こんばんは。
おもち。です![]()
もしがく7話、TVerでリアタイ後、もう一度録画しといたものを見直しました。
コンビ解散と資金繰り
今回のお話のメインは「コンビ解散」。一話から登場していた、売れないお笑い芸人のコントオブキングスです。
ボケとツッコミを入れ替えたことで希望の光が差したと思いきや、ここへ来て大きな転換点が。
なんと、王子はるおが引き抜かれたんです。コンビでテレビのレギュラーコーナーへの出演が決まったと喜ぶ彗星フォルモンですが、実は王子はるおの引き抜きでした。
どこまでもリカ優先の久部さん
「演出助手の助手の助手」として久部を手伝うようになった樹里は、シェイクスピア「冬物語」のセリフを短くしようと苦戦する彼のために、テンペストで久部と待ち合わせし、大胆なシーンカットなどを提案。
敬愛する是尾礼三郎に言われて奮闘するも、登場人物丸ごとカットや名前しか出てこない案など、演劇に詳しくない樹里ならではの提案に苦い顔。
リカのシェイクスピア談義はなかなか興味深いのですが、樹里への高圧的な態度がすごい![]()
実際詳しいし想いはあるんだろうけど・・・樹里に対する嫌悪感がとても伝わってきます。
リカのこの態度は、文学への愛情と久部へのこだわりなんでしょうか![]()
イマイチ彼のことをどう思っているか分からなくて掴みきれませんが、最初は興味なかったくせに久部にべったりな樹里が気に食わないのかな。
久部は久部で、リカが気になってるし理解者のように感じてるから、リカ優先ぽくなってるのが気になるところです。
樹里へのフォローが足りないというか・・・久部の良くないところが出ている回でした。
大金を前に態度が二転三転
結局、案はまとまらず、樹里は帰り、リカは待ち合わせていた男(生田斗真)と店を出て行きます。そして、同じくテンペストにいた王子はるおに声をかけられ、そこで久部は彼が引き抜かれる話を知ります。レギュラーはコンビではなく、はるお一人に来た話なんです![]()
ここでの久部の態度は最悪で、言うことが二転三転。最初は、彗星フォルモンと離れた方がいいと言いながら、テレビの仕事をするなら舞台の方は出られないことが分かると突然引き止め(笑)
元々迷っていたはるおは、久部の言葉に背中を押され、レギュラーの話を断る決心をするのですが、実は前金として150万貰っていることを知るのです。
この金額、「もしがく」を毎週見ていたらピンとくるかもしれません。WS劇場は、毎週120万売り上げないと存続できません。
このお金は劇団存続の資金として、久部は喉から手が出るほど欲しいハズ。そして、その通りでした(笑)
結局、お金欲しさにはるおの劇場卒業をOKし、お金を彗星フォルモンに渡したいというはるおの申し出を蹴って、自分の方から渡しておくと言うのです。
とても怪訝な顔をするはるお、分かります。そして、久部がはるおに疑われていることは、このあとの蓬莱とはるおのやりとりで明確になるんですね。
久部がお金を着服しないか見張っておいて欲しいと言われる蓬莱。やっぱり、信用されてませんでした。
そして案の定、久部は預かったお金を支配人に預けてしまいます。もしも売り上げが苦しい時に使って欲しいと。それ、人のお金だけど![]()
そのやりとりは、蓬莱に知られていました。
「こんなこと いつまで続けるんですか」
険しい表情で言い放った蓬莱のセリフが印象的でした。あの空気は、いつも柔らかな空気感で相手に合わせて発言していた蓬莱とは別物。
彗星フォルモンに意見を否定されても、久部に思うところがあっても、いつもふんわりと笑って受け流していたのに、しませんでした。
ここで初めて、はっきりと「劇団が立ち行かない」というワードが出てきます。敬愛するシェイクスピア俳優・是尾礼三郎を呼び込んでも、客足は伸びず。
アル中の彼は飲むと寝てしまうので、飲まないように見張っても脱走され、酒を飲まれ。それでも演技力を理由に庇い続けた久部も、かなり追い詰められている様子でした。
トニー安藤に見る希望
初日で大失敗し、シェイクスピア俳優・是尾礼三郎を招き入れるも客足は伸びず。いよいよ他人の金にも手を出す始末。クべ劇場、絶体絶命か?というところまで追い詰めたられた久部を救ったのは、トニー安藤でした。
今までも、寡黙で大きな声を出せずに苦戦しながら、大事な場面で覚醒し、起爆剤のような役割を果たしてきたトニー安藤。
いよいよ劇団が立ち行かない現実に打ちのめされていた久部の耳に、トニー安藤の声が飛び込んできます。ステージでは、トニーが一人で舞台の稽古をしていました。
何度も何度も同じセリフを言い直しては台本にメモを書き込む熱心な姿。
久部はそんな彼を見つめながら、
花の女神、で一旦切ると、もっと感情が伝わる
このようなとはどのような!頭で想像してみて!
とアドバイス。言われた通りにトニーがセリフをやり直すと、先程までとは見違えるようによくなるのです。
トニーのよく通る声、けれど繊細な声がとても優しくて、演技初心者ながら素晴らしい役者だなと![]()
そして、ひたむきなトニーの演技を見て、久部が涙を流すのです。このシーン、とても印象的でした。久部は別のシーンで、是尾礼三郎の演技にも涙を流しています。
シェイクスピア俳優と、素人の演技。どちらにも同じように涙を流す久部。それは、トニーの演技にそれだけの力があったということ。
コンビ解散、資金難、代役問題・・・。久部の前には、大好きな舞台を大好きだけでは続けられない現実が突きつけられていました。
そんな時でも、トニーのひたむきに努力する姿は、純粋に演劇の素晴らしさを訴えかけてくるのです。
初回、寡黙で暴力的で恐ろしかったトニーが、ここまでのキーマンになるとは思いませんでした。
今後、彼がどんな成長を遂げてくれるのか楽しみでなりません。
来週はトロ(生田斗真)のせいでリカも劇団もさらなる危機に見舞われそう・・・。久部の野望がどうなっていくのか、夢の行く末が気になる展開です![]()
