久しぶりのマネー記事です![]()
最近、優待株を買い足そうとした際、いざ買うとなった時にNISAと特定口座のどちらで買うのが良いのか悩みました![]()
非課税ならお得そうだし、どうせ長期保有するならNISAで…と最初は思いましたが、最終的に私は特定口座で購入しました![]()
今日はその理由を、数字も交えながら整理しておきたいと思います![]()
優待株をNISAで買うメリットと限界
まず、NISAのメリットは「配当や売却益が非課税になること」。
一見するとお得ですが、よくよく考えると優待目的の株ではこの効果がかなり小さいです![]()
たとえば私が持っているイオン株の場合、年間の配当はおおよそ4,000円ほど。
すると、NISAで非課税になっても、節税効果は年間800円程度。
一方で、イオンの株主優待(キャッシュバック特典)は3%割引で、これはどの口座で持っていても同じ条件で受け取れます![]()
つまり、NISAで購入したからといって優待内容が良くなるわけではなく、お得になるのは配当金の課税分800円のみとなります![]()
NISAを使うデメリットも見逃せない
加えて、NISAで保有すると次のようなデメリットもあります。
NISA枠が埋まってしまう(本来はオルカンなどの成長・配当狙いに使いたい)
後で特定口座へ移管してオルカンの投資へ充てたくなったとき、移管手続きが必要
優待目的の株は「長く持ち続ける」ことが前提なので、年間数百円の節税のために非課税枠を使うのは効率も気持ちもイマイチだなと感じました![]()
私が特定口座を選んだ理由
私はイオン株を100株保有しています。
優待目当てで購入し、これからも売る予定はありません。
唯一売る可能性があるのは、自宅近くの店舗がなくなったときくらい![]()
つまり「ほぼ一生ホールド」のスタンスです![]()
だからこそ、優待株は
特定口座でじっくり保有
NISA枠は値上がりや配当を狙う投資信託等に使う
この切り分けがいちばん合理的だと感じています![]()
NISAは「動かすお金」に、特定口座は「置いておく株」に
NISAは枠に限りがあるので、非課税メリットを最大限活かせる銘柄に使いたいところ![]()
私は今、NISAではeMAXISオールカントリーを毎月積み立てています。
一方、優待株は「生活の一部として保有するもの」。
NISAのように枠や期間を気にせず、特定口座でどっしり構えておくのが性に合っていました![]()
まとめ
優待目的の株は、特定口座でOK
年間数百円の非課税メリットよりも、管理のシンプルさを優先
NISAは「動かす投資」、特定口座は「置いておく投資」と考えると整理しやすい
制度をうまく使い分けて、気持ちよく投資を続けたいですね![]()
