本も読んでます。
が、ここに来て己の読書力のなさを痛感。
進まない・・・
次の10巻に9ヶ月掛かりました。
でも、明らかに展開遅く、”引き伸ばし”してますよね
人気連載の宿命ですが。
前半、大久保長安でそこまで引っ張るか~と思いながら斜め読み。
が、後半
彼が米主体の経済から金経済への移行を予言する件が秀逸でした。
端折って引用すると、
徳川家の石高280万石として、四公六民で実収120万石。黄金に換算すると7万両。
一方、秀吉さんが亡くなった年の豊臣家の金山収入は約3万4千両。家康さんの時代には約3倍!
石高だけで藩の実力を言うことの無意味さ、
特に幕末の雄藩の石高以上の財力のカラクリ、
そして、豊臣家の”巨万の富”の実態、
そして、そして、それを一手に差配している長安の力
が初めて定量的に分かった気がします。
その大久保長安、大河ドラマで観た記憶がないなと思って確認すると、津川雅彦さんでした
私にとっては”ミスター徳川氏”
観直さねばなりません
後半では続いて伊達政宗登場!
そして続いて、石川数正の真相がここで少し語られたのでした
参りました、さすが山岡荘八です。
残り6巻、大事に読んで行きます。
(その前に、ちょっと3代飛びます)