「神様の御用人」、もう10巻まで大人買いしてしまいました
『まだ半分ある』と『もう半分しかない』の第5巻、
超有名どころ含む四柱でした
一柱 天孫の鏡
邇邇芸命(ニニギノミコト) 霧島神宮
木花之佐久夜毘売 都萬神社(宮崎県西都市)、富士山本宮浅間神社
ここで”ザ・天孫”夫妻登場!
そして、例に漏れず(?)夫婦問題
仮面型の鏡としか話さなくなった夫・邇邇芸命、、、
で、例に漏れず素敵に御用人が解決してくれました
三種の神器の一つでもあり、真実を映すという鏡、
でもその映った姿は”反対”(ネタバレにつき白文字)を
上手く使ったいいお話でした
と、これを読み終わった翌日ビッグニュースが!
盾型銅鏡に蛇行剣!
国宝間違いなしの大発見なのもありますが、
鏡というものに魅せられるといろんな鏡を作ってしまう
現在まで続く日本人気質に
二柱 英雄、鳥を好む
倭建命(ヤマトタケルノミコト) 建部大社(大津市)
国名を冠した名前の通り、日本史上のスーパースターの登場!
死に際し白鳥となって飛び立った伝承を受けその姿は・・・
鳥人
2009年のM-1グランプリで100点満点を出した
笑い飯のネタです。
リアルタイムで息が出来なくなるぐらい笑いました。
今見るに、この倭建命の姿は正しくは”人鳥”でしたね
(涙が出る程笑ってしまいます)
さて、5巻半ばにしてようやく私の過去記事にある場所が
出て来ました。
が、神社じゃなくて古墳、羽曳野市の白鳥陵古墳。
私の神社巡りもまだまだです
三柱 大地主神の恋わずらい?
大地主神(おお とこぬし の かみ)
私も地鎮祭の意味も良く知らず、『早く終わらないかな~』
とか思いながら参列していました。
こんな神様にご挨拶していると思えば退屈でなくなりそうです。
四柱 えべっさんの草鞋
蛭児大神(ひるこ の おおかみ) 西宮神社
すごく身近でポピュラーな神でありながら
その由来はなかなか複雑なエビス神、
・生まれながら歩けない
・漁師が神像を引き上げ祀った
・復活したえびす祭
・事代主を祭神とする今宮戎神社との違い
これらが良く分かるいいお話でした
もちろん神と人との大切なつながりも。
「泥団子でも、花一輪でも、そうして向けられる
想いがうれしかったんだろ。だからああやって、
丁寧に書き残した」
最後に次巻予告的な予兆。
大ぶりな剣を持った
荒れすさぶ蒼き貴神
いよいよあの荒ぶる神の登場か
6巻も楽しみ