バレエ・ダメンズ・グランプリ結果発表、今回は第8位を発表します!
総括&実況は、引き続き、審査員長ミルタ様(ダメンズ被害者の会 名誉会長)です。
所々、ひな壇に座っているゲストが乱入することがございますが、そこは審査員長にしっかり統制していただこうかと😅
第8位
・フランツ(「コッペリア」)
中欧・東欧の村を舞台に、怪しげなコッペリウス博士の発明と、若い恋人たちが繰り広げるドタバタ劇。
窓辺の美少女コッペリアがきっかけで危機に陥ったカップルですが、最後はめでたく結ばれ、ハッピーエンド。
でも!被害者の会の視点から言わせていただくと、こちらのフランツもツッコミどころがたくさん!
全く、登場した途端に、窓辺の美少女に気をとられて、カッコつけて投げキッスまでして!
ちゃんとガールフレンドがいて、明日結婚する予定にもかかわらず、どれだけ浮気性なの?
どいつもこいつも、「可愛い彼女にお花あげる俺、イケメン」と思っていそうなところがバツ!
モイナ:「なー、ズルマ。ボスってさ、こうやって相手に厳しいから幸せになれないと思わへん?」
ズルマ:「それは言うたらあかん」
あと、この男、昔からチヤホヤされてきたからかもしれないけれど、無神経にも程がありません?
蝶々を、ピンで自分の帽子やシャツに留めるとかあり得ません!
そりゃあ、スワニルダからも、「あなたは私が好きじゃないの?」と怒られますよ。
さらに、アウトなのは、こちら!
「麦の穂を振って音が聞こえたら、恋人から愛している証拠」と言われて、スワニルダが一生懸命振っているのよ⁉
聴こえてなくても、聴こえたふりをしなさい!
ジゼル:「あの…、陛下…。申し訳ないですが、うちは、ひなぎくで誤魔化した結果、こうなっちゃったのですが…。」
そして、第2幕、あなた、ずっと寝ていましたよ?
その間、あなたを助けるため、スワニルダは、ずっとコッペリアのふりをして頑張っていたのよ⁉
どこで習得したか分からないけれど、スペインの踊りやスコットランドの踊りまでやって!
19世紀のバレエ、「コッペリア」も「ジゼル」も、女性が男性を助けるって、そこは先進的かも…。
ええ、寝起き×酔っ払いで、可愛らしいお顔も台無しですよ、学生時代のマチュー。
まあ、人形を人だと思い込むってどうよ?という感じですが、聞いたところによれば、現代では、2次元でしか恋をできない男性がいるとかで、その先駆けということでしょうか。
フェルナンド・ブフォネス
パトリック・デュポン
ミハイル・・バリシニコフ
(皆様からのコメント)
”初めて作品を見たのが小学校低学年のとき。幼いながらもなんだこの軽い男は、とドン引きしたが、20年近くたった今でもその印象は変わらず。”
”浮気性 不法侵入、器物損壊 老人いじめ”
”人形と人間の違いにも気づかず恋に落ちる愚かさ”
ではでは、すっきりしたい皆様へ、ミルタ様が贈り物を差し上げましょう。
1日経っても浮気を許してもらえないフランツと、巻き添え事故で懲らしめられる村ボーイズの図。
こちらは、名舞踊手ニキータ・ドルグーシン様が、コテンパンにされる図。
私も、裏切られた時、これくらいやっておけば、ウィリーにならなくて良かったのに…。
ズルマ:「やば、今日のボス、話長いパターンだわ。早よ帰るよ!」
ウィリーズ:「お先に失礼しま~す」
