第二章の絵は飛鳥の風景(奥の山は天香久山?)
場所は飛鳥川のほとり、
時は少し進んで、宝王女(斉明天皇)が筑紫で没しその陵が完成間近、即ち、中大兄皇子(今作では葛城王子)が即位せず政権トップにいた時から始まります。
天智・天武の異父兄・漢王子(あやのみこ)に額田王他周辺がかき回されます。
そこに、讃良王女(さららのひめみこ、後の持統天皇)登場!
同じ澤田瞳子さんの「日輪の賦」とはまた違ったキャラ。この後大海人とどのように歩むのか楽しみです。
そして、大事件となる白村江の敗戦の報がもたらされ・・・
そんな中、タイトルにあるメインテーマと思われる「鳥」が徐々に色濃く、でもまだ思わせぶりに描かれます。
漢王子が睨みつけた先の描写で第二章完。
日輪をかすめて飛ぶ鳥の影が、目に痛いほど黒かった。
ちょっと火の鳥を思わせるのは偶然か
更に!今気付きました
これを読み始めてから、
ハゲタカ、火の鳥と鳥続きでした。
ハゲタカはホント偶然