最近の山行はロングコース&スピード重視という組み方で、荷物も4〜5kgと軽量化していました。でも、今年の個人的テーマは「岩と幕営」。そろそろ重荷を背負ってロングコースを歩けるようにしておかないと、夏の縦走計画に間に合わないぞと思い始め、ホームマウンテン奥多摩へ。
ほぼ半年ぶりに実戦登板のdeuter AIRCONTACT 65+10に13kg強の荷物を詰め込んで、奥多摩三山日帰り縦走のロングコースに挑んできました。
奥多摩三山自体は、これまで3回(御岳山〜鋸山、鋸山〜御前山、御前山〜三頭山)に分けて歩いたことがあり、初めて歩くのはムロクボ尾根のみ。勝手知ったる道で体力テストを兼ねた山行となりました。
山行前日は東京が春の嵐に見舞われる荒天で、奥多摩山域に雪が降ったような話もありましたが、幸い標高1,400mを超えるところに着雪がある程度でアイゼンも不要でした。一方で風は強く、奥多摩主脈縦走路で鞘口峠から惣岳山まで、特に風張峠や小河内峠あたりでは、風が収束するためか強い風にあおられながら歩くことに。
とはいえ、嵐が過ぎ去った後の晴天に恵まれ、奥多摩主脈縦走路や各ピークからの眺望も堪能できたのには満足です。
やはり荷物が重いと、体力ゲージの減り方が違うので、休憩や補給の取り方、必要な水の量なんかも変わってくることを改めて実感。ここからはたまにこうしたトレーニングもしていかないといけませんね。
それではいつもの山行概要から。
【日程・天候】
2021年3月14日(日曜日)、晴れ
(アメダス 小河内)
日最高気温 15.6℃(1410時)
日最低気温 3.2℃(0520時)
日積算降水量 0.0mm
日最大風速 4.8m/s(1010時)
日積算日照時間 9.9hr
今回から近傍のアメダス地点の記録も残すようにしてみました。0700時6.7℃から0800時9.5℃と、歩き始めの前後で気温がグッと上昇していますね。日最高気温を記録したのはクロノ尾山を通過したあたり。体感ではありますが、奥多摩主脈縦走路の稜線上はもっと風速が大きかったと思います。特に峠のあたりでは風が収束して強くなっていたのかなと。
【アクセス】
往路:JR青梅線奥多摩駅→西東京バス(奥多摩駅→深山橋BS)
復路:御岳登山鉄道(御岳山駅→滝本駅)→西東京バス(ケーブル下BS→御岳駅BS)→JR青梅線御嶽駅
【本日のコース】
深山橋BS→ムロクボ尾根→三頭山(西峰、中央峰、東峰)→鞘口峠→風張峠→月夜見山→月夜見第二駐車場→小河内峠→惣岳山→御前山→大ダワ→大岳山→芥場峠→綾広の滝上水場→武蔵御嶽神社表参道→御岳登山鉄道御岳山駅
いわゆる奥多摩三山(三頭山、御前山、大岳山)を日帰りで踏破するコースです。
CT ヤマレコ 15:54、山高地図 11:35
実測 8:29
ct比 ヤマレコ 0.534、山高地図 0.732
ヤマレコと山高地図で、随分と違うコースタイムになっています。山高地図のコースタイム計算ミスってないかな…(ヤマレコの記録上はコースの84%で比較して山高地図ct比0.6-0.7とのこと)
【GPS記録】
ヤマレコ
ロングトレイル・プチ歩荷トレ 奥多摩主脈縦走路(奥多摩三山日帰り縦走) - 2021年03月14日 [登山・山行記録] - ヤマレコ
YAMAP
ロングトレイル・プチ歩荷トレ 奥多摩主脈縦走路(奥多摩三山日帰り縦走)
【山行記録】
ここ最近は、荷物を軽量化してトレランザックに詰め込み、トレランシューズを装備しての山行が多かったのですが、今年の個人テーマは「岩と幕営」ということで、ぼちぼちそれなりの重荷を背負ってトレーニングせねばとなりまして
でーーーん!
deuter AIRCONTACT 65+10の登板です。去年9月の奥秩父主脈縦走後編以来、ほぼ半年ぶりの実戦…?
(参考)
奥秩父の水をめぐる旅【後編】(4-5/109水系 荒川&信濃川水系 甲武信ヶ岳)
さて、こんなデカいのを持っていくわけなので、それなりの重さにはなりまして
水・食糧込みで13.2kg。
(注意:今日は日帰りです)
久しぶりの重量は最初はそんなでもないのですが、じわじわと遅効性で身体に効いてきます。
いつもの奥多摩山行と同様、始発電車を乗り継いでJR青梅線奥多摩駅へ。青梅で乗り換えた奥多摩行きの電車は、東京アドベンチャーラインラッピング電車でした。
レッツアドベンチャー٩(ˊᗜˋ*)و
そして、奥多摩駅到着。
0700時発の鴨沢西行きで深山橋まで向かいます。ちょうどダイヤ改正翌日。ここまでの行程に変わりないのが嬉しいですね。
0730時深山橋BS到着。さすがにここは危ないので、
深山橋北詰の広いところで出発準備します。
0734時、深山橋BS(正確には深山橋北詰)スタート。くらいむオン\(o▽n)/
0737時、陣屋BS。昨年8月はここから大寺山・三ツ子山を経由して小菅の湯まで走ったのでした。
雨に濡れるのは嫌なので素早さに極振りしたいと思います。(大寺山・三ツ子山)
その陣屋の前で左を向くと、小菅川の起点標。ここで小菅川が多摩川に合流しています。
0740時、その小菅川を三頭橋で跨いで(写真は振り返って撮影)
0741時、三頭橋東詰の取り付きからムロクボ尾根に入ります。
三頭山まで4.5km
0742時、登り始めすぐに「丸山尾根」知らない子ですね
0746時、見慣れた東京都道標にムロクボ尾根
0757時、序盤の急登を上がった先で樹々の隙間から奥多摩湖と峰谷橋。
0759時、その先に古い錆びた道標
丸山山頂?丸山尾根の名前の由来はここかな。地図には載ってない山頂
0801時。痩せ尾根を進みます。
0805時、813m峰手前の急登
0808時、813m峰に着きましたが、あったのはこの道標のみ。尾根の名前が橋沢尾根となっていますね。ムロクボ尾根どこに行った
0812時
0813時
0816時、860m地点。ここまで一気につづら折りで高度を上げます。ヌカザス尾根との合流点とは標高差がまだ300m近くありますので、序の口です。
ここにもうっすら橋沢尾根
0823時、900m地点
0826時。あら、立派な道標(見慣れたやつ)
0846時、ヌカザス尾根との合流点手前でこの古い錆びた道標。ツネの泣坂以外何も読めません。
この急登の先に
補助ロープ区間(0851時)

0852時、ヌカザス尾根との合流点到着です。まだ先は長い。ヌカザス山は逆方向になるので、今回は立ち寄らずに三頭山へ向かいます。
0859時、ツネ泣峠。三頭山まで2.2km。ここから入小沢ノ峰へ勾配が厳しくなります
0913時。入小沢ノ峰。杭にあった文字が削られて、道標に手書きで山名あり。
0916時、玉川分岐。右から作業道(玉川林道コース)が合流する地点に道標。手前のが東京都、奥のが小菅村のものです。
0929時、鶴峠分岐
0938時、1438mピーク付近から着雪。アイゼンもチェーンスパイクも要らない程度の雪でした。遅い時間だと溶けてぬかるんでたかも。
途中、御堂峠に向かうルートから逸れて直登するとこちらへ。0952時到着。
見事な富士山がドーン🗻
三頭山到着です。まずは山梨百名山
見晴らしバッチリ&立派な石碑&広くてベンチもある三頭山西峰
雲取山・鷹ノ巣山・石尾根方面。西峰で10分休憩してから次へ
まずは御堂峠。1004時
ここから登り返して、

1007時、三頭山中央峰。三頭山のピークの中で最高峰
1008時、三角点がある三頭山東峰
東峰から少し下るとブナの路の標高1,500m地点。1010時。
1021時、見晴小屋経由で鞘口峠を目指します。
1024時、見晴小屋。休憩にも良さそうな東屋です。
1027時、見晴小屋の先で分岐。左手からやってきました。月夜見山や御前山を目指すのですが、鞘口峠までは楽なルートを取ります。
下山推奨路ヨシッ!(`ФωФ') つ
1029時、ブナの路で鞘口峠へ。
1031時、ブナの路1,300m地点
1034時、またしても下山推奨路を示す看板。回廊の路を行くと遠回りなので、急坂覚悟でまっすぐ進みます。(以前通ったのでどんなもんかは認識あり)
1038時、ブナの路1,200m地点
1041時、急坂の下にテラスが見えてきました。
鞘口峠到着!ここから里山の路に入って登り返しです。重荷がだんだん足に効いてきます
1052時、里山の路1,240m地点・栂ノ木尾。山名標は見つけられていません。
1100時、砥山山頂手前の分岐。今日は先が長いので、巻けるところは全部巻きます
1109時、浅間尾根コースとの分岐。
1116時、この分岐が
風張峠です。
1117時、風張峠のちょっと先にハセツネCUP・日本山岳耐久レース40km地点
1123時、山のふるさと村VCへ下りる風張尾根コースとの分岐。
1125時、奥多摩周遊道路が見えてきました。
1127時、奥多摩周遊道路の路側帯を歩きます。車に注意。このカーブミラーのあたりで車道から外れて少し先でまた山道へ。
1131時、再びの奥多摩周遊道路
1132時。2回目の車道歩きは短く済みました。月夜見山までもう少し。
奥多摩周遊道路の裏で、急坂をつづら折りで登った先にこの広場。
1139時、月夜見山。こちらは北秋川の源流です。南秋川の源流は先程通った三頭山。
1143時。月夜見山を下りて、三たび奥多摩周遊道路へ。
1145時、奥多摩周遊道路月夜見第二駐車場到着。少し疲れが出てきたのとお昼も近いので、予定よりは早いですがここで昼食に。
やっぱりカレーメシは外れない(੭ु˙꒳˙)੭ु⁾⁾
駐車場で25分休憩して、先へ進みます。
1217時、オレンジの文字色の道標。
1228時、水ノ越ノタル。急登を登れば水窪山ですが、迷いなく巻きます。
1234時、奥多摩湖方面への分岐の先に、
小河内峠到着。
少し古くなった道標ですが、御前山・惣岳山の上に
「奥多摩主脈縦走路」
山田哲哉さんの『奥多摩 山、谷、峠、そして人』24章「消えた歩道と、車道の開発」で、かつての様子が語られています。(※興味のある方はぜひご覧ください)
1248時、1200mピーク手前。このまままっすぐだったっけな?
いや、道標がある。右手の巻道だ。
1251時、ハセツネCUP・日本山岳耐久レース45km地点。そのちょっと先に
アッハイ(1252時)
なるほどですねー(1253時)
この後、ソーヤノ丸デッコを巻いて登り切ると、
1315時、惣岳山到着
御前山までもう少しですが、5分休憩してから向かいました。
1323時、栃寄分岐。ここからの登り返しがまた身体に効いてきます…
1334時、御前山到着。奥多摩三山2座目。
ここで10分休憩して回復を図ります。
1347時、御前山から下りて大ダワ方面へ。今日は避難小屋には寄りません。
1407時、クロノ尾山。道標にある名前以外に山名標があるのは知っていますが、以前撮影したので今日はパス。
1420時、江戸小屋尾根の分岐である鞘口山。ここまで来れば、大ダワはもう少し。
1438時。林道鋸山線の看板とこの道標のあるここが、大ダワです。大ダワ手前で登りになったのは地形図の読みが甘いのと、前に通ったときのことを忘れていた証拠
大ダワは檜原村。トイレのみあります。地形図に記載の避難小屋はずいぶん昔になくなったようです。トイレ休憩兼ねた10分休憩を挟んで再始動。
不調や時間の遅れがあれば、エスケープも考えましたが、ここまで順調に来たので、大岳山を目指します。
1448時、大ダワ出発です。
1452時、鋸山の下で巻道が分岐するポイント。正面右奥の道標は…
ハセツネCUP・日本山岳耐久レース50km地点
1456時、鋸尾根に合流です。
1528時。道標のたびに写真を抑えます。鋸山→大岳山が思いのほか長い。
1532時、北西の肩到着。
1535時、北西の肩の少し先のここで5分の水分補給休憩。これまでの山行で一番休憩をこまめにとっている気がします。
さぁ、大岳山までもうひと踏ん張り
1544時。そういえばありましたね!こんな鎖の区間。鋸尾根は山を始めて間もない一昨年の12月以来ですが、なんとなく覚えていました。
1549時、振り返って撮影。道標に黒字で海沢探勝路とありますが、右斜め前に伸びる踏み跡が海沢探勝路取付です。
ここまで来れば、ほぼ目の前。階段を登り切った先に
1557時、大岳山到着!奥多摩三山日帰りで踏破です٩(ˊᗜˋ*)و 下山まで気は抜けませんが
ここでも10分休憩。さすがにこの時間では他に誰もおらず山頂独り占め。4回登頂したうち、あえて雨の日に登った時を除いて、すべて青空の大岳山にめぐりあえています。
最後は御岳山へ向かいます。
1608時、山頂直下の道標。重い荷物に疲れた身体、ここからの岩場は慎重に。
1617時大嶽神社まで来れば一安心。
荒廃した大岳山荘を横目に御岳山へ
1621時、初めての大岳山の時はこの鎖区間もおっかなびっくりでしたね
1622時、慣れてきても油断は禁物
1628時。滑落注意区間には柵が設置されていました。
1629時、ハセツネCUP・日本山岳耐久レース55km地点
1636時、鍋割山分岐。もう少し早い通過であれば、鍋割山と奥の院も経由して下山したかったのですが、時は夕暮れ先を急ぎます。
1639時、芥場峠。ここから歩きやすいハイキングコースをたどれば御岳山はすぐそこ。
1648時。綾広の滝上の水場です。
枯れてますね。ハセツネコースの公式水場ですが、この季節では厳しいか。ここでも10分休憩し、下山に向けた装備を整えます。
実は大岳山で持ってきた水を全部消費してしまっており、これがもう少し暑い季節だと危なかったかもです( ˃ ⌑ ˂ഃ )。(この後商店街の自販機で水分補給しています)
1658時、木橋を渡って
1711時、天狗の腰掛け杉
天狗の腰掛け杉まで来ると、ケーブルカー駅の案内が登場です。
1714時、長尾茶屋の向かいにハセツネこと長谷川恒男氏の石碑
17時を回ったので、マイルールで神社には参拝せずに下山します。1719時
1720時。この時間では表参道商店街も、お店が閉まって物静か。御師集落を抜けてケーブルカー駅を目指します。
1725時。御岳VCの先、ここから右だと表参道コース。左がケーブルカー駅
カモシカさん?
1729時、鳥居をくぐって振り返って
目の前にあるのが、
御岳登山鉄道(ケーブルカー)御岳山駅!1730時、ゴールです。
1730時発のケーブルカーが目の前で出発しちゃったんですけどね:(´◦ω◦`):
30分休憩しつつケーブルカーを待って下山です。
御岳登山鉄道
麓の滝本駅
歩いてすぐのところにケーブル下BS。御岳駅行きの西東京バスが待っていました。
JR御嶽駅到着!おつかれ山でしたー。