大金持が訪れる孤島にある超高級レストランにて・・・

 

 

サイコスリラーとのことですが、序盤からなかなかの不穏。

それがどんどん増幅して予想以上の不穏さに。

意味不明もあって後味悪っ!

 

・・・でしたが、ネットで解説記事を見て納得!ある意味スカッとも。

(ネタバレになるので白字で書きます。)

キリストの最後の晩餐を暗喩的にしつつ、罰したくても罰せない人・・・

自分ではできないのに知ったかぶりをし偉そうな批評をする人、

批判された人のその後を顧みず上から目線で貶め続ける人、

その道の努力をせず他に逃げようとする人、

不正で大金を得ている人、

への痛烈な皮肉でした。

同時に、お金や地位がなくても人の大切にしている所を見つけそれに感謝する人への感謝。

 

そう考えると、食材の梅干しがUMEBOSHIと強調されていたので、もしかしたら日本人の不気味さも描いていたのかも。

規律・規則正しく黙々と働き、尊敬する上司の命令なら理不尽でも嬉々として従う、そして仕事は一流・・・

欧米人にはこういう風に見えているのかとちょっと分かりました。

 

あと、ヒロイン役のアニャ・テイラー=ジョイが良かった。今後活躍が広がり、いろいろ見かけそうな予感です。

 

ということで、後味良好な秀作でした拍手

先日、生まれて初めてバイオリンの弓をまじまじと手に持つ機会がありました。

そこで『ビオラ、チェロと楽器が大きいほど弓は短くなる』というお話も聞けました音譜

そんなこともあり、満を持して読み始めました。

 

 

音楽教室への潜入調査という面白い要素も加わって期待が更に高まりましたが・・・

なんか読みにくい。

パワハラ気味の上司、睡眠障害の主人公、『その設定要るのかなあ』という感じでストーリーも入って来ませんでした。

あっと言わせる仕掛けも潜入ものでは使い古されたもので・・・

どうも合わなかったようです。

2月7日配信開始を早速観ました。

眞栄田郷敦さんが主演ということで、「里見八犬伝」からのいいつながり(お父様の千葉真一さんが出演、念のため)ニヤリ

 

 

そんなやや高めのテンションから入りましたが、テンポが悪い?話が進まない??

早々に観るの止めるぐらいにテンション下がってきたところでひらめき電球ひらめき電球ひらめき電球

薬師丸ひろ子さん登場キューン

もう里見の姫の預言からの運命としか思えませんアップ

後に板垣李光人さん(こちらは「八犬伝」の方の八犬士の1人)も登場するし。

 

さて、肝心のこの作品の方は・・・やはりイマイチ。

マンガで面白かった絵を目指す人とその周辺の天才性、特殊性があまり出てなかったように感じました。

ただ、マンガ読んでから唯一強烈に印象に残っていた美術予備校の講師役の江口のりこさんはハマってました拍手