山行概要
山行日程
2021年9月11日(土)〜12日(日)
天気
9月11日 雨 後 曇 夕方以降 晴
9月12日 晴
○アメダス
今回は長野県側の上高地観測点(降水量のみ)と岐阜県側の栃尾観測点を並べてみました。
9月11日は新穂高温泉から槍平小屋まで朝から雨でしたがアメダスでは観測されず。地形性降水だったのでしょうか。西鎌尾根に合流してからは霧と稜線を吹く風に当てられましたが、これも地上観測では確認できません。
一方の9月12日。こちらは明け方は快晴で、朝から雲は出てきたものの晴でしたが、地上観測でも日照時間が長く天気が安定していたことが分かります。
今回のルート
Day1
鍋平駐車場→新穂高温泉→右俣林道→白出沢出合→滝谷避難小屋→槍平小屋→最終水場→千丈乗越→西鎌尾根→槍ヶ岳山荘→槍ヶ岳穂先→槍ヶ岳山荘泊
Day2
槍ヶ岳山荘→飛騨乗越→最終水場→槍平小屋→白出沢出合→穂高平小屋→新穂高ロープウェイ山麓駅
初めての槍ヶ岳は全くの想定外、新穂高温泉からの飛騨沢ルートピストンでした。初手は上高地からのアプローチだと思ってましたが…。
縦断図の通り、標高2000mを過ぎてからの傾斜が厳しいです。槍平小屋までの道で体力を削られた後、千丈乗越→西鎌尾根or飛騨乗越で体力にトドメをさしてくるルート。
参考コースタイム
鍋平駐車場→槍ヶ岳山荘
ヤマレコ 9:32、山高地図10:15
実測 7:59
ヤマレコ 0.837、山高地図0.779
往路は休憩込みだとほぼ10時間でコースタイム通り。ゆっくり歩こうが、10時間歩くと疲れるという当たり前の事実に気付きました。
槍ヶ岳山荘↔︎穂先
ヤマレコ 0:42、山高地図1:00
実測 0:48
ヤマレコ 1.14、山高地図0.80
穂先アタックは、登り始めに霧が残っていたため特に渋滞もなく24分で穂先へ。下りの方が慎重になったので合わせてほどほどの時間に。翌朝の快晴でのアタックだと渋滞で倍以上かかったかも。
槍ヶ岳山荘→新穂高温泉
ヤマレコ 5:56、山高地図 6:35
実測 5:32
ヤマレコ 0.933、山高地図0.841
復路はみんな疲れてたのかな?という感じで休憩抜きでほぼコースタイム通り。
GPS記録
突然ですが穂先です(槍ヶ岳・飛騨沢ルート) - 2021年09月11日 [登山・山行記録] - ヤマレコ
また松本に来ちゃいました
美ヶ原からの帰り、確かに「また来るね、松本」と思ったのですが
まだあれから4日しか経ってないんですが
まつもとぉ〜まつもとぉ〜まつもとぉ〜
また松本に来ちゃいました(4日ぶり2度目)。
この日は駅前のビジホに一旦入り、明け方3時集合に備えます。
一路、新穂高温泉へ
22時チェックインからの2時半起床、3時集合は流石に少し眠いですが、寝ている間に高度を上げると高山病に罹りやすいらしいのでうかうか寝られません。
上高地へのアプローチ拠点・さわんど駐車場や焼岳登山口の中の湯、高速バスアクセス時の乗換&乗鞍岳へのアプローチにもなる平湯温泉を経由して新穂高温泉へ。
無料の24h駐車場を狙いましたが、当然のごとく満車。後から聞くと木曜日から満車だったそうです。停めてる人、みんなどこへ行った
仕方ないので少し引き返して坂を上がり、鍋平駐車場へ。こちらも先客が沢山でしたが、まだまだ余裕はありました。
鍋平駐車場のトイレ
予定では0530時に新穂高温泉バスターミナル出発だったのですが、ここから新穂高温泉までコースタイム50分。慌てず行きましょう
すでに雨が降ってきました。傘さした方が楽
側溝の水量がやけに多くて、そんなに雨降ったのかと思いきや
湯気出てるし温泉ですね
まっすぐ進んでいくと有料駐車場。
この奥に新穂高ロープウェイのしらかば平駅があります
ロープウェイまでは行かず、ここから新穂高温泉へ
ここが取付き
山道へ。これから登るのに早速下るんですね
雨の時は滑りやすい道でした
やっと新穂高登山指導センター到着です
雨の飛騨沢ルート・右俣林道
登山届を提出して、いよいよくらいむおん
新穂高ロープウェイ第1ロープウェイ山麓駅
右俣林道へ
しばらくは未舗装の林道を進みます
地図にない分岐
砂防堰堤です。大きい
車両ゲート
右俣谷
立派な砂防堰堤は右俣谷第4号堰堤。右俣谷は神通川水系で、下流へたどっていくと富山市中心部に到達します
まだ早いとはいえ、紅葉もはじまりかけています
穂高平小屋。小屋の方が開店準備中でした
穂高平小屋を過ぎても白出沢出合までは林道が続きます。長いと感じることもなくはないですが、奥多摩の日原林道を詰めるよりは明らかに短いです
大きな分岐
穂高岳山荘へ向かう白出沢登山道との分岐です
槍ヶ岳・穂高連峰登山道案内
白出沢はこの先すぐ
ここが白出沢出合
白出沢の向こうに穂高連峰が見えるはず
ここから本格的な山道に入りますが、なかなか高度は上がりません
切り株
苔むした倒木
木階段
地図になかった緊急避難場所
道標が割れてて読みづらいですが、チビ沢出合です
チビ沢を越えて
右俣谷を挟んで対岸には土石流の跡
途中、迂回指定箇所がありました。
雨が一時的に激しくなったので、仕方なく滝谷避難小屋に入ります
窓がほとんどなく、中に入ると昼でも暗い。
色々噂もあるようです。
この時は雨から逃れるパーティが数組おり賑わってました。
雨が落ち着いたところで山行再開
滝谷出合の一本橋
ぬかるみというより水溜まりが多い
南沢。槍平小屋が通行可否などをよく発信してる渡渉箇所
水が澄んでて冷たい。とても良い休憩箇所
雨が止んできて、雲が少しずつ上がり始めました。
南沢から再スタート
南沢を越えると木道
木道で渡渉