【紹介】7・17三里塚・木の根プール開き
●7・17 三里塚・木の根プール開き
成田空港に囲まれた「木の根」で20年ぶりのプール開き!
日 時: 7月17日(日)10時受付 11時開会
場 所: 成田市木の根 木の根ペンション(成田市木の根296-1)
交 通: 京成電鉄 東成田駅下車徒歩10分
※当日ペンション内には駐車スペースはありません。車での来場は控えてください。
尚、駐車場は「芝山千代田駅」前の駐車場をご利用ください(1日300円)
参加費: 大 人 入場料500円、食事+ソフトドリンク代500円(アルコール別料金)
小・中学生 入場無料 食事+ソフトドリンク代500円
小学生未満 無料
連絡先
続・木の根物語プロジェクト 大森 090-4595-6612
●プログラム
10:00 受付開始
11:00 セレモニー開会
あいさつ 柳川秀夫
各種イベント
17:15 中締め
あいさつ 平野靖識
18:30 映画上映
20:30 終了
●イベントのご案内
ライブ演奏
フラダンス
映画上映
物品販売(祝島、木漏れ日農園、三里塚物産など)
屋台(野菜料理、焼きそば、かき氷、ビヤガーデンなど)
他いろいろ準備中
●続・木の根物語プロジェクトのスタッフから
◇木の根はペンションがあって、プールまである。空港に360度囲まれているこ
んな場所は日本中探してもない。プールの再開は新しい「木の根物語」を創って
いくための第一歩です。
◇ひとりの120%の努力より、100人の1%の努力のほうができることは多いんで
す。木の根ペンションを中心に成田にいろいろな人が集まって、ここからオルタ
ナティブなライフスタイルや社会が実現されることを夢見ています。
◇プール開きという言葉の "開く" は色々な意味で素晴らしいことだと感じてい
ます。
◇プール開きに多くの皆さんの来場をお待ちしています。
【報告】6.26三里塚・東峰現地行動
6.26三里塚・東峰現地行動
成田空港30万回発着を中止せよ! 航空機騒音拡大・環境破壊を許さない! 東峰住民の追い出しをやめろ! 一坪共有地・団結小屋裁判の勝利を! すべての原発を停止せよ! TPPに反対する!
6月26日、三里塚・東峰現地行動が行われた。参加者は50人。
国交省は成田空港の年間発着回数三十万回化に向けて、十月末から夜間の発着制限の緩和方針を決定。午後八時台の便数制限は撤廃し、午後九時台はA滑走路で八便、B滑走路で五便増便する。さらに10月20日からAB滑走路同時並行離陸とする方針を決定した(朝日新聞、6月22日)。これによって、一時間当たりの発着回数が32回から46回に大幅拡大され、年間も昨年3月に22万回に拡大したのを23万5千回に再拡大する。
共同出荷場での集会で発言した東峰の石井紀子さんは「原発列島にした私たちの世代の責任を考えると全ての原発を止めなければならない。
成田空港はガラガラで日本は汚染列島といわれて観光客も来ないのに年間二二万回を二三万五千回にすると、なぜこの時期に発表したのか。三十万回化に向けたアリバイでしかない。一時間に四十六回の発着なんて人間が生活できる環境じゃない。二重三重の暴力。成田空港会社は観光客激減でつぶれてしまえばいい」
加瀬勉さん(大地共有委員会Ⅱ代表)は「今『日本がんばれ』と日本中が善意で沸き立っている。六十数年前もそうだった。原発推進の翼賛体制が作られている。節電は『欲しがりません勝つまでは』にしか見えない。
かつて三里塚反対同盟は全国の反原発戦線と共闘して、原子力船むつを廃船に追い込んだ。三里塚闘争の同志だった故・高木仁三郎は人類と原発は共存できないと告発していた。それらを思い起こして闘っていかないといけない」
大森武徳さん(続・木の根物語プロジェクト)はプール開きについてアピール。
「木の根ペンションに住み、三里塚物産で働いています。生活しながら、三里塚を肌に感じています。
昨年から草取りからプール再開の作業を始めて、皆さんのカンパをいただき、作業も進んできました。木の根ペンション・プールは空港のど真ん中。大資本の空港のど真ん中の木の根で、体で体感しながら生活しています。この間の活動の成果の発表として七月一七日にプール開きを行う。小川源さんの開墾した木の根はどういうところか。今どうなっているのか。残っているんだと見てもらいたい」
前半の集会の後、開拓道路コースをデモ。この日は冬型の風向きで、東峰地区の真上を航空機が絶え間なく飛
び、騒音をまき散らしている。二三万五千回化は騒音拡大による住民追い出し以外の何ものでもないことを実感させるものだった。
開拓道路デモのあと後半の集会で平野靖識さん(三里塚物産)は「らっきょうの放射能検査するのも検査費用は一検体二万四千円。一検体ではすまないし、検査費は誰が出すのか。本当に腹立たしい」
関西の渡辺充春さんは「東峰団結小屋維持会関係の共有者15人にアンケートしたが、回答者九人全員が相続については分からないという答えだった。先日、運動の専従だった共有者がなくなったが、死んだ後に戸籍を全部調べて、共有地を返すのは本当に大変で、生前贈与の方が楽だと改めて解った」と大地共有運動継続のための生前贈与の必要性を述べた。
山崎宏さんは横堀公民館跡が監視塔になったことにふれ、「砦が取られれば、それが敵の拠点になっていくのが階級闘争だ」と9月16日(横堀現闘本部)、22日(柳川秀夫さん持ち分)の一坪共有地判決公判への結集を訴えた。