彼女たちの舞台（’８８）
監督 ： ジャック・リヴェット
「芝居は虚構よ。」 「芝居はウソの世界じゃない真実の世界よ。」
演劇の勉強に励む若い娘たちのミステリアスな冒険の物語
奇妙な離れ家で共同生活を送るヒロインたち。
そのうちのひとりが家を出て、不可解な犯罪に巻き込まれる。
ちょうどその頃、ある男が彼女たちにつきまとい、ひとりずつ誘惑していく。
男の狙いは？犯罪の正体は？演劇の世界とミステリーと恋愛遊戯が交錯する。
舞台のリハーサルで彼女たちは、もうひとりの人間に成り代わって演じる。
出番のない女の子たちは完全に素の状態で仲間の演技を眺めている。
いつまで経っても完成しそうもないリハーサル・・・・
かたや共同生活を送る世界の中にも芝居が入り込み・・・・
現実の世界と演劇の虚構の世界が混ざり合うリヴェットお得意の演出。
ただ、期待していたほど奇想天外な映像ではなかったか・・・・
離れ家での “法廷ごっご” の、おふざけ加減は好きでしたけど。
演出家の役には当初、ジャンヌ・モローが予定されていたけど
ジャンヌが失踪したためビュル・オジェに変わったとのこと。
ジャンヌは何処に行っていたのでしょう（笑）
『ふたりのベリニカ』 でブレイク前のイレーヌ・ジャコブが脇役として出演しています。
多分、あの娘だろう・・・・っていう程度の存在感。
ジャック・リヴェット監督作品女流演出家のもとで、演劇の勉強を続ける四人の若い女性が巻き込まれる事件を描く。
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