めちゃくちゃ良かった
伊能忠敬を大河ドラマの主役に!と奮闘する
現代の市役所職員の奮闘と
伊能図完成(ちょうど200年前の1821年)
までの最後の3年をシンクロしながら
コメディータッチで描かれた作品でした。
それでいて、あの気の遠くなる地図作りの様子も
きっちり描かれてました。
最後の3年はそれに加え、伊能組の面々の苦心
(地図作り以外も)があったのでした。
その名もなき伊能組の面々にスポットライトを当て、
現在の地元の方の伊能忠敬愛も加わって、
ホント涙モノでした。
大河の主役を務めた中井貴一さん、松山ケンイチさんを
主軸に据え、
中井貴一さんの大河と言えば・・・と
オールドファンを楽しませてくれるシーンもあり
橋爪功さんは2001年のNHK正月時代劇で
伊能忠敬を演じていて、今回の役名が「加藤」
加藤剛さんの映画「伊能忠敬」にも敬意が
はらわれていたのだと思います
と、こんな素晴らしいプロット~脚本は誰だったのかと
エンドロールを楽しみにしていたら、、、
原作 立川志の輔(元々創作落語だったのでした。出演も)
脚本 森下佳子(さすがの名脚本でした。納得です)
そして、企画 中井貴一!(時代劇を残したいという
熱い想いがあったそうです)
中井貴一さんが演じた高橋景保は、伊能図完成後
ゴローヴニン事件、シーボルト事件と関わって行くので、
幕末前夜を描くドラマでもっと大きく描かれる日が来るかも
知れませんね
2022年はコロナ渋滞明けで名作、大作ぞろいでしたが、
今年観た面白い映画は『トップガンもシン・ウルトラマン
も良かったけど「大河への道」』で
推していきます