間髪入れず、陸奥圓明流外伝「修羅の刻」一気読みです。
こちらも私の学生時代に完結(拾巻 義経編)したのかと思ってましたが、ずっと続いてたんですね
十三巻(信長編完結)は裏もある凝りよう
史実に”陸奥千年の歴史”を織り込んで行くストーリですが、史実への真摯な姿勢に打たれます。
戦国時代、馬は右から乗るとか、囲炉裏の屋根の違いとか
(長篠の戦い(設楽原決戦)で鉄砲の3段打ちがあった説を採っているのはこの時期では致し方ない所です)
絵にも力が入ってます。
一番はこれ。
坂本龍馬、お龍さん、陸奥が桜並木をゆくシーン。
学生時代、連載で見た時、絵として感動したことを思い出しました。
続いては、龍馬編の最後。
やはり「修羅の門」「修羅の刻」では作者が船舶の専門家であることは触れられてませんでした。
船への想いを知ってから読むと、この1コマに込めた想い、分かります。
十七巻昭和編で九十九の出生が描かれた所まで来ましたが、まだ完結ではないとのこと。
後は、陸奥圓明流の誕生秘話か千年前となると、「枕草子」「源氏物語」、藤原道長の頃か~~~、作者に任せましょう(笑)
『暑い夏と共にあった熱い川原作品、一旦終了です』、と書こうと思ってましたが、「修羅の門」の続編(第弐門)と漢の張良を主人公にした「龍帥の翼」があるのを知り、買ってしまいました。
ということで、季節と共にまだまだ熱さは続きます
(本・漫画ネタ100個目でした)