日中合作映画とオリンピック感動 | studio Q

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2022年2月17

日本人馬賊小日向白朗の映画&出版企画

魅力的なオリンピックの選手たち

【Qプロジェクト情報:9

《小日向白朗/時空を超えて》 国を超え、人種を超え、時代を超えて訴える!

日中合作映画企画『馬賊・小日向白朗』(仮題)が動き出した。私が『馬賊戦記』(朽木寒三・著)で彼の存在を知って映画にしたいと思って数年が経ちます。小日向白朗は中国北方(万里の長城の北、戦前の満州地方を含む)の馬賊を束ねて、民衆の生活のために権力(役人や軍隊)や悪人(匪賊)と命をかけて闘った人物です。

「歴史に埋もれた傑物を広く世に知らしめたい」という思いで、熱烈な支持者たちが《小日向白朗学会》を立ち上げました。代表の並木正徳さんには数年前から映画にしたい思いは伝えていましたが、資金の目途が着いたと連絡を頂いたのです。さらに、小説家ではないが幅広い知識と世界観を持ってコンサルタント活動をしている織江耕太郎さんが書き下ろしたノンフィクション小説『小説 小日向白朗』も並木さんはサポートしていました。そこに描かれているのは、中国、日本、イギリス、アメリカなどの国家の壁と中国人、日本人、西欧人、少数民族という人種の壁を越えて、弱者の視点で権力者と対等な精神で向き合い、時には命さえ懸ける闘いをした小日向白朗の素晴らしさです。小説で描かれているのは、自分の為ではなく他者のために、強欲な権力者のためではなく権力者の犠牲になって苦しんでいる人々のために、命がけで戦う小日向白朗の人間的な魅力です。

 中国とアメリカ、ロシアとヨーロッパ、アメリカが再び対立している現在、今こそ、愚かな権力者たちに小日向白朗の精神を訴えたい。日本国民に、そして世界の国民に小日向白朗の精神を訴え、世界に誇るべき日本人がいたことを広く知って貰いたい。その思いを共にする並木さんの行動力で映画化と小説出版のプロジェクトがスタートしました。まずは『小説 小日向白朗』の出版に向けて、私も活動を始めました。出版が決まったら映画のシナリオ作りに入ります。日本と中国のシナリオライターの共作です。構成案は既に私の頭にあります。監督も中国人で2名の候補者がいます。素晴らしい監督ですが、ここで名前を挙げるわけにはいきません。製作費は最低15億円は必要です。それに世界配給や宣伝費を考えると30億円プロジェクトです。9月までにシナリオ(中国版・英語版・日本語版)を作成して、日中友好50周年記念イベントで発表したいと望んでいます。

 ノンフィクション小説ですから、歴史的に知名度の高い実在の人物たちが登場します。張作霖、蒋介石、毛沢東、東条英機、岸信介、児玉誉士夫など、次々に登場します。小日向白朗は常に立場を弁えながらも人間として対等に対応しています。日本人指導者に対しても客観的見解を持ち続けています。自分の権力や経済的欲望が優先して弱者のことなど考えない東條や岸、権力にくっついて金儲けをする児玉、小日向白朗の眼を通して、このままでは日本は負けると描かれています。それは現在の日本に対する警告にもなっているのです。今こそ読んで貰わなくてはという思いが募ります。そうして映画も支援して頂きたいと願っています。

 

【社会経済政治雑感:8 

《魅力的なオリンピック選手たち! 若者は国や人種を超えた!》

 去年の夏のオリンピックで若い選手たち、特に今まではなかった種目で10代の選手が大活躍した。14才の少女の金メダルには驚き、そのインタビューの子どもらしさと素直さに胸を撃たれた。

 今、開催されている北京冬季オリンピックでもサーカスのような種目が増えて、若い選手たちが驚くべき技を見せてくれた。彼らや彼女たちの取り組み方は一途で激しく、思わず頭を下げたくなる。そういう選手たちが金銀銅メダルが確定したあと、国を超えて人種を超えて抱き合い祝福し合っている。昔から祝福することはあったが形だけが多く、どこかマナー的だった気がした。それが悪いとは思わないが、感動しなかった。最近の若い選手たちの交流を見ていると、こちらの気持が潤い、国や人種の壁を乗り越える気持にしてくれる。

オリンピックの選手たちに感謝する毎日であり、彼ら彼女たちの世代に地球の未来を託したら、価値観が変わり世界は平和になるのじゃないかと思えてしまう。ありがとう。