これぞ大河!
大作、名作でした!
今日は暇なのでつらつら書きますw
ドラマとして
華のある所では、前半の役所広司
、後半の夏目雅子
渋い所では、長門裕之(本多作左衛門)と江原真二郎(石川数正)ですね
・・・なんですが、結局は主役の滝田栄の安定感が
あってこそだと思いました。
家康像にピッタリ。
家康と江戸時代
信長、秀吉と比べると、一般的には華がない、人気がない
感じですが、
やっぱり一番偉いのは家康さんだと思います。
自身の幼少の人質時代から晩年までの苦労と辛抱。
尊敬に値します。
そして、家康が開いた江戸時代。
学校では、身分制度とか飢饉とか
ネガティブなイメージを強く植え付けられました。
しかし、当時としては希有な平和な世(まさに「泰平」)であり、
循環型社会が完成され、文化、科学も世界トップクラスだった
と言われています。
家康さんと江戸時代、共に見直されて行くべきものです。
大阪城にて
家康の不人気の理由の一つが、豊臣家を大阪城で滅ぼしたこと。
しかし、秀頼の判断次第では、このドラマのように、
豊臣家が大阪城を出て小大名として
生き残る道があったのかも知れません。
実際、大坂の陣から約250年後、
家康の子孫(=慶喜)が同じ大阪城で同じ立場に立たされます。
(歴史の皮肉とは面白いものです)
ここで慶喜さんは「逃げる」判断をし、
(これがまた不人気を招いているのですが)
結果、徳川家は明治後も存続し、大阪、江戸とも戦乱に巻き込まれる
ことが避けられました。
果たして、慶喜さんの脳裏に豊臣家の前例があったのか!?
不評を買うことが分かった上での判断、
まさに歴史的英断です。
さっ、この後は、TVでカープ観戦