

近場のお山には軽くトレーニングがてら行きはしたけれど、3,000m級のお山はひさびさですからね。

無事剣ヶ峰までたどり着けるのでしょうか。

 

前日は登山口の駐車場にて車中泊。

事前情報でも知ってはいましたが、駐車場までの道中は墓石がやたらと多くて。

コワがりのくせに意外とお墓はへっちゃらなワタシでさえも、さすがに早く着いてくれ~と思っていたほどでした。

そして到着したときに若干暑かったので窓チョイ開けして寝たら、途中で寒くて窓を閉めたほど。

さすが標高が2,000m近いと8月でも涼しいですね~。

 

 

【中の湯登山口(六合目)駐車場】

 

 

○100台(無料)

※到着時は4~5台のみ

 

 

【登山口トイレmemo】

 

↓左の建物

 

○男女別

○洋式(ボットン)

○トレペ、洗面台(鏡付)あり

※電気は自動点灯、キレイ!

 

 

出発しようとしたら、ちょうど日の出の時間だったもよう。

今日はお天気持ちますように!

 

 

 

am5:28 @1,810m

それでは参りましょう!

 

 

 

20分ほどで鳥居が現れました。

ここが日野小屋のあたりだったかな。

 

 

 

 

 

登りはじめからたしか木の段差のトレイルになっていて、わりと勾配がキツかった記憶。

出だしから調子が出ておりませんが、大丈夫かしら。

 

 

 

am6:17 @2,079m

八海山支店にやってきました。

小屋なのに支店って不思議なネーミングですが、ここも休業中でした。

 

 

ここから七合目の行場山荘まではわりとゆるめ。

木々のあいだからときどき展望が見えていたので、眺めながらぼちぼち登ります。

 

 

のんびり進んで行くと、ロープウェイ駅からのルートと合流です。

 

 

 

am6:29 @2,140m
そのすぐ先には七合目の行場山荘が現れました。
 

 

【行場山荘トイレmemo】

 

○洋式、和式が1基ずつ(ボットン)

○トレペ、手洗い水有

○協力金

 

 

am6:41 @2,140m

行動食食べたり、ワタシのNewザックのパッキングがイケてないと言われて直したりと、10分ほど小休止したのち出発します。

 

 

15分弱で、八合目あと1km地点を通過~。

足元は相変わらず木の段差が続いております。

 

 

 

 

 

木々のあいだから見えているお山はどこだったかしら。

 

 

 

あと600m、400m。。。と進んでいくにつれて、だんだん頭上が開けてきます。

そしてここを抜けると、

 

 

 

am7:45 @2,480m

八合目 女人堂に到着しました!

建物の手前にトイレがありましたが、使用していなので詳細はワカラズ。

 

 

 

あら、ハム太郎。。。ではないな(笑)

 

 

 

女人堂からは北側が開けているので、乗鞍がよく見えておりました。(ワタシの頭の上あたり)

 

 

 

ひとしきり展望を楽しんだら先へ進みます。

ちなみにこの黒沢ルートというのは最も古いルートになるため、鳥居や石碑などが一番多くあるんだそう。

すでにここにもたくさん並んでおりました。

 

 

 

小屋の横を回り込んで行くと、南側は雲海!

向こうに見えるのは南アルプスでしょうな~。

 

 

 

 

 

am7:54 @2,480m

それでは九合目に向かいましょう。

 

 

 

しばらく進んで行くと、ここにもたくさんの仏像が。

 

 

御嶽といえば信仰のお山。

以前登った田の原からのルートでは白装束のかたをたくさんお見掛けしましたが、今回はひとりも出会わずでした。

その代わり、なにやら訓練している自衛隊らしき集団は見かけましたけどね。

 

 

そして正面には山頂部が見えております。(女人堂のところからすでに見えてたけど!)

剣ヶ峰はあの奥になるのでまだ見えていないかな。

 

 

 

30分ほどでハイマツ帯を抜けて、森林限界になりました。

 

 

 

乗鞍を見つめる石像。

 

 

 

顔を上げれば、石室山荘や覚明堂がちいさく見えております。

これが!地味に!キツイ!

 

 

 

『水』とペイントされた石がありましたが、こんなところに水場があったっけ?

 

 

 

 

 

この道標があったところから、よく整備された岩ゴロ帯へと突入します。

 

 

 

左手に見えているのは、断崖のような荒々しい景色。

なんとも火山のお山という雰囲気です。

 

 

 

 

 

 

 

女人堂から1h30弱で、ようやく石室山荘(2,820m)の直下までやってきました。

見えてるあるあるで、ここが地味にキツかった~。

ここは山荘の廊下が登山道の一部にもなっているところなのですが、山荘直下の登山道を整備中だったので、我々は迂回路を行きます。

 

 

 

すごいところに建っておりますな。

 

 

 

 

 

九合目と書かれた石碑が現れました。

 

 

 

しかし九合目にある覚明堂はまだ見上げる位置にあるのです。。。

 

 

 

am9:32 @2,930m

じわじわと登りつめ、ようやく九合目の覚明堂到着!

 

 

 

 

 

行動食食べてエネルギー補給したら、鳥居をくぐって先へゆきます。

 

 

 

ほどなくして分岐にやってきました。

ここはニノ池からショートカット道と合流するポイントなので、帰りはこの右手から下りてくる予定です。

そして剣ヶ峰に向かう我々は左側のルートへ進みます。

 

 

 

 

 

am9:48 @2,915m

黒沢十字路に出ました。

 

 

 

正面にはニノ池が見えてきました。

知ってはいたけど、火山灰で埋もれてしまったようすが悲しい。。。

 

 

 

というところで後篇へつづく!

 

【後篇へつづく】