昨日、日本のバレエ公演のプロモーションに対する愚痴を、徒然なるままに記して、そのまま世に放ってしまったわけですが、

 

 

性懲りもなく、バレエ公演でどうにかなりませんか?と思うこと第2弾!

 

日本のバレエ公演、チケットの買い方がややこしすぎ!

会員登録しているサイト(各バレエ団のファンクラブや、劇場サイト等)から行けばそこまで複雑ではないかもしれませんが、初の主催者の公演に行こうとしたら、まあややこしい。

 

まずは、取り扱いしているチケット事業サイト、多すぎませんか?

 

公式HP等を見ていて、「ちょっとこの公演観てみたいな~。チケットあるかな~」くらいの軽い気持ちで「チケット」をボチっと押すと、各事業サイトへのボタンが沢山表示された時の絶望感たるや😅

 

何が一番困るかって、「結局どのサイトで、どの座席が買えるのか分からない!」ということ。

 

こういうのって、各サイトに割り振られている座席が異なるので、「○○では売り切れだけど、□□では在庫あり」のパターンや、「○○の方が同じ価格で、良い位置の席がある」のパターンがあって、興行側の機会損失と、観客間の不平等感が…。

 

↓他のプラットフォームを見て、諦めてしまわれた方向けのプロモーションをする私😅

 せっかく「観たい!」と思ってくださって、残席もあるのに、諦められると勿体ないですよね。

 

 

次に、会員登録をしないと、残席が分からないシステム、あれって誰得ですか?

 

詳細な座席ごとの空席状況どころか、「◎/△/×」すら、ログインしなければ分からないシステムもありますよね…。

とりあえず会員登録してみたはいいけれど、いざ辿り着いてみたら、ソールドアウトとか😅

これはもしかして、会員数を増やそうという試みか⁉

 

理想は、こういうイメージ。

英国ロイヤルオペラハウスを例に挙げますと…。

https://www.roh.org.uk/tickets-and-events

 

 

お、明日の「冬物語」、まだチケットがある!

でも、どこが空いているの?と思いつつ、「Buy Tickets」をポチっと(ログイン不要)

 

 

「Use our seatmap(座席表から選ぶ)」をクリックすると…。

 

空席状況と価格が一目で分かる座席表へ!その間、わずか2クリック!(1クリック詐欺みたいに言うな😅)

 

 

全てのチケットシステム、この方式を採用してほしいです。

 

あとは、劇場のHPではなく、チケット業者にありがちですが、座席指定できないシステム、当日券や割引券ではあるまいし、やめませんか?

 

ジャンルによっては、「音だけ聞こえたらいい」ものもあるでしょうが、バレエとか舞台が見えないと意味がないの!

S席でここしかないなら、カテゴリーを落とそう、別日をとろう、といったチョイスを消費者側ができるべきではないですか?

 

あと、東京公演は座席指定ができた公演、大阪公演は座席指定なし、というよく分からない区分分けもありました😅

チケットサイトのシステムに登録がされていないレアな会場、とかではなかったぞ?

 

色々、愚痴を言いましたが、日本でバレエ公演へ足を運ぶ客層、特に、現役世代の中には、毎月のお給料を頑張って積み立てている人たちも多いと思います。

 

決して庶民的とは言えない価格のチケット、同じ価格を払うなら、ちょっとでもいい場所で観たいというのは、自分勝手でしょうか?

 

先行予約で頑張ってとったはずが、後出しじゃんけんで、自分が割り当てられたより良い席が(下手したら割引価格で)発売されたら、傷つかないと思いますか?

 

観客ファーストの運営こそ、日本のバレエ公演の未来を守る上で、一番大切ではないでしょうか?

 

もう少し、観客に優しいチケットシステムができてほしいと思う今日この頃です。

素人が色々偉そうに失礼いたしました。