格差と戦争にNO! -213ページ目

「東峰の森」裁判 東京高裁の棄却決定を弾劾する!

三里塚 「東峰の森」裁判

東京高裁の棄却決定を弾劾する!

612日、東京高裁は東峰部落住民が申し立てていた「東峰の森」破壊差し止め仮処分申請の即時抗告を棄却する不当決定を出した。

「東峰の森」は東峰部落の入会地として農業、生活、環境のために利用されてきた森だ。

成田空港会社は無法な暫定滑走路北伸工事(2500m化)を昨年9月に開始し、今年2月から東峰の森破壊の新誘導路建設工事を進めてきた。

この政府・空港会社による住民叩き出し攻撃に対して、東峰部落は伐採禁止仮処分の裁判を闘ってきた。

今回、東京高裁は千葉地裁の不当決定(123日)に続いて、空港会社の主張を丸のみし東峰部落が入会地として利用してきた歴史的事実を一方的に否定。裁判係争中から一方的に工事を強行してきた政府・空港会社による無法、東峰住民の生存権・環境権破壊を追認した。

「東峰の森」破壊を許さない!暫定滑走路北側延伸・新誘導路建設工事をやめろ!

三里塚・東峰住民に連帯しよう!





写真は空港会社によって囲い込まれた「東峰の森」


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15 毎日新聞

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070615-00000111-mailo-l12

成田空港・滑走路延伸問題:東峰の森仮処分申請で高裁、地権者の申し立て棄却 /千葉

 「東峰の森」、現状変更禁止求め仮処分申請
 成田国際空港・暫定平行滑走路(2180メートル)「北伸」による東側誘導路建設に伴い、成田市東峰地区地権者8人が空港会社に「東峰の森」樹木伐採など現状変更禁止を求めた仮処分申請の抗告で、東京高裁(青柳馨裁判長)が申し立て棄却を決定したことが14日、分かった。
 地権者側は「森が農業用水の水源、防風・防音のほか、堆肥(たいひ)材料・しいたけ栽培など生活になくてはならない」と主張。同社側は「所有権は会社にある」と正当性を示していた。青柳裁判長は「森の歴史的経緯から考えると、地権者らの入会権の成立は認めがたい」と結論づけた。
 同森は約12・3ヘクタール。地権者らが入会地として農作業などで利用してきた。地権者らが仮処分申請を千葉地裁に起こしたが1月に却下され、2月に即時抗告していた。
 地権者側の代理人は「伐採が進んでいるにもかかわらず、決定が遅かった。内容も地裁の決定を踏襲しているようにみえる。今後については地権者らと相談する」と話している。
 同社は2月末、着工。現時点で予定の8割の伐採が終了しているという。地権者側は4月に伐採中止と話し合いを求める声明文を同社に出した。【柳澤一男】

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時事通信

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070614-00000122-jij-soci

6・9辺野古新基地建設に反対する緊急集会




沖縄の海も山もクニのものかッ!!~辺野古新基地建設に反対する緊急集会

 6月9日、「沖縄の海も山もクニのものかッ!!~辺野古新基地建設に反対する緊急集会」がコアいけぶくろで開かれた。主催は沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック。会場は満席で、あふれた人が通路・壇上に座りこみ、集会は進められた。

 9日朝、防衛施設局は20隻以上を動員して辺野古での「事前調査」(現況調査)を再開。文字通りの緊急集会となった。このため、発言を予定していた安次富浩さん(ヘリ基地反対協議会)、平良夏芽さん(平和市民連絡会)は現地を離れられなくなり、出席できなかった。

 集会プログラムは大幅に変更になり、最初に5月7日~19日の阻止行動の映像が上映された。9日昼の行動の写真が映し出された。

 平良さんと安次富さんが電話でメッセージ。海に潜って疲労困憊している状態で電話口に出た平良さんは「見事に襲われた。だが、海に出て作業を止め続ける覚悟だ。まだまだ人が足りない。集まってほしい。反対協の船、ボートがもっと必要」と一層の支援を訴えた。

 安次富さんは「今日、海上保安庁は四隻の巡視船を出してきた。前回カヌー隊の闘いでできなかった観測機器の補修をしようとしてきた。

 5月18日、海上自衛隊のダイバーが機器設置を行った。「ぶんご」派遣は自衛隊が住民運動に初めて銃口・砲門を向けるものだ。これは島袋市長・仲井真知事に対する恫喝でもある。軍隊=自衛隊が沖縄問題で登場した。県民の心を軍隊で圧殺しようとしている。県民の七〇~八〇%は新基地に反対している。私たちは決してくじけない。あきらめない。勝つ。厳しい中から次の反撃へ。糸数さん、山内さんの当選を訴える」

 二人の代わりに沖縄から駆けつけた本永貴子さん(那覇ブロッコリー)が東村高江の反対闘争について報告。「軍・兵隊は命を守ることにならない。私たちがつながることが力強い力になる」

 続いて、集会タイトル「沖縄の海も山もクニのものかッ!!」という発言で、沖縄に基地を押し付ける日本政府を追及した山内徳信さん(基地の県内移設に反対する県民会議共同代表)が発言。「この闘いは絶対に勝てる。島ぐるみ闘争を国民ぐるみ、さらに国際ぐるみにした時に勝てる。問題を国際問題化する。アメリカでジュゴン裁判に取り組んでいる。

 基地容認派は安保・地位協定の現実を知らない。安保も地位協定も人間が作った仕組み。解決できるのは人間。辺野古新基地ができればオスプレイが配備される。原潜、原子力空母がいつでも接岸できるアジア最大の発進攻撃基地となる飛行場が作られる。

 弱いはずの民衆が最後には勝つ」

 各団体からの発言が行われた。上原成信さんは参院選へ山内さんの応援を訴えた。


教育3法を廃案に6・8緊急院内集会

教育3法を廃案に68緊急院内集会




6月8日、教育3法改悪法案を廃案に!68緊急院内集会が衆議院第一議員会館第2会議室で開かれた。旧・教育基本法「改正」反対市民連絡会、子どもと教科書全国ネット21、憲法・1947教育基本法を生かす全国ネットワークなどが呼びかけた。

集会では、小森陽一さん(東京大学教授)、斉藤貴男さん(ジャーナリスト)などが発言。教育3法改悪が改悪教育基本法を具体化し国が教育を統制するシステムをつくりあげるものであることを批判。

安倍政権は今国会での成立をめざして、18日から週(国会最終週の予定)での強行採決をめざしている。教育3法改悪に反対しよう!