火縄銃を伝承した沙也可@鹿洞書院 | 韓国語&韓国旅行 てんこ盛り日記♪

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2014年6月 初夏の韓国ひとり旅 ぶらり大邱編



慶尚北道にある鹿同書院(ノットンソウォン)




豊臣出兵で朝鮮に渡った沙也可(さやか)は朝鮮に帰化し

金忠善(キム・チュンソン)となります

彼を祀る場所がこの鹿洞書院です





向陽門の奥に書院はありました











中に入ってみます





この方が沙也可(想像画)

沙也可というのは通称で 彼は自分の身元を一切明かさなかったため謎の部分が多く 

それゆえいろんな説があります


朝鮮に尊敬の念をもち 自らの意志で帰化したという説が一般的ですが

投降したという説も


いずれにしても朝鮮側が敵を易々と信じるだろうか…と思ったのですが

沙也可は鉄砲技術を伝授し信用を得ていったようです





旅行前にたまたま ドラマ「ホ・ジュン」を観ていたんだけど

沙也可こと金忠善はちょうどこの時代の人です


ドラマ「ホ・ジュン」より

他の時代劇と比べて日本人の描写がまともだった ( ´艸`)

たまに変な日本人が登場するからね~~




もとい

壬辰倭乱(文禄の役)が起こると 14代王・宣祖(ソンジョ)は避難します

この時 主治医として同行したのがホ・ジュン


沙也可はまさにこの時代 朝鮮に帰化し火縄銃を伝承していきます


さらに 壬辰倭乱いえば海上戦で日本に勝利したイ・スンシン

イ・スンシンは銃部隊を指揮した人でもあるけど 

この時使用した銃は沙也可が作ったものと考えられています


またイ・スンシンと沙也可は銃に関する手紙のやり取りもしていたみたい

2人は繋がりがあったんだね!




ソウル歴史博物館前にある銃を含む部隊を管理した場所

この部隊で使っていた銃も沙也可が作らせたものかもね

いろんなことが繋がってきたぞ






書院前にある神道碑

壬辰倭乱400年を記念して近年建てられたもの



何だか記事の内容がいろいろになっちゃった 

国語は出来る子だったのに (≧▽≦)

まとまりが悪いので つづく


김중선(사야카)는 조선으로 귀화한 후 일본식 총 제조법뿐만 아니라

전술도 전했답니다


帰化した日本人を祀る鹿洞書院@大邱





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