愛の風景(’92)
製作国、載せるだけで疲れてしまいました(笑)
監督は、『ペレ』 『マンデラの名もなき看守』 の、ビレ・アウグスト
脚本が、『不良少女モニカ』 『恥』 の、イングマール・ベルイマン
ベルイマンの自伝的脚本で、彼の両親を主人公とした物語
『ある愛の風景』 という映画もあるんですね。
もちろん、そちらとは全く関係ありません。
神学校に学ぶ貧しい青年ヘンリクは、上流階級の美しい娘アンナと恋に落ちる。
アンナの両親の反対や様々な障害を乗り越えて結婚までたどり着く。
彼の両親の間の愛・確執・和解、育った生活環境の違いや、信仰の問題が描かれています。
北欧の美しい “愛の風景” が印象的
ただ、180分は長かった・・・・
上流階級の美しい娘アンナ役なんですけど、美しい娘と言えるかな・・・・・
かなり無理があったように思う。
ヘンリクの元婚約者と話をするシーンがあるんですけど、その小奇麗な元婚約者が
「看護師になりたかったけど、貧乏だからあきらめた」
と話しているのだが、あきらかに、お金持ちのアンナの方が貧乏臭い。
このアンナ役、ペルニラ・アウグスト
ビレ・アウグスト監督の元妻らしい。
この女、どこかで見たことあるな・・・・
と思っていて、観終わって、このブログを書き始めてわかりました。
『スターウォーズ』 の、アナキンのお母さんですよ。
あ~ スッキリした。
文句言ってますが、ラストシーンには唸らされた。
180分、観た甲斐がありました。
“互いの愛のを許容しあうラストシーンの余韻が、いつまでも心を打つ”
なんて映画紹介には書かれているみたいですが、私は
“価値観の違いというものは、たとえ夫婦でも埋めきれない”
と、思えてなりませんでした。
そんな余韻が、いつまでも心を打ち付けてました。
カンヌ国際映画祭パルムドール賞受賞作
カンヌ国際映画祭受賞作
貧しい神学生のヘンリクは、親友の妹アンナと恋におちる。アンナの両親の反対やさまざまな障害を乗り越えて、ようやく結ばれる2人だったが
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