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JP(21) - Branch @New Sanno(2)

ザ・ニュー山王ホテルのエンパイア・ルーム(やっとまともに書いたw)で、サンデーブランチをやっています。この日集合してくださったのはブロガー仲間と毒者のみなさまです。改めまして、お足元のお悪い中(まるで台風)をお運びいただきましたこと、重ねまして御礼申し上げます。 ・・・で、飲み放題シャンパンが甘すぎなので、一瓶買いました。

アイアンホースの Wedding Cuveé です。醸造所の直販が$44なのが、ここで$50で販売という良心的設定。こっちの泡はすごくまとも。色でもお判りのようによく熟成もされていて加州の泡では最高級。(この店でもこれが最高級)

…なにせこのブランチ、経営本体がNPOですから。さらに日本國が毎年2,000億円ほどの思いやりをくださいます
トランプ爺が「金払わなけりゃ撤退」って言たけど、駐留する方が安上がり♪ トランプってホントに馬鹿ね。www

お誕生日が間近な方がいらしたので、サービスパーソンさんへそれを伝えたら「何かしますから」と・・・。
で、サービスパーソン数名が揃って出てきて蝋燭の立ったケーキ+ドラ声で Happy Birthday を唄ってくれました♪

こういう時の乗りの良さがアメリカ人、しかもみんな軍関係者&国務省関係者ですから、周囲のテーブルも一緒に合唱!いいなぁ、このノリノリな部分ってば、アメリカ人になって良かったなぁと思える瞬間でもありました。

なお、ケーキそのものは「あたし...これ残してもいいですか?」という素晴らしい風味のようでした。(爆)

さらに2回目の収穫はこんなでした。

アイアンホースの泡でキャビアも愉しみ直すとともに、エッグベネディクトその他の朝食アイテムを収穫しました。

ここでちょっと、会場の様子もお見せしておきましょう。

これは今回初めて見た、焼き鳥屋の屋台?(笑) けっこう人気です。アメリカ人もテリヤキ味に慣れてますから。

カービングステーションでは、牛の組織を薄切りにして切り分けてくれています。

「レアな、血まみれの部分をください!Gimme the bloody part please!」と頼めばレア部分をくれます。

デザートもすごいよ。

もっとも、アメリカのデザートだから甘いばっかりでドッパズレるのが多いから、フラン(プリン)が無難かもね。

そして、アメリカでようやっと流行が終わってくれたカップケーキ...。まだいるし。

なにこのカラフルなトッピングは?どれ取ってもアイシングが不味そうでガッカリするのは目に見えるようです...。
でも撮影するだけなら、なかなか絵になりました。(笑)

こっちは・・・ 怖くて手を出せませんでした。誰か食べた??

なんだか中華の油條みたいなのと、シマシマのアイシングがされたブラウニーだろうな...。

ということで、コンサバな僕はフランとクレープシュゼットにしておきました。

欲張ってチョコトリュフももらってきたけど、どうってことはなかったよ。

まあ、1時間半くらいかけてこんだけ飲み食いしてこの値段だったら、なかなか良い「オフ会」ではないでしょうか?

そして、お食事の後は2階へ・・・。

和食堂 KIKUYA も、制覇せねばなりますまい。次回は妹や両親と夕食に来るかも。でも米軍は父が嫌がりそう。

この階には Navy Exchange(海軍の売店)が入っていて、日本土産を中心に、なかなか面白い物を売っています。

この寿司屋っぽい湯呑み、すっげー直径がデカイ。色違いで両親へお土産にしたら、さっそく父が使ってくれました。
・・・米海軍で買った。とは話していません。www

そして他のみなさま、特に奥様方はCOACHのカバンとかを見て愕然。20%OFFの札が付いているものなんかになると、ただでさえ軍の売店なのでありえないほど低価格なうえ免税。やはり奥様方、お気に入りのカバンをお求めに...。

僕たちは...「ここで仕入れて「♪新品即落☆」って売ってみようか?」・・・って、オーマイさんと嘲笑っていました。

帰宅後。この日はバレンタインデーだったので、あつさんの奥しゃまからチョコレートもらっちゃった。(汗)

お土産交換はやめましょ。ってお願いしてありましたが、前夜に僕が『世にも恐ろしいアメリカのカップヌードル』を、あつさんにお渡ししてしまった報復です。世界一不味いカップ麺の御返しに、美味しいチョコがいっぱい。ぢつは... チョコ大好きな父にほとんど奪われてしまいました。でも、父を喜ばせてくださったので大感謝でございます。

ホント、ここのサンデーブランチは楽しいです。帰省する度に、日曜日はここでオフ会開催することにします♪

JP(20) - Branch @New Sanno(1)

つきぢ田村にて同窓会に参加してきた翌日は、日曜日。

今日の天気はなんだか異様に荒れ模様のようです...。天気図で、すごくグルグルした低気圧が近所にありました。

そんな風雨が凄そうな中... サンライズ蒲田商店街が2月なのに摂氏20度を超える生温かい風と雨から守ってくれます。

屋根付きの商店街を100mくらい歩けば駅まで行ける「西鉄イン蒲田」って、なかなか便利です。以後愛用予定♪

そして、東急線を乗り継いで広尾へ...。

なんだかダイヤがメッチャクチャになってるし、ホームが高架で野ざらしだから雨が吹き込んでくるし、サイテー。

でも11時半にみなさまと落ち合って、ニュー山王ホテルへ入場しました。みんなパスポート持ってきてくれました。

そう。ここは合衆国領なので合衆国軍と国務省関係者しか入場できません。今回も不肖私がホスト役でブランチですが、日本國民のみなさまはパスポートの提示がゲートで必要になります。(でも入出国スタンプは押してくれません)

ここですね。『帝国の間』という、ストームトルーパーの皆さんが飲んで唄っていそうな宴会場です...。

みよ。おとな$25.95・こども$12.95で食べ放題+シャンパン飲み放題なのだ。日本國からの「思いやり予算」に加え、僕が合衆国で納めている39%の直接租税のおかげでコスパがいいです。そこで、今日は皆で取り返します。w

宴会・イベント受付にLくんがいたのでフレンドリーに挨拶して、荷物はクロークに預けてから入場しました...。

『帝国の間』の中はこんな。数百席ありますが、けっこう埋まっています。

僕たちも十数名の団体さんでしたので、長いテーブルに通されました。

軍関係の施設だとすぐ判るのが、壁の装飾...。

米国旗と Army, Navy, Marine, Air Force, Coast Guard 五軍の軍旗らしきものが飾られていますのだった...。

そして、使徒が羽根を生やしてガフの部屋の扉を開けているような彫刻が飾られたあたりから、ブッフェ開始です。

こんなアイランドが10ヶ所以上あるんですよ。気が狂いそう。というか、お食事計画の策定が毎回破綻します...。

よく観ると、羽根を生やした使徒がガフの部屋の扉を開けている彫刻・・・ ではなく、トリのようでした。

こういうこと出来るシェフを雇っているの、凄いと思います。それともなにがしかの「兵器」を使うのでしょうか?

今回もありました。くろたまごです♪

売れ行きがイイですが... 後でその品質に落胆させられます。

シーフードコーナーのあたりには「船長の人形」が置いてありますが、階級章が付いていません。

ここ... U.S. Navy がオペレーションしている宿ですが、そこまでの拘りは無いようにお見受けしました。

僕の第一回目の収穫結果は、こちら。みなさまの収穫は... 『十人十色』という四文字熟語そのまんまでした。(苦笑)

にく、さかな類もあるけど、シャンパンとキャビアに重点が置かれた収穫なのがお判りいただけると存じます。

その「くろたまご」が、こんなでした。

写真だと判らないけど... 暫くすると後で皿の下が濃青緑色に染まるという、恐ろしいパチもんなのを発見!でもどうせ酔っちゃえば馬鹿舌にはおんなじ。サワークリームに刻み玉葱と刻み玉子を混ぜてレモンを搾れば、わかんない♪

パイ包みのポットローストみたいなのを発見。

これは肉よりも「表皮」がおいしそうで収穫してきました。泡をクピクピやりながらですから、いけてます。

他はこんな。

ウインナのパイ皮巻きはキッズミールから横取り♪ どれもスパークリングのおつまみにはいい感じ。でも... その肝心のスパークリングワインが飲み放題だけあって安物で、なんかドサージュが多くて甘すぎた。別途注文しましょ。

・・・この続きは、また明日♪

JP(19) - Tsukiji Tamura (2)

「西の吉兆、東の田村」と呼ばれる名店で懐石をいただきながら、大学時代の同窓のみなさまと宴を催しております。

このランチョンマット... お店のモットー「五味調和」は初代(御爺様)の、絵は二代目(御父様)のものでした...。
・・・そもそも、ランチョンマットって呼んでいいのか不安。(大汗) もうアメリカ人だから許して。>若旦那・若女将

お造りの次には、焼物です。(実際は先輩や同輩の間を飛び回ってて、きちんと味わいきってなかったかも...(汗))

焼物:大ずわいがに、炒め玉葱、陶板焼、かに酢、生姜 この器... 陶器だった。鉄板焼だと思っていた私は無知蒙昧。金属より比熱が高くて保温性に優れているから、道理で冷めるのが遅いわけだ...。やっと納得。

さすがに、ずわいがにと一文字多く威張っただけあって、おおぶりなカニの足でした。

当ブログの愛毒者あつさんに「殻がないから食べられるだろ?」と、嫌味 優しいお言葉をいただいたのは忘れません。すぐ側に座っているS氏にも全く同じ台詞を言われた... このブログ、だんまり決め込んで読んでるTの先輩が大杉!!

そう。4期も大先輩のT山さんにまで世界中で馬鹿やってる記事を御高覧いただいているのが判って、大赤面...。って、単に酔いが廻りまくっていただけかもしれませんが。T学園の印象を歪めているとお叱りを頂戴しました。T山先輩の時代は創立者のおやじさまがご健在でしたが、僕たちはその後の入学ですから、学風が変化(劣化?)していたのかも。

・・・と、自席へ戻ったら、お次は蒸し物。

「わ~い、おっきな茶碗蒸しだ」とつぶやいて、また馬鹿にされました...。(泣)

蒸物:霞むし モッツァレラチーズ、花びら百合根、べっ甲あん
百合根は懐石料理ではよく出逢う食材なので、馬鹿舌な僕でも判りました。モッツァレラを使うのは凄いアイデア!

続いて、またフタしたものが来たよ...。

ここんちで、こんだけシンプルな器って珍しいかも...。

お献立を拝見したら... 煮物でした。

煮物:海老芋、フォワグラ みぞれ仕立て 刻みせり、七味(← Foie Gras のカナ表記は献立まま)
普段はギトギトなのばっかりを好んで選んで食べてるから... こんだけサッパリと仕上げたフォアグラって初めてかも。これは美味しい以上に嬉しい感動でした。若旦那、隆さんの手になる和洋の出逢いを体験させていただけました。

・・・と、感動する後から、苦手なものが登場。(泣)

香物:柴漬、蕪、水菜、昆布 ・・・すいません。D助先輩に助けていただきました。

ここらへんの前から、もう若旦那は板場の指揮を終えて宴会場へと登場。この日のためなのか、NHK出演用かはよく存じませんが... あの紅白のラスボスをも凌ぐような、まさかの配色!?(僕がいちばん人の事言えないんですけど)

「をい、いい帽子かぶってんじゃねぇか?」と僕がブエノスアイレスで仕込んできたテンガロンを見つけた若旦那...。

かなりきこしめして目が座ってて... まぢで怖いわ。でもセレブだから顔晒しちゃうも~ん♪

「隆さん...それ南米サイズでXLですが?」・・・って、なぜかピッタリ♪隆さんもアタマデッカチだったのか!?
「おれ、帽子はサイズあわなくていつも特注なんだよ。これピッタリだな。・・・くれよ。」
はい、どうぞ。隆さんにお召しいただけるなら。」

この会話が聞こえていた周囲はどよめいていましたが... 本革だけど現地で買えばそれほど高価でもありませんからね。あ~、帰りはハゲ頭丸出しで電車に乗るの恥ずかしいかも?...とその時は思った。ただそれだけで済んだと思った

で... お食事は止に入りました。

止:梶木づけ丼、温玉

カジキマグロも、アメリカンなブルーマーリンと風味も肉質も全然違う...。頂点な和食ってやっぱり凄い。

温泉玉子が嬉しい。ここだけは「炊飯器の保温モードで1時間で作れるんです♪」って、僕も自慢できました。(笑)

汁物は赤だしが添えてありました。

生のみつばも久しぶり。インスタント味噌汁パックに入っているフリーズドライには毎日遭ってるけどね。(苦笑)

そして... つきぢ田村では水菓子の品質が異様に高いので毎回驚かされます。

水菓子:あまおう苺、せとか、キウイ
「せとか」って存じませんでしたが、『みかんの大トロ』と呼ばれているそうです。

高品位な水菓子の中でも、とりわけ凄かったのが「あまおう」です。田村特製の「あまおうジャム」がけです!

この國って...なんで生の水菓子がこんなに糖度高いかなぁ?・・・と、日本に帰るたび考えさせられます。それほどまでにアメリカのイチゴは酸っぱいだけ。ベトベトに甘いクリームがなけりゃ食えないようにできてますから。

そして... 御献立の最後がまた凄い。

見よ。メニューの最後部を! 隆さんがテレビジョン受信機用の電波に乗ってまで現れるネスレ(本社はスイスw)の特別な製品が供されるのです。隆さんより一期先輩のF葉さんとK子さんが「ギャハハハハ!!ちゃんとメニューに載ってるしぃ!」と100dBを軽く超える大声でバカウケなさっていらしたのは秘密です。(先輩だから敬語必須w)

甘味:大納言しるこ、白玉、生クリームネスレコーヒー「究み」

『ネスカフェ 香味焙煎 究み
日本料理界のトップシェフwつきぢ田村・田村隆氏との共創のもと、素材・焙煎・抽出すべての公邸にこだわり、香り・味わい・後味の本質を追究した結果辿り着いたこの ”究み” は、レギュラーソリュブルコーヒーの最高傑作です。
上記は Copyright© Nestlé Group All rights reserved.(筆者注:一文字だけ加筆w)

「あんこもの」には生クリームって、僕は毎日のように実践してまっせ。・・・あんぱんにホイップをシュー♪ (爆)

我が家の「あんぱんホイップ」とは比べるのも馬鹿ですが、発想は一緒。日本の甘味は脂肪が無いから補うと美味♪

そして、ネッスルニッポン(って名前だったと思う。僕が日本に住んでいた頃は...)のコーヒー。

「ソリュブル騒動」はニュースで読んで知ってたけど、ネスプレッソといい勝負に美味しいのが驚きでした。
で、この器が凄かった...。白い部分もネスレのロゴマークの「ピヨピヨ親子の巣」がビッシリと描いてあった。

最後は記念撮影。ここで僕はなぜかいちばん前にの椅子へ...。体が大きいから後ろに並ぶっつったのに、数年ぶりに参加させていただけたおかげか、いっちゃん前でIさんちの御祖母様と御一緒させていただきました。…体積比4倍?(汗)
立ち位置が隅になった女性が「やだ~!広角だと隅は肥って写る!」・・・って、そういうのはしっかり覚えてる。w

撮影:山猫氏 ©2016 All Rights Reserved ・・・と書いておく。w
で... この撮影の前後に、たっぷり酔いが廻った隆さんに「このハゲ野郎♪」って、敏感な頭頂部の素肌を手加減することなく思いっきりペッチンペッチン叩かれました。(まぢ痛かったよ!!) 酔っている以上に赤っかになった私の頭頂部。あまりに可愛そうに思ったか、あつさん親子が新橋駅までタクシーで送ってくださいました。有り難うございます!そんで、蒲田へ向かう京浜東北線の国電の中でも周囲の人が僕の真っ赤な頭頂部を観て、ドン引きしてました...。

数年ぶりに参加させていただき、心から楽しませていただけました。みなさん、ありがとうございました!!

その上、来年の同窓会の日程を僕のためにその場で決めてくださいました。感激です。この記事を書いている2日前に、全日空のファーストクラスで成田への往復を予約かけました!蒲田の宿も既に予約しました!来年も夜露死苦!

JP(18) - Tsukiji Tamura (1)

日が暮れて、雰囲気が出てきて。久しぶりにT学園写真部御一同様の同窓会へと参加させていただきました。
    
このカット撮ってたら、道の反対側に先日ニュー山王ブランチへ御一緒したS氏がいらっしゃいました...。(汗)

で、先輩を見切らないようにして入口も寄ってワンカット。初代の記した「五味調和」が飾られています。

僕たちがT学園に通っていた頃、ちょうどこのビルに建て替え始める直前だったんです。以前から凄い風格でした。

大広間に入ったら...「青い血」の異名を欲しいままにしていた山猫氏が、やっぱし また変な物いっぱい持ってきて。

マイクロドローン飛ばしてるし。「このサイズは申請いらないんだよ♪」だって。そのへんはさすが機械工学科。w
さらにデジタルの二眼レフとか、変な物いっぱい持ってきてました。で、やっぱり男子部員はそれに惹かれた。(笑)

さて、宴会のお席は名札が振られていて、好きな場所に好きな人と勝手に座れないようになっていました...。僕はなぜか上席(あるいはいちばん下の席??)に割り当てられ、大好きな先輩の隣に。訳知りな皆様、有り難うございます。

ランチョンマットが先代(天皇陛下から金杯を受領されたた初代の御爺様)の手になるデザイン... 手ぬぐいまで。

で、恒例の冷酒がキマした...。

秋にお邪魔した時は桔梗でしたが、今夜はフリージアと...ピンクのが同定できない。あつ&もっち先輩に伺いましょう。

なんだか前菜がたっぷり盛られた派手な塗りが出てきて、同期だった若女将に御神酒を注いでいただきました♪

う~ん、ちゃんと注がれてるところを逃さず写した私は元プロ?(笑)

で、みんなで 完敗 乾杯とあいなるわけですが... この後は酔ったし懐かしい話しっぱなしだしで、記憶が滅茶苦茶です。
     
ですので、毒者のみなさまにもお献立をこ高覧いただくことでお茶を濁させていただきます。

献立の表紙は慧舟の雅号を持つお父様(二代目)の手になる、季節に馴染んだお雛様の美しい絵で始まって...

この中の献立表は... 三代目の隆さんご自身が書いたのか、誰かに手伝ってもらったかは不明。
ただ、隆さんも写真部にいらしただけあって、以前いくつか拝見させていただきましたが、画才もなかなかです。ヨイショ

・・・で、久しぶりに「本当の懐石」をいただいて判った。僕やっぱ馬鹿舌だわ。和食材についていけません...。

前菜:菜花サーモン巻、蒟蒻オランダ煮・金箔、唐墨・大根... と、そこらへんは判りました。

小鉢の中は、こんなでした。

申春合:あさり、わけぎ、ぬた... もしUAでもNHでも機内食なら箸もつけませんが「つきぢ田村」だから、食べた♪
ぬたぬたしたもの、ダメなんです。馬鹿舌というより子供舌で、僕もファミレス向きかもね。(爆)

ちょっと季節先取の蚕豆(そらまめ)が、すごく嬉しかった。アメリカでは滅多に食えません。
そういや、ソラマメの皮を食べずに残してる人がいっぱいいた...。やっぱT学園って坊ちゃん嬢ちゃん育ちが大杉?

公魚(わかさぎ)も、ちゅうがっこ時代に富士五湖で氷に穴掘ってサシ(ハエの幼虫)で釣ったのを思い出します...。
釣った後で揚げるのは一緒ですが、子供の頃「さっき食べられたはずのハエの幼虫はどこ?」と不安でした。(笑)
(T学園時代の実験でハエやカの幼虫をタプーリ解剖したから、今はもうかなり平気。でもヒトの解剖はダメ、ゼッタイ)

そして自家製の「からすみ」です。(AFまかせで確認せず、アトピン(焦点が後方にずれること)になっています。スマソ)

「今でも屋上でからすみ作ってるのかなぁ」と、僕同様にここんちへ入り浸りだった、もっち先輩と過去を笑いました。屋上で天日干しのからすみをひっくり返すの、手伝ったんだよね...。(遠い目)

その次は、椀物。

季節にあわせて使い分けてるんだろうけど... ここんちのってみんな豪華絢爛な輪島塗です。学生時代に食器洗いをお手伝いさせていただいた時、その塗り物のお値段を聞いて、まぢでチビりそうになったのは秘密です...。

フタを開けると... なんだか大脳のような。(ぉぃぉぃ...)

椀:真鱈白子、白味噌仕立、つる菜、干し山椒
「ほ~ら、おまえが大好きな白子だぞ~?」ってからかう先輩たち。いや、生成物はともかく組織そのものは...。(汗)

お次は、お造りです。

造り:まぐろ、たい、かんぱち、山葵 醤油はもちろん本膳(たぶん...)

まぐろが赤くない... 普段アメリカでどんだけおそまつな食材を口にしているのかが判る、悲しいけど嬉しい刺身。

素晴らしいことに、わさびがホースラディッシュではない...(ああ、アメリカ人な評。また隆さんに首締められる...)

と、お食事をご紹介しておりますが、実際には...凄い状況が発生。大好きだったF葉先輩に十数年ぶりにお遭いしたのに誰だか判らず、隣に座ってるD助先輩に「あれ、誰?」って聞いて「おまえ、ホント大丈夫?」って怒られたり。(汗)

そしてこの饗宴の続きは、また明日♪

JP(17) - Tsukiji Hongwanji

帝都高速度交通営団を利用して日比谷線の築地駅へやってまいりました。宴会場のはす向かいにある寺へ寄ります。

築地本願寺は「お西さん」の愛称を持つ浄土真宗本願寺派の東京別院です。サンマテオ佛教会のお姉さんですね。

翼の生えたネコに守られた入口が、なんだかガンダーラとか、そんな単語を脳内から引き出してくれました。
    
ここ、建造物としてはかなり変わった形状です。サンマ佛教会の元開教師・九条先生に 自慢され 教わりました。

ネコをもうワンカット、真横から...。

羽根って前足が変化したようなものだから、もともと6本足だったわけ? ・・・それって、昆虫みたいですげーイヤかも。

こんな看板も見つけてしまったのだった...。
    
親鸞上人のアニメっぽいキャラって... 当時の人にしてみたら長寿だったんですが、なんだかなぁ...。
フケデブが好みの僕でさえ軽く引くので、一般人にどれだけ訴えるキャラなのかが激しく疑問です。

でも、空海上人でこういうキャラ作ったら、もっとずっとキモくてドン引きするのは確実。(罰当たりな私)

ここに寄ったのは、これをもう一度撮影しておきたかったのがモチベーションのひとつでした。

♪すみれのは~な~ さく~ころ~♪ JASRAC 043-2664-4 ©1953 作詞: F.Rotter, 菅三鶴 / 作曲: F.Dölle, 森田公一 / フジパシフィックミュージック

・・・ではなく、蓮華の花が咲いておりますが、あの蓮の花の真ん中ってどうパターン化してたのか知りたかったのだ。

結果: 割といいかげん。(ぉぃぉぃ...)

使用してある色ガラスはインディアナ州のココモという、クライスラー等の部品製造拠点で今は寂れたど田舎にある Kokomo Opalescent Glass というガラスメーカーの製品。100年以上前の製品でも修復のために色を再現してみせるとか、作品の修復保存に関しても力を入れているメーカーなので、その点では賢い選択です。材料費も一番安いし。w
ただ、ココモ社のガラスって125年以上の歴史があるため製品番号コードが体系化されておらず、覚えられない。(怒)

本堂にお邪魔しますと、やっぱ、本願寺派というか浄土系は金ピカ大好き。なんだか中華の寺に来たみたい。

でも、下り九条藤の紋を見つけると安心できるのは洗脳が進んだ結果でしょうか...(汗)

そんなサンマテオ仏教会のメンバーな僕でさえ「こんなの見たことないよ!」なブツが、この太鼓でした。

おどろおどろしすぎて、私怖いわ...。

で、本堂をぐるりと拝観して廻って、みつけてしまったこのイタすぎる解説ポスターに愕然!!
四方を守る玄武やら白虎やらは普通。元6足だったネコは「有翼の獅子」という名前だったのも、まあいい。でも...

「グロテスク」って、何者?? 『築地本願寺に住む動物たち』って解説で、グロテスクって何なの!!??

ついでにプロの目では、入口にあるステンドグラスをなにげに嬉しそうに自慢しているのがイタイと思いました。w
そして『象があちこちにあるのに驢馬がいないな... ここは共和党寄りかな?』と思った私はもうアメリカ人。(爆)

イタイポスターを見つけてしまったけど、ここは輪番様もいらっしゃる総本山の分店。きちんとお参りして退散。

今度お邪魔するときは時間に余裕をもって「グロテスク探し」をしてみようかな。(と書いてて、きっと忘れるw)

そして、はす向かいの宴会場へ...。
    
スタートは日没後になるので、明るいうちにも外観を写しておきたかったのだ。まるで建築写真家のような私。
で、結局まだ少しだけ早すぎるので、近所のスタバでフラプチーノすすって時間を潰していました...。