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JP(16) - ROND in National Art Ctr.

この展示会で田亀作品の電子化状態を拝見できて感動した後、ここでお茶をしばいていくことにしました...。

会場内というか、そもそもの美術館の構造が近代的というか遊んで作ったような会場で、そこに円環が設けられてます。

円環への「渡り廊下」から階下を見ましたの図。

アクロフォビアの方、ここで既におもらししてアウトになるかも...。さらに上層階の環状組織にも興味津々。

で、おひとりさまなので待つこともなく席に通され、メニューを拝見。

お茶といっしょに、なかなか美味しそうなケーキもいただけそうです。マカロンって1個250円だろうね...(怒)

他にも季節・期間限定メニューがありましたが、定番ものからこのモカっぽいケーキを選んでみます。

なんで素直に「要するにティラミスです」とか「モカケーキです」って書けないかなぁ...。

すぐキマした...。

お飲み物はアイスコーシー。ガムシロップが普通に添付されてくるのを見て、また感動しました。

で・・・これが現実。

見本写真からそれほど乖離していないことには好感が持てました。お味のほうは... 下手くそなティラミスみたい。でも甘さがそこそこ適度なソースを吸わせて食べて、アイスコーシーを、うぐうぐ。結構これで愉しめました。

国営の美術館に無料で入館してロッカーもタダで使えるのに、コーヒーとケーキは馬鹿高いという矛盾。

でも、優秀作品として選ばれたマンガを拝観した後、午後のひとときを過ごすのにはいい感じでした。
この後はまた乃木坂駅へ戻って日比谷線へ乗り継ぎ、お西さん(築地本願寺)へお参りに寄ります...。

JP(15) - Japan Media Arts Fest.

やってきました乃木坂駅前。東大の生産研、その前は大日本帝國陸軍の歩兵第3連隊があった場所です...。

こんな近代的な、おおきな建造物が建ってしまって、おぢさんはまたウラシマ効果がバッチリ全開しています。

入口には「いかに~も」コンテンポラリにデザインされた 国立シン美術館 の文字が。(シンの位置、間違えてた...スマソ)

受付でコインロッカーの場所と使い方を教わり(100円入れるけど、返してくれる。親切♪)荷物を預けて、拝観。

同時期にいくつかの展示をやっていましたが、アニヲタ兼ゲーム屋だったせいもあって、僕のおめあては... ここ。

第19回文化庁メディア藝術祭の受賞作品が展示されているのです。

入場していきなり、アート部門の大賞を受賞した "50 Shades of Grey" という作品に引きつけられました。
写真撮影はしてきませんでしたので、ご興味をお持ちの方は こちらのリンク から ご覧ください。
プログラミング言語が表示されているんですが、BASICとかPascalとか、懐かしくてうるうるに。(苦笑)

そして、観たかった「巨匠」の新作、しかも、まさかの一般紙(月刊アクション)掲載作品でした。

こんな一角です。原画、ネーム、下書き、Macintosh®  へ取り込んで Adobe Photoshop®  で仕上げるまで...。

注:以後の文・写真は田亀先生の著作権に必要以上に触れる危険があるため展示会場の係員に撮影の許諾を得ました。
 © 2014-2016 Gengoroh Tagame / Futabasha, All Rights Reserved.
 © 2015 Media Art Festival

なお、拙記事によって田亀先生の作品に興味を持ち、他の作品を探してみるのは... 18歳未満は禁止です。それ以外の方にもブラクラ(Browser Crasher)として、精神汚染の危険が伴いますことをここに警告いたします。

オチャメな田亀先生... サインと似顔絵を残してありました。

眼鏡をかけたクマ...確かに本人に似てる。一度ぜひお遭いしてみたいですが個展やサイン会の時期に帰省できません。

これが作品の説明。英文を読むのが苦手な方や手を抜きたい人はGGRKS。
    
今丁度渋谷や世田谷でLGBTのカップルへパートナーシップ証明書の発行を始めていますが、その風に押されています。同性婚をテーマに描かれた作品が注目を得るというか... 日の当たる場所へ登場する日が来るとは思いませんでした。

土曜日とあってか、こんなに見学者がいっぱい...。どうも腐女子の含有率が高いような気がする...。
「初日には田亀先生もいらっしゃったんですよ..」と係の兄さんに伺い、残念だったと思うことしきり。

でもさすが多摩美卒のアーティストだけあって、ネームから綺麗。ネームから下書きへ以降する際に、登場人物の姿勢を改善する等させて読者により強いメッセージを届けようとする作画力に脱帽。こちとら写大を首席卒と威張っていても、そもそも手が悲しいほど不器で美術系への道を一旦断念した経緯があります。それでも機械任せなら?と写大へ行ったのでした。そのため、こうした基礎デッサンからしっかりしたプロの作品を見せられると感動します。凄いぞ田亀先生

壁にかかっているモニタでは電子的にスクリーントーンを張り込む作業?をスライドショー式に展示中でした...。電子書籍でこの作品を購入し拝見した最初の感想は、恥ずかしながら「いろんなグラデのスクリーントーン貼るのが大変そう。材料費がメッチャ高そう!でした。でもやっぱり電子化してたんですね。これならグラデの調子も濃淡も自由自在♪

観て真っ先に「わ~い♪ 田亀先生もマック使いだ。あ Adobe Photoshop CS8 だ!!
(我が家はケチ。いまだバージョンが CS5 しかも生徒に Adobe Creative Suite の社員販売を買ってもらった...)

そしてこのカット... じつわ「弟の夫・第2巻」の中でいちばんお気に入りのカットだったので激しく感動しました...。

「きゃ~!マイクがくまさんドーナッツ食べてる! きゃわゆ~い♪♪♪ とウィスパリングするように絶叫する私...。

・・・隣にいた、ロン毛で香山リカみたいなルックスのお姉さんに思い切りガン見されてしまいました...腐女子!?(大汗)
うっかり目があったら、ニッコリ微笑まれたんですが... フケデブ専なので会釈して無視しちゃいました。ゴメンね!
ぢつわ内心、どうリアクションするのがいちばん平穏にやり過ごせるのか脳が破裂しそうに活動していました。

他の作品は東村さんの「かくかくしかじか」をいつか全巻ダウンロードして読もうかと思ったくらいで、退場。

ここ、展示室の外に喫茶室があります。半中空で円形の形状がおもしろそうです...。

ちょっと面白そうなので、寄ってみることにしました。(でも築地での宴会が待っているので量は控えめですw)

JP(14) - Tonkatsu Tonsei

土曜日のランチへ向かったのは蒲田近辺に数軒ある地元の名店「とん清」です。

この晩は「築地の高級料亭でT学園の同窓会」だから、ランチは早めに済ませて腹具合を調整しておきたかったのだ。

まだ「準備中」の札がちょびっと見えてますが、開店数分前にバッチバチに撮りまくってます。…怪しい客だよね。

お姉さんが出てきて営業中の札にひっくり返したところで「入っていい?」「あ!おまたせしましたぁっ!」って。

「実はブログとかやってるんで、店内ちょっと撮してもいい?」って伺って、快諾を得ました。有り難いです。

すごく整然として綺麗。ここが「とん清・本店」です。蒲田西口で西鉄インから2~3分、以後、通いそう...。

入店前に撮った、面等に飾ってあった大判のメニューです。

コロコロ定食とか、惹かれる物が大杉!! でも駅ビル店ではなくこの本店は初めてなのでコンサバに特上ロースで。

熱々の緑茶を出してくださいましたが... 揚げ物にはビールとか炭酸がいいよね。まだランチだから、コーラを。

「すいません... 僕アメリカ人だからコーラ飲んでもいい?」って聞くと、必ず話のきっかけになります。英語ではこういう会話のきっかけ作りを Ice breaker っていいますが、特に蒲田の場合は別格。父の代まで蒲田の住人だったので「昔の我が家は東京計器(現トキメック)の裏にあったんですよ。それが空襲で焼かれて...」と、話が続きます。

もっとも、B29が蒲田の家に焼夷弾落としたおかげで父がアメリカ嫌いになっちゃったんだけどね...。(苦笑)

そんなローカルな話をさせていただいているうちに、厨房から出来上がったの合図が入りました♪

特上ロースカツです。昨夜と違って、揚げ色がまっとうなことに、まず目が行きました。ここらへんが京風??

椀は・・・ 予想通りというか、嬉しいことに豚汁でした!

脂が多すぎず、でも根菜などの具がたっぷり新鮮。開店後いきなり飛び込んだおかげもあってか煮込みすぎてない!

昨夜も「ビフカツ」食べてますが... やっぱり、とんかつ専門店は衣の揚げ具合も、肉質もダンゼン違う。

ヒレ肉のとんかつは淡白すぎて苦手。やっぱり、この脂身がちょびっとささってジューシーな肉がおいしいよね♪

ああ、これで今日はチアミン(ビタミンB1)をDV300%くらい摂取しちゃったな♪ と安心しちゃいました。

そのおかげか昨夜(つか、今朝)まで痛飲してるはずで睡眠も4~5時間なのに、午後~また深夜まで快調そのもの♪
「ごちそうさま!蒲田に泊まったらまた是非お邪魔します!」「ありがとうございました。お元気で!」と退席。

築地での同窓会へ出席する準備をして(ということは、あのDQNな革テンガロンかぶって)東急線へ・・・。

途中で、乃木坂駅前にできたという「シン国立美術館」での展示を観ていこう!と思い、東急目蒲線へ...。あれ?無い。そうだった。確か去年も中目黒で特急の乗り入れができなくて困った。オーマイさんに助けてもたらんだった。
「ヨルダン乗り換え案内」とかいうのをググって、そのまま営団新都心線で原宿へ行って千代田線に乗るだけみたい。

明日はその シン国立美術館 での、文化庁メディア芸術祭受賞作品展の模様をお見せします♪

JP(13) - Breakfast @Nishitetsu Inn

朝です…。蒲田駅西口のビジネスホテル「西鉄イン」で迎えた朝です。行きつけだった店に午前2時頃まで粘った翌朝。随分飲んだくれた割りには、けっこう体調いいわ。熱いの冷たいのってシャワー浴びて生き返りました♪

これが部屋の窓からの景色。なんかボケた斜線がかかっているのはガラスに飛散防止のワイヤが入っているから。

あんまり食欲無いけど... いちおう朝食ブッフェが付いているので取材wさせていただかなくてはなりますまい。

土曜日。午前7時すぎ。すごい... けっこう満席に近いくらい混み合っていました。

で、ここの朝食ブッフェって、けっこういろんなものが揃っているんです。

サラダコーナー。見るからに「飼い葉」なものは置いておらず、コールスローとかポテトサラダ系でまとめてます。

ホットミール、なおかつ蛋白質が揃っているのが嬉しいです。朝は蛋白質の摂取で体を温めたいよね。

スクランブルエッグ、ポークリンクに... ハッシュドブラウンだったか薩摩揚げだったか覚えてないや。(笑)

そして「私は和食」でキメ打ちのお客様にも対応できるよう、下魚が置いてありました...。

サバです。僕は祖母に育てられたも同然のため「鯖は下魚で卑しい人間の食べ物だよ」と躾けられてしまいました。流石に大学生活で「サバミソ缶詰」とか「サバの塩焼き定食」で鍛えられ、その偏見は薄れていますが、やや苦手...。

一方で、アメリカでなかなか食べられない「おそうざい」が嬉しい。自分で作るの面倒だし、冷凍物はイヤだし。

筑前煮の売れ行き、順調です...。人気商品だと判ると、ただそれだけでちょっといただいてみたくなるのが人情です。

パンも数種類ありました。

クロワッサン、チョコクロワッサンは安物のバターの風味が漂いますが、まだ焼きたてなうちなので良い香りです。

そして、この日は「おいなりさん」ではなく、おにぎりの日でした...。

既に海苔が巻いてあるおにぎり... 困ったことに少し嫌い。湿気のために海苔の質がハッキリ判るから。こと海苔に関しては養殖地の育ちなので海苔の風味にはうるさい。ところがコンビニの「パリパリを巻いて30秒以内に食べる」おにぎりだと海苔の磯の香りが出てこないから平気。こうなっちまってると、安物の海苔のニオイでもうダメ...。
結果、学生&チョンガー時代に、ほかほか弁当屋で「のり弁・のり抜き」を頼んで変人扱いされていました...。(爆)

ここんちって、飲物が異様に豊富。

朝っぽらからコーラ飲むのって、アメリカ人みたい。他にはエスプレッソマシン、ジュースサーバに... 味噌汁マシン。

そう。味噌汁が作れるサーバがあるんです。僕このビジネスホテルで初めて見ました。

都内なので「合わせみそ」がセットされていましたが、中京用に赤味噌、関西向けに白味噌とかもあるんでしょうか?

さらにフリーズドライなのが少し残念ではあるものの、具が3種類も選べます

しかも、混合して使えば「わかめ・ねぎ・油揚げ・とうふ」の豪華な具に... 多分ワカメが多くなりすぎるけど。(笑)

摂取してきました。嗚呼・・・この和洋折衷な選び方というか、選ぶことが可能だというあたりが、ニッポンだぁ!

欧米ではありえない朝からマカロニサラダ、そしてスクランブルエッグたっぷりにチョコクロワッサン、サバに筑前煮!これで味噌汁もらったらアメリカ人としての自分を否定しすぎると思って、コーンスープとエスプレッソを奪取。

クローズアップも撮ってあったから載せておくけど... 凄いよね、このへんの組み合わせ。

何故か、こんな突拍子もない盛りつけをしながら「笑いを取ろうと思っても千歳台の馬鹿舌には勝てない」と痛感。w お味のほうは普通。スクランブルエッグがアメリカより半熟(でも安全)で嬉しい。後はなんてことなし。

朝食を終えてから、もう一度シャワーを浴びておめかしして、ちょっと蒲田の駅ビルへ買い物へ。

最初は津田沼へ戻ってから「無印良品」へ行こうと思っていたけど、蒲田店に在庫があれば爆買いしておこうと思った。買いたかったのは...ここんとこ僕と家人がうっかり割りまくったボーンチャイナのマグとカフェ・オ・レ・カップでした。幸いなことに蒲田グランデュオで必要数を無事に入手できてひと安心♪ その後は「とんかつ専門店」へランチに...。

JP(12) - Coco Ichiban-ya

プロのニッポン人を40年以上続けていた者としては、やはりカレーライスというものは特に気になる存在です。
(筆者注:渡米したのは19年前だが、日本国籍は2006年10月6日に喪失したので、その時まではプロ)

でも、このCoCo壱番屋というチェーンには入ったことがありませんでした。本社が愛知なのも存じませんでした。
その後ハウス食品工業に買われたニュースで少し気になって、さらに「みのりフーズ」がこの店が廃棄したビーフカツを転売してTV JAPANでも毎日のように見せつけられるうち...「食べてみたい!」という激しい欲求が湧いてきました。

で、CoCo壱番屋蒲田西口店で初めて「ココイチ・デビュー」とあいなりました次第。

まだ早い時間だからなのか、ディナータイムにカレーを食べる寂しい人が少ないからなのか、他の客は1~2名。

おひとりさま=ぼっちごはんなので、入口近くのカウンター席を勧められました。

なんか宣伝がいっぱいあるし、調味料がいろいろあって複雑過ぎて不安になってきました...。

メニューを見てビックリ。ここんちって「基本がカスタマイザブル」だったんだね...。

面倒臭いので、この「ビーフ三昧カレー」にしておきました。目的のビーフカツが乗ってるし。
それでも執拗に「辛さはどういたしますか?」と聞かれたので、甘口・中辛は避けて「辛さ1」を指定してみました。

着色料を使わないためなのか色が変に見える福神漬けらしき物体と、よくカレーにソースをかける変態を高校や大学でも見かけたけど、あれってかなり普遍的らしく、ソースも常備されています。けっこういたれりつくせりみたい。

そして、試しに舐めてみる気にもなれなかったのが『とび辛スパイス』の缶でした。あんなの舐めたら味蕾とその周辺のシナプスが完膚無きまでに破壊されてカルシウムイオンによる神経信号の伝達が完全に滞り、関連細胞群の修復がヘイフリック限界を超えてしまって『真の馬鹿舌』になりそうでとても怖かったです...。

一方で、ちょっと驚いたのがホームメイドのロゴ入りスプーン。

いま「グランドマザーカレーを食べると抽選でもらえる!」って宣伝してたけど... そこまではそそられませんでした。

辛さレベル1は一般人の許容範囲と明記されていたものの、水だけでは寂しく、アイスコーヒーを注文。

ガムシロップと植物油脂で作ったコーヒーフレッシュがこのように添付されてきました。なんて衛生的な國でしょ。日本國ってなんでもかんでも衛生的すぎて寄生虫とかが絶滅してるから、かえってデングやらジカやらの外来疾患に脆弱なおかつアトピーとかアレルギーが起きまくってるんだと思います。みんな、腸内でサナダくんとか育ててみればいいのに。

カウンター正面にあった、親切な給電。しかも絶縁の工夫もしてありました。

・・・なんかいらないくらい親切で便利。こんな國で育ったら海外へ行くと不便だろうね。と素直に思いました。

先客が去ったので、奥の方の店内もぱっちさせてもらいました。(店長?さんの許可をいただいています)

狭いながらも衛生的です。メニューや調味料のたぐいが溢れているように見える以外シンプルで清潔。好感度アップ。

そして、「三昧」なので手間取ったのでしょうか... 6~7分かかって僕のカレーが出てきました。

ああ、これが廃棄処分(にならなかったほう)のビーフカツか。なぜか散々TVで見せられたので初対面に見えません。

しかもこの「ココイチのカレー」って... 素のままだと具が何も入っていないようです。

ビーフカツだけではあんまりなので、カルビ牛も混入されたバージョンで風味の複雑化を愉しませてもらうことに。

さて、ビフカツの厚さはというと... 割りとペナペナ。肉はミンチ?なんだか食感が挽肉みたいにスムーズすぎ。

でも豚とは違う、関西で食べるビーフカレーの味がしました。いちばん気に入ったのは濃い目のきつね色に上がった衣がサックサクで食べていて楽しい。このサクサク衣と辛めのカレーソースで勢いづき、綺麗に完食させていただけました。

満腹で幸せになり、蒲田サンライズのほうへ戻ります。ああ...あのウニウニなマークが怪しく輝くのが蒲田っぽい♪

その後、二十年来の行きつけのバーへ行って懐かしい皆さんと歓談し(カラオケはダメ、ゼッタイ!)午前様で就寝。

明日は「西鉄イン蒲田」の朝食ブッフェをお見せしましょう♪