7月21日にお参りした石清水八幡宮の番外編です。
参拝前に「暴れん坊将軍」で続けて見た石清水八幡宮の境内。
もの忘れが酷くなった父親に刺激をと思いまして、境内のどこで時代劇が撮影されたかを教えてあげました。
まぁ・・・TVで見たことをキレイに忘れていたので、空振りに終わりましたが。
せっかく映像をチェックし、画像を作ったのですからネタにしたいと思います。
石清水八幡宮 「吉宗評判記 暴れん坊将軍」撮影場所
暴れん坊将軍の第1シリーズ「吉宗評判記 暴れん坊将軍」では、85話・103話で登場します!
85話の映像が不良だったので103話の映像を画像に。
立派な本殿も映っていますが、マツケン吉宗の登場シーンはココ!
西総門の向かいにある本殿への昇降口です。
103話では、日光東照宮としての設定でした。
金色の釣り灯籠と黒い釣り灯籠が目印!
引いた映像だと同じ位置・場所であることが良く分かります。
45年ほど前と現在との違いは昇降口横に並ぶ3つの灯籠の有無。
しかし、この映像では金色の釣り灯籠が消えてるんだよね・・・
短時間の映像で一つの流れなのにね。
マツケン吉宗は、南総門・手水舎方面に移動します。
石清水八幡宮 「暴れん坊将軍Ⅱ」撮影場所
続いて第2シリーズ23話では、本殿の背後が撮影地となっています。
江戸の増上寺・江戸市中として撮影!
背後の境内社から撮影のシーン。
そして人とカメラ位置が逆になるシーン。
後々も本殿後方での撮影はこのパターンです。
石清水八幡宮 「暴れん坊将軍Ⅳ」撮影場所
暴れん坊将軍の第4シリーズ20話の撮影場所は、本殿の後方と本殿西側の昇降口付近でした。
ドラマの映像は南総門・本殿正面上部、本殿後方から西側へとなっています。
ドラマでは、尾張の城下という設定。
場面変わって本殿後方の境内社付近での撮影となります!
最初に出てくるのは、気比社・水若宮社。
御庭番が侍を尾行して、本殿後方の気比社と水若宮社の間から出てきます。
そして尾行がバレて問答となります。
尾行してきた御庭番を問い詰める侍・・・とぼける御庭番。
その時にマツケン吉宗登場
マツケン吉宗が登場すると、場所は本殿後方から本殿西側へと変わっていました。
本殿西側だとよくわかるのが丹波義隆の画像です!
左側後方に映っている「校倉」がポイントです!
本殿後方の境内社前の撮影でも、後方にこの校倉が映っているときがあります
この校倉が映っていれば石清水八幡宮の可能性は極めて高いのです!
石清水八幡宮 「暴れん坊将軍Ⅹ」撮影場所
暴れん坊将軍の第10シリーズでは、20話・21話と連続で登場。
先ずは20話の設定は江戸市中の神社です。
撮影場所は本殿後方の回廊下と本殿後方の境内社。
本殿後方の回廊下で話をするマツケン吉宗と田村亮・越前!
ドラマの場面は境内社に切り替わります。
切り替わった場所は、境内社の水若宮社!
水若宮社では、め組の頭・長次郎の奥さん役の生稲晃子が手を合わせています。
「新さん」と越前に気付くお文。
お百度の最中という設定でした。
参道のお百度石は、太秦撮影所の力作に間違いないでしょう
吉宗と越前の話を聞いてショックを受け、この後、意識を失います。
場面は変わり、御庭番からの報告を受けている時、め組の面々がやって来ます。
お百度が有りますから、場所は同じです。
ただ撮影角度が少し変わり、後方に本殿東側の回廊が映っています・
上の画像の撮影は24年前。
下は24年後の今
今も昔も木の位置が同じです!
木の後方に扉があり、扉の位置も同じです。
そしてラストは21話。
ドラマでの場所設定は、縁切寺で知られる満徳寺の寺宿だったと思います。
撮影場所は本殿西側の昇降口・西総門付近です。
左側の赤い門が西総門、右側が本殿昇降口です。
撮影場所に間違いがないという証拠は、左の女性の後頭部から首筋の横に見える「校倉」です!
画面中央の奥が校倉。
半分、樹木に隠れてしまっていますが・・・
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石清水八幡宮境内での時代劇撮影場所の考察は如何だったでしょうか❓
最近では、時代劇の火は消えかかっています。
ゆえにマニアックになってしまったかも・・・です。
松平健さんがNHK連続テレビ小説「おむすび」に出演中。
上様とは違う頑張っている姿を拝見出来ますので、そういう意味ではタイムリーだったかも
京都では時代劇の撮影に使われた神社仏閣が多いです。
時代劇撮影地シリーズ、まだまだ狙っています!
少し違った神社の見方、楽しんでいただけると幸いです。