このよで いちばん はやいのは | 絵本のとびら

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11歳の娘 19歳の息子がおります 大好きな絵本の世界の扉のさきにあるような 素敵なものを探せたらと思い 始めたブログです
しかし最近はもっぱら『おでかけブログ』になっちゃっております

 

このよでいちばんはやいのは かがくのとも絵本 (児童書) / R.フローマン 原作 天野 祐吉 翻案
¥945
楽天


こちらの 絵本は 以前娘みみこと 図書館に行った時


保育園にあって 大好きな本だから  と みみこが持ってきて借りたものです


てっきり うさぎとカメの昔話 だと思って読み始めたら・・


な なんとも全然別物でした(;^_^A




最初のページ・・


「はやい」って なんだろう。

ウサギは はやいかな

たしかに カメよりは はやい。

でも、つばめよりは おそい。

「はやい」 とか 「おそい」 っていうのは、

なにかに くらべて いえることだね。



うーん いきなり 深い・・



その後・・


ウサギよりはやいのは かもしか それよりはやいのは チータ


それより カジキ それより ツバメ それより しんかんせん それより レーシングカー


それより しんかんせん それより ジェットりょかくき  それより 音


それより 地球のまわるはやさ それより 人工衛星


それより 地球が太陽のまわりをまわる速度


それより ひかり


でもでも そのひかりより もっとはやいものがある


???





それは にんげんの想像力 です

 



さあ このほんを よみおわったら


しずかに めを つぶってみよう


なにがみえるかな。


みえない?


からだの ちからを ぬいて。


あたまのなかを からっぽにして。


ほら、 うみが みえてきた。


そのうみのなかに きみは ぽっかり うかんでいる。


そう、これが きみのなかに ひろがっている


そうぞうりょくの うみだ。


いえのなかや まちには かべや へいがあるけれど、


ここには そういうものは なにも ない。


どこまでも どこまでも このうみは ひろがっている


ここからなら おかねなんか なくても


どこへでも じゆうに いけるんだ。


でも、このうみは きをつけていないと しぼんでしまう。


みずが ひあがってしまう。


にんんげんだけが もっている このうみを


きみだけが もっている このうみを


なによりも たいせつにしよう。


このうみで のびのびと およぎまわろう。




最後の ページで このように 締めくくってありました




このよで いちばん はやいのは 『にんげんの 想像力』 だったとは・・


目からうろこ・・ やられましたあせる



あべ弘士さんの 絵が これまた いいあじわいの 逸冊でした☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*







私・・ 近頃 歳とったせいか 想像力といいますか  妄想力(?)が たくましくなってきたように


思います(笑)


この 妄想力で ありとあらゆる あらぬところへ とんでいっております(^▽^;)


どこにとんでいってるかって?それは みなさまの 想像力におまかせいたしますあせる


おあとがよろしいようでm(_ _ )m